ワカバノキモチ 朝暮日記 asakure.exblog.jp

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by wakabanokimochi
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1日目 <牧ノ戸登山口~扇ヶ鼻分岐~星生山~久住分かれ~北千里浜~すがもり峠~三俣山~坊がツル~法華院温泉横のテン場>
2日目 <法華院温泉横のテン場~鉾立峠~立中山~鉾立峠~坊がツル~雨ヶ池~長者原>


5・6日、坊がツルでテント泊をしてきました。
今月行く宮之浦岳登山に向けての最後のトレーニングです。

歩いた距離や時間はいつもと変わらないくらいだったんだけど、三俣山から坊がツルに下る道が過酷すぎて本気で泣く寸前になりました。
大げさにではなく、命の危険を感じるほどの難ルート。
「山と高原地図 阿蘇・九重 2013年版」では点線で表記されているルートなんですが、私のような初心者には絶対お勧めできない道です。
下り着いてから一歩も歩きたくないというほどバテたのはこれが初めてでした。
山で「バテる」ということがどうことか身に染みてわかりました。
そして、気軽な気持ちで難ルートに挑んじゃいけないということも。
そういう意味では勉強になったし、またレベルアップしたと思います。


1日目。
朝7時に長者原の駐車場で百さんと合流。
車1台に乗り換えて牧ノ戸登山口まで行きます。

7:26、牧ノ戸から登山開始。
テン泊装備12キロのザックの重さにも慣れつつあります。
最初のコンクリ道は多少はしんどいものの難なくクリア。

朝露に濡れたクモの巣がキレイ。
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タンナサワフタギが咲いています。
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線香花火みたいでカワイイ♪

扇ヶ鼻の分岐から星生山に取り付きます。
このルートを行くのは初めてでしたが、怖い所もなく比較的登りやすい道でした。

9:26(2時間経過)、星生山に到着。
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あいにくのガスで何も見えません。
ここから久住分かれまでの道が私は怖いので、このくらいガスってくれている方がありがたい(笑)。

山頂標の先の岩場を、心臓をバクバクさせながら越えます。
無事に越えたらしばらく尾根歩きになって、星生崎手前の岩場に到着。
毎回この岩場も怖いんだけど、こっちから行くと怖くないルートがありました。
四角い窓みたいな岩をくぐるルート。
いつも私はこれをくぐらずに、岩の上を行ってたから怖かったんだ。

久住分かれから北千里浜に下り、さらにすがもり峠に登ります。

すがもり峠の休憩場所で軽い昼食を取って、いよいよ三俣山へ。
三俣山は初めてなのでワクワク♪
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見たとおり、直登に近くてかなりしんどい。
時々ガスが晴れると視界がよ過ぎて高度感がすごい。
ちょっと「うひょー」ってなる(笑)。

12:42(5時間16分経過)、三俣山・西峰に到着。
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ここから南峰に向かいます。

三俣山はラクダのコブみたいにピークがボコボコになった山。
(4月撮影の三俣山)
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上の写真では、一番手前のボコが西峰、真ん中ボコの右ボコが南峰かな。

あとから来る大さんと15時に法華院で待ち合わせなので、すがもりまで下りるならそろそろ戻らなきゃいけないんだけど、南峰から坊がツルに直接下りるルートがあるのでそこを行ってみようということになりました。

西峰から一旦南側に下り、また南峰に向かって登ります。
アップダウンがさりげなくしんどい。
ガスが出ると三俣山はわかりにくいって聞くけど、確かに、なんだか方向感覚がおかしくなる。
地図がないと怖いかも。

13:26(6時間経過)、南峰に到着。
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トレランみたいな格好のパーティと一緒になりました。
その中の若いお姉さんはここから坊がツルに直接下ったことがあるらしく、行けない道じゃないですよと言うので安心して下ることにします。
下り始めのところに「1時間10分」の看板もある。
15時に法華院温泉は余裕そうだ。
と思ったのが大きな間違い。
かなりの難ルートでした。

下り始めて15分もすると勾配が急になり、普通だったらロープか鎖があってもおかしくないような2メートル近い段差などが出てきます。
黒土のスロープのようになった道は濡れていて滑るし、滑り始めたら3・4メートルは平気で滑落しそう。
周りに生えている木の枝や根っこを手がかりに、今までにないくらい慎重に下ります。
それでも滑ってしりもちをついてお尻はドロドロ。
レインウエアのズボンだけを履いていたので、どうしても怖いところはお尻をつきながら、あえてお尻で滑りながら下ります。
浮石も多いし、手がかりの木の枝が頼りなかったり、ちょっとした油断で大ケガしそう。
待ち合わせの時間は気になるけど集中力が切れないように歩きます。
百さんも、「慎重にね」「「気を抜かないようにね」と声を掛けてくれます。
時々視界が開けると法華院温泉の屋根が見えるのに、歩いても歩いてもなかなか距離が縮まらない。
歩いても歩いてもたどり着かない。
心が折れそうになるけど、折れたら本当に歩けなくなるので、「もうちょい、もうちょい」と自分に言い聞かせて歩きます。
そして、15:30頃(約8時間経過)、やっと坊がツルの林道まで下りて来られました。
ああ~、着いた…。
本気で死ぬかと思った…。

安心した途端、体が鉛のように重い。
無事に下りることに集中していたせいで忘れていたザックの重さが、急に両肩にのしかかる。
枝や根っこを手がかりに下りるということは、体重+ザックの重さを両腕で支えていたということで、そんな歩き方を2時間近くしていたせいで腕と背中が痛い。
もう一歩も歩きたくない。
歩きたくないけど、歩かなきゃ法華院温泉に着かない。
こんなに疲れたのは初めて。
重い体を引きずるようにして、やっとの思いで山荘に到着しました。

談話室でしばし放心。
大さんの姿はなく心配したけど、大さんも軽くトラブったらしくて少し遅れて到着しました。
百さんと私は疲れ果てて坊がツルのテント場までも歩きたくないので、法華院温泉横のテン場にテントを張ることにしました。

そのあとは、温泉に入って夕ごはん。
百さんが焼いてくれた、ガーリック風味のチキン。
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うんま~い♪


2日目。
外のざわめきで目が覚めたのが4:40。
テントに雨粒が落ちる音が。
予報通りの雨。
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私は軽い筋肉痛。
大船山に行く予定だったけど、昨日の疲れを引きずっているのでどうも無理そう。
鉾立峠から立中山に行くことにします。

7:40頃、法華院温泉を出発。
整備されたきれいな登山道です。
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そこを抜けると赤茶けた、ピンクのような紫に近いような岩がゴツゴツしはじめます。
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8:19(約40分経過)、鉾立峠に到着。
鉾立峠から見た白口岳。
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鉾立峠から見た三俣山。
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ここをまっすぐ行くと朽網分れ、立中山は左に分岐です。

8:42(約1時間経過)、立中山に到着。
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後ろに見えるのは大船山と平治岳。

白口岳、中岳、天狗ヶ城。
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坊がツル。
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阿蘇五岳。
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全方位山に囲まれて、山にいだかれている感じがたまらなくいい。
包まれている感じが心地いい。
この山、なんだか好きだぞ。

大船山に流れてきたガスが雲になっていく。
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次は、坊がツルテン泊からの立中山朝駆けに来よう♪

法華院温泉で小休止をして、雨ヶ池から長者原に下ります。
雨ヶ池は池になっていました。
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イブキトラノオ。
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シモツケ。
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じっとして見つかっていないつもりのカエルくん。
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12:40頃(約5時間経過)、長者原に到着。

いや~、疲れた!
体に疲労が溜まっているのを感じる。
足や背中が痛い。
それでも、山行が終わるとやっぱり寂しい(笑)。
辛くて苦しいことの連続だけど、トータルするとやっぱり楽しい。
次は屋久島だ!(≧∇≦)
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by wakabanokimochi | 2014-07-07 22:50 | 登山 | Trackback | Comments(0)
1日目 <男池~ソババッケ~平治岳~坊ガツル>
2日目 <坊ガツル~すがもり越え~長者原>

7月に屋久島に行くことが決定しました!
宮之浦岳登山です♪
いつかは行ってみたいと思っていた屋久島。
山友達になった百さんと大さんが行くというので便乗させてもらうことにしたのです。

宮之浦登山は1泊2日の山行。
小屋に泊まるか、小屋が満員の場合はテント泊になります。
当然、背負う荷物も多くなる。
しかも1日目は10時間は歩かなきゃいけない。
なので、訓練を兼ねて坊ガツルでテント泊をしたわけです。

【1日目】
朝7:00ちょっと前に長者原ビジターセンターで百さん・大さんと合流。
が、すでに駐車場は満車。
ミヤマキリシマのシーズンなので登山者が多いようです。
ちょっと離れたところにある駐車場に車を1台停めて、もう1台で男池に向かいます。

男池の駐車場もほぼ満車だったけど、どうにか停めることができました。

7:35、男池を出発。
ソババッケから平治岳に登るコースは初めてなのでワクワクです。
にしても、ザックが重い!
量ったら11キロを超えていました。
肩に食い込む…。
荷物が重いと足が上がりません。

ただ、早朝の森歩きは気持ちがいい。
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「ツライ」と「楽しい」が混在する不思議な心境です(笑)。

白い花がたくさん咲いていました。
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これから群生する勢いでした。
帰って調べたら、バイケイソウという花でした。

ソババッケから先の道は、急登というほどではないけどそこそこの傾度。
ソババッケまでの道に似た、石と木の根がゴツゴツとした登山道です。

9:47(2時間12分経過)、大戸越に到着。
早っ!
長者原から雨ヶ池超えで来たら3時間近くかかるところが、男池側からだと2時間ちょいしかかからない。
道もそれほど険しいわけではないし、時間短縮したいときにはいいルートです。

ミヤマキリシマが満開です。
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ピンク色が広がってそれはそれはキレイ。('-'*)
先週の山開きのときはちょっと早かったそうなので、この日が絶好のタイミングだったみたいです。
その分、人も多かった。
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登山道は渋滞です。
おかげでじっくり花が見られたし写真も撮れました。
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10:38(3時間3分経過)、平治岳の南側のピークに到着。
普段なら30分で登るところを、渋滞で1時間近くかかりました。

南側ピークから見た平治岳山頂。
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少しガスが出てきたけど上もピンクの絨毯だ。

私たちは山頂には向かわずに坊ガツルに下ることにしました。
昨日の雨のせいで道はドロドロ、ビチャビチャです。

12:13(4時間38分経過)、坊ガツルまで下ってきました。
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もうすでに色とりどりのテントが張られています。
テントとピンク色の平治岳。
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私たちもテントを張ります。
ジャジャーン!
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これが私のテント♪
百さんに張り方を教わりながらほぼ自力で設営。
百さんがちょっと手直ししてくれたけど。

1畳よりちょっと広いくらいの私の城です。(≧∇≦)
散らかってるけど中も見ます(笑)?
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狭い所が大好きな私にはたまらない快適空間。
基地みたいで楽しいったらありゃしない(笑)。

百さんと大さんがご飯を炊いてくれている間に、私は法華院山荘にビールの買い出しに行ってきます。
百さんたちの知り合いの山グッズ屋さんが催しているカレーイベントのカレーをお裾分けしていただくのです。

買い出しから戻るとご飯ができていました。
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カレーがあまり残っていなくて、1.5人分くらいの量のルーを3人で分けることになったのでこんな感じ(笑)。
だけど、山で食べたら何でもうまい!
真っ昼間からビールを飲みながら、至福の時です。
あー!楽しい!

ほろ酔いでまったりしていたら眠くなるので、法華院山荘の温泉に行きます。
環境保護のために石鹸やシャンプーは使えないけど、汗を流して疲れた足や肩をほぐせるなんて、なんて素晴らしいテント場なんでしょう。
極楽、極楽。

そうこうしていると雨が降り出しました。
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夕食はこの法華院の談話室で食べることにします。
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大さんが作ってくれたタコス、うまし!
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ご飯を食べながら、男性陣は酒を飲みながら、屋久島山行の打ち合わせと、なんかいろんな話をして過ごしました。

周りも、なんだか美味しそうなものを作って食べていました。
肉や野菜を焼いて酒を酌み交わす人たち。
10人くらいの団体で鍋をつつく人たち。
そして、そこにいる人たちが全員楽しそうで幸せそうで、そんな時間が過ごせている自分もすごく幸せだなぁと噛みしめたり。

夜9:00頃にはテントに戻ってそのまま爆睡。
私はいつでもどこでも眠れる、テント泊向きの人間ですから(笑)。


【2日目】
眩しさと人の話し声で起床。
時計を見たら5:30頃でした。
目覚ましなんかなくても、自然の中だと日の出に合わせて目が覚めるのね。

朝霧の坊ガツル。
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ひんやりと澄んだ空気と朝霧に煙る山々。
それぞれが今日の計画に向けて準備をしているざわめき。
独特の雰囲気が心地いい。

最初の予定では、2日目は三俣山に行ってすがもり越えで長者原に帰るはずだったんだけど、三俣山に登るのはまた今度にしようということになり、のんびり朝ごはんを食べて、のんびりテントを撤収します。

7:55、下山開始です。
坊ガツルから登山道に出る木道のところに黄色い花がたくさん咲いていました。
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ザックは相変わらず重いなぁ。
食料の分は荷物が減ったけど1キロは食べてないもんなぁ(笑)。
それでも、この重さに体が慣れてきました。
ツライけど、テン泊のザックはこんなもんかって思える心持ちになってきた。
慣れってスゴイ。
とはいえ、法華院山荘の裏の上り坂はやっぱりきつい!
上がる息を整え整え登ります。

振り返ると坊ガツルがあんなに遠い。
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横を見ると岩がゴツゴツ。
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8:44(1時間49分経過)、北千里浜に着きました。
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正面では硫黄山が噴煙を上げていて、砂と岩に覆われているこの場所は、いつみてもよその星に来たよう。

前にある岩ゴツゴツの山を見て惚れ惚れしている百さん。
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ここから久住山に寄り道しようかという話も出たけど、最初の計画通りに三俣山に行こうということになりました。
歩き始めて2時間くらいって、ほどよい疲れと楽しさでいくらでも歩けそうな気になってくる(笑)。

9:05(2時間10分経過)、すがもり峠に到着。
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「ここを登るのかぁ」と嬉しいような嬉しくないような気分になっている私(笑)。
お菓子を食べたり写真を撮ったりしていたら、急にガスが出てきて雨が降りそうな感じになってきた。

こりゃ、無理しない方がいいなぁ、下るか、だって(笑)。
もう、歩きたいんだか歩きたくないんだか(笑)。
半々なんだよねぇ。
登ると楽しい、気持ちいい、でもしんどい。
相反する気持ちが入り乱れる(笑)。

すがもりから下っているとどんどんガスが濃くなっていきます。
登らなくて正解だったかもね。
また今度にとっておこう。

一旦、林道に出て、また登山道に入ります。
ここが黒土で、しかも雨でドロドロ・ズルズル、かなり歩きづらい。
今回の山行で一番の難所かもって思えるほどの悪路です。
何度も転びそうになりながら、
11:09(3時間14分経過)、長者原ビジターセンターに戻ってきました。

あーあ、終わっちゃったぁ。
疲れるほどは歩いてないけどお腹は空いた!
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とり天定食で打ち上げ。(*´∀`)

初めてのテン泊はいろいろ勉強になりました。
持っていると便利なもの、パッキングの仕方、テントの設営と撤収の要領。
山メシをもっと研究するともっと楽しいね。
そこでやっぱり気になるのはザックの大きさ。
40リットルのザックでテン泊は、出来なくはないけどギリギリでした。
60リットル以上のザックが欲しいなぁ。

テント泊、ハマリそうです。(≧∇≦)
次の休みはいつだっけ(笑)?( 艸`*)
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by wakabanokimochi | 2014-06-09 13:35 | 登山 | Trackback | Comments(0)