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タグ:伊坂幸太郎 ( 3 ) タグの人気記事

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<5段階評価>

あらすじ(Amazonより)--------------------------
この状況で生き抜くか、もしくは、火星にでも行け。希望のない、二択だ。

密告、連行、苛烈な取り調べ。
暴走する公権力、逃げ場のない世界。
しかし、我々はこの社会で生きていくしかない。
孤独なヒーローに希望を託して――。

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この作品の発売を知ったとき、このタイトルのポップさに早いうちに読みたいと期待に胸を膨らませたのだけど、いざ読み始めたら、怒りを感じるほどに暴力的で、精神的に残虐な描写が多くて読み進めるのが辛かった。
その理不尽な暴力は作品の肝であるから、著者は意図してより残虐に描いたのだろうし、私はその思惑にまんまと嵌ったのだと思う。

物語はより良い方向に進むのだと思いたいけど、残酷さの余韻がすごくて読後も全然すっきりしなかった。


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by wakabanokimochi | 2015-08-07 21:36 | 読書 | Trackback | Comments(1)
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★★<5段階評価>

あらすじ説明は難しいなぁ。

感受性が豊かで、他人が発するSOSを敏感にキャッチしてしまう青年と、300億円の損失を出した株誤発注事件を調査する男の話。

文体の違う2つの話が交互に展開していくという趣向。
私は、こういう書き方は集中力が途切れてしまうので苦手で、最初は読みにくくて仕方なかったんだけど、仕掛けが明らかになってからは「なるほど~」と感心してしまった。
ただ、趣向を凝らした作品っていうのは、読んだ時の気分によってすごく面白いと感じたり、逆に鬱陶しいと感じたりするもので、今回は、もうちょっとすんなりした作品が読みたい気分だったかもしれない。



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by wakabanokimochi | 2015-05-25 20:55 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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★★★★<5段階評価>


借金を抱えてにっちもさっちも行かなくなった男が、胡散臭い儲け話に首を突っ込んだのが運の尽き。
事態は想像もしなかった最悪な方向へと転がり、世界を揺るがす陰謀説にまで飛躍する。

阿部和重さんと伊坂幸太郎さんの共著ということで話題になったみたいだけど、そんな話題性なんか抜きにしてもすごく面白い。
次から次へと事件が起き、それがおおごとになっていく。
そんな状況も登場人物たちが抱える問題も深刻なのに、彼らの掛け合いが時々ユーモラスだから重くなりすぎない。
そのバランスが味わい深い。
とても映像向きの作品だから、映画化が決まるのも時間の問題じゃないかしら。



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by wakabanokimochi | 2015-02-18 22:03 | 読書 | Trackback | Comments(0)