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【★★★(個人的好みを5段階で)】


リアルと虚構の間をゆらゆらとたゆたっているような、現実的でいて夢のような、そんな感覚になった作品でした。
実体のないものに価値が生まれる仮想通貨がテーマの作品だから、そう感じて当たり前なのかしら。

見渡す限り一面の砂漠に立つバベルの塔がずーっと頭の隅に浮かんでいました。
そして最後は、ぼすっとその砂漠に放り出されたような唐突さと心許なさに、ぽつんとした気持ちになりました。

面白くないわけじゃないんだけど、好きかと聞かれるとちょっと悩む感じ、かな。



作品紹介(Amazonより)--------------------------
それでも君はまだ、人間でい続けることができるのか。
あらゆるものが情報化する不穏な社会をどう生きるか。
新時代の仮想通貨(ビットコイン)小説!
第160回芥川賞受賞!
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【これまでの読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
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by wakabanokimochi | 2019-07-31 00:31 | 読書 | Trackback | Comments(0)

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【★★(個人的好みを5段階で)】


著者の実体験というような雰囲気の作品で、それが本当にそうなのかフィクションなのかはわかりませんが、『怪談小説家の身近で起きた不可思議な出来事』というのが設定としてはあまりにも出来すぎているなぁと感じてしまって、私はあまり入り込めませんでした。
ネット上にいくつもある怪談まとめサイトや、怖い話系のYoutubeを見ているようなカジュアルな気分になってしまいました。
「怖い」と思う前に「よく構成された話だなぁ」と感心してしまった、という感じです。
面白くないわけじゃないです。



作品紹介(Amazonより)--------------------------
恐怖は全て、日常にひそむ。
自殺する者は何を語るのか。
怪女「黄雨女」とは一体―。
怪談六篇と、ある編集者の顛末。
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by wakabanokimochi | 2019-07-31 00:28 | 読書 | Trackback | Comments(0)

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【★★★(個人的好みを5段階で)】


最近の誉田さんのサイコパスぶりからすると(褒め言葉)、ずいぶん良識的な作品です。

いくつもの事件の影に見え隠れするシズカという女の冷徹ぶりは気味悪いですが、まだどこか人間臭い。
最近の誉田さんが描くヤバイやつは人の形をした悪魔ですが、シズカはまだ人間です。
だからこそ物悲しいのかも。



作品紹介(Amazonより)--------------------------
5つの殺人事件。
果たして刑事は真実を見たのか?
果たして女は幸せだったのか?
今、注目を浴びる著者の連作警察小説。
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by wakabanokimochi | 2019-07-28 01:31 | 読書 | Trackback | Comments(0)

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【★★★★(個人的好みを5段階で)】


宮部さんのかなり初期の作品みたいです。
だけどもう『宮部みゆき』が完成されていて、最近の作品と言われてもわからないほど出来上がっています。
宮部さんって本当に天才なんですね。

これは、短編集なんですがひとつひとつが濃厚で、物語がすぐに完結してしまう短編小説はあまり好きではない私でも楽しく読むことができました。
特に、表題の『我らが隣人の犯罪』は秀逸です。



作品紹介(Amazonより)--------------------------
僕は三田村誠。中学1年。
父と母そして妹の智子の4人家族だ。
僕たちは念願のタウンハウスに引越したのだが、隣家の女性が室内で飼っているスピッツ・ミリーの鳴き声に終日悩まされることになった。
僕と智子は、家によく遊びに来る毅彦おじさんと組み、ミリーを“誘拐”したのだが…。
表題作以下5篇収録。
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by wakabanokimochi | 2019-07-28 01:28 | 読書 | Trackback | Comments(0)

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【★★(個人的好みを5段階で)】


身近な人間、たとえば、友達、恋人、好きな人。
そんな相手との価値観の近さを感じて嬉しくなったり、逆に違いを感じてもやもやしたり。
人間関係は“ままならない”。
その“ままならなさ”とどう折り合いをつけていくのか。
折り合いなどつけずに離れるのか。
そんなことを考えた作品でした。



作品紹介(Amazonより)--------------------------
友人の結婚式で出会った彼女は、他の場所では全く違うプロフィールを名乗っていた―「レンタル世界」。

高校時代から発明家として脚光を浴びてきた薫。
しかし、薫をずっと近くで見ていた雪子は、彼女があまりに効率を重んじることに疑問を感じる―「ままならないから私とあなた」
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by wakabanokimochi | 2019-07-28 01:25 | 読書 | Trackback | Comments(0)

アリーナの後方席だったせいで肉眼ではステージの様子はほとんど見えませんでしたが、ステージ上に大型モニターが設置されていたので細かい表情は見られました♪

去年の武道館のときだったか、MCで吉井さんが「復活してから過去の曲をメインにやってきたけど、今までと同じことしてても成長がないので、次回のライブからは新生イエローモンキーになります(大意)」みたいなことを言っていました。
吉井さんの言う新生イエローモンキーを見るのが楽しみな反面、すごく落ち着いた感じになったり大人なムードになったりするのは少し寂しいなと思っていました。

勝手なそんな心配、一切不要でした。
むっっっちゃくちゃ、カッコよかったです!
過去曲は相変わらず異様に盛り上がるし、新しいアルバムに収録されている新曲たちがライブだとさらにさらにカッコよかった♪

吉井さんの髪の長さとか、ヒーセのキュートさとか、アニーの弟感とか、エマの優しさとか、吉井さんとエマの絡みとかに胸がぎゅんぎゅんなりました。
メンバーがみんなきゃっきゃと楽しそうで、こっちまで嬉しくなります。

日曜日の公演だから開始が早かったので当然終わるのも早いわけだけど、吉井さんは「まだ時間早いよね。(体力的にも)もう一回、夜の部やれるわ。やる?(笑)」って言ってて、本当にライブが楽しくて楽しくて仕方ないって感じでした。
本当に、この時間が永遠に続けばいいのにって思いましたよ、私も。

「次のアルバムができたらまた福岡に来ます」と言っていました。
「3年後か5年後か8年後か……(笑)」って。
時間の流れが恨めしくて恨めしくて仕方ない私からしてみたら笑えない発言で、逆に、ちょっとぞっとしてしまいました。
そのくらいのペースだと、私たちはイエローモンキーのステージをあと何回見ることができるんだろう、一回一回のステージがものすごく貴重じゃないかって、少し怖くなりました。
だけど吉井さんが「慌てすぎず、でものんびりもしすぎず、イエローモンキーをやっていきます。何度も言うけど、もう解散はしないから」と言うのなら、私は、モンキー愛を熾火のように静かに燃やしながら待ちます。

【一度は消えてなくなってしまったイエローモンキーが今、また存在している】

いまだに、日常のふとした瞬間に、その事実を思い出して胸がぐーっと熱くなります。
毎回、ライブのたびに「もう解散はしない」と言ってくれる吉井さんの温かさを噛み締めながら、イエローモンキーをただただ好きで居続けます。



<セットリスト>

01.天道虫
02.ALRIGHT
03.Love Communication
04.Love Homme
05.楽園
06.Love Sauce
07.Stars
08.パール
09.Changes Far Away
10.SO YOUNG
11.Balloon Balloon
12.追憶のマーメイド
13.Titta Titta
14.LOVE LOVE SHOW
15.SUCK OF LIFE
16.I don't know

--アンコール--

17.Horizon
18.バラ色の日々
19.悲しきASIAN BOY
20.この恋のかけら


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by wakabanokimochi | 2019-07-17 00:08 | THE YELLOW MONKEY | Trackback | Comments(0)



【★(個人的好みを5段階で)】


原作は読んでいないので映画のみの感想ですが、終盤の展開が私は好みではなかったです。

悪意に満ち溢れたこの世界で、悪意なんてものははなから持ち合わせていない優しさの塊のような町田くんは、関わった人たちを優しい気持ちに変えていく。
コテコテにベタな、こういうどこかおとぎ話のような物語は私は嫌いではありません。
現実から逃避するにはうってつけだし、少し救われる気分にもなります。
「悪意に満ちたこんな世界だけど、町田くんの存在で浄化されるなぁ」って。
なのに、終盤の展開があんなに非現実的だったので、町田くんの優しさも非現実的だと言われているようで、なんだか勝手にガッカリしてしまいました。
「そんな夢のような世界が現実にあるわけないだろ」と突き放されたような気分です。

もしかしたらそういうメッセージが込められた作品だったのでしょうか。

「町田くんのような悪意を1ミリも持っていない純真無垢な人間はファンタジーの世界にしかいない。この世は悪意で満ちている」


【◆作品データ → 映画.COM


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by wakabanokimochi | 2019-07-11 22:47 | 映画 | Trackback | Comments(0)