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【★★★★(個人的好みを5段階で)】


“アイデンティティ”とか“ルーツ”とかいうことには昔からものすごく興味があるので、この作品は私の琴線をびんびん刺激してくれました。

どんな親の元に生まれたのか。
どこの地域に生まれたのか。
民族、人種、性別――。
これらのカテゴリーが個人の性格や境遇、しいては人生までも決定づけることを不条理だと思ってしまうことがあるのだけど、別に不条理でもなんでもなくて、それごく当たり前のことなのだろうか。
と思ったり。

そういうことを、またいろいろと考えることができる面白い作品でした。
サスペンス作品としても読み応えありました。



作品紹介(Amazonより)--------------------------
愛したはずの夫は、まったくの別人であった。
「マチネの終わりに」から2年。
平野啓一郎の新たなる代表作!

弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。
長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。
ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。
悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。

人はなぜ人を愛するのか。
幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。
「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。
人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。
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by wakabanokimochi | 2019-04-23 10:49 | 読書 | Trackback | Comments(0)

春!

先週、天ヶ瀬町の滝を見てきました。
桜滝。
予想に反して、思っていた以上に立派な滝。
落差25メートル。
荘厳。
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日田市内の八重桜。
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うちの紅葉に花が咲きました。
小さくてかわいい♪
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うちの職場の裏にいる柴犬のハチ。
めっちゃかわいい!
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by wakabanokimochi | 2019-04-18 00:19 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

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【★★★★(個人的好みを5段階で)】


前作の『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』といい、この人の書くエッセイは、えぐるほど心に突き刺さるので苦しいけど、ものすごく好きです。
若林くんの、偏屈さとか理屈っぽさとか人を見下しながら自分を見下すひねくれ加減とか、共感する反面、自分のことを顧みて自己嫌悪にも陥りそうになります。
まるで、自分の駄目で嫌な部分を指摘されているよう。

テレビで見る若林くんからは想像できない激しい部分を持った人だということがわかって、この人をさらに好きになりました。



作品紹介(Amazonより)--------------------------
オードリー若林、待望の新エッセイ集!
『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』から3年。
雑誌「ダ・ヴィンチ」での連載に、大幅に書き下ろしエッセイを加えた、「自分探し」完結編!

ゴルフに興じるおっさんなどクソだと決めつけていた。
恥ずかしくてスタバで「グランデ」が頼めない。
そんな自意識に振り回されて「生きてて全然楽しめない地獄」にいた若林だが、四十を手前にして変化が訪れる――。

ゴルフが楽しくなり、気の合う異性と出会い、あまり悩まなくなる。
だがそれは、モチベーションの低下にもつながっていて……

「おじさん」になった若林が、自分と、社会と向き合い、辿り着いた先は。

キューバへの旅行エッセイ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』では第三回斎藤茂太賞を受賞。
「生き辛い」と感じている全ての人に送ります。
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by wakabanokimochi | 2019-04-06 22:43 | 読書 | Trackback | Comments(0)

桜が満開です♪

桜を見てきました。
満開です。
たわわに咲いていて、モッサモサのモッフモフです。

あと、神社にも。

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by wakabanokimochi | 2019-04-03 00:07 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(0)

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【★★(個人的好みを5段階で)】


三島由紀夫の作品を読むのはこれが初めて。
近代文学はもともと苦手で、太宰治とか芥川龍之介とか好きな作品もあるけど、読みにくいと感じるものの方が多いので普段はあまり手が出ません。
今回は、三島由紀夫の戯曲『熱帯樹』の舞台を見に行く遠征のお供に読んでみました。

やっぱり読みにくい。
たぶん近代文学の中でも難解な部類に入る作家ですよね?
覚悟はできていたので集中して噛み砕くように読んでみたのですが、自分の中にガツンとは入ってきませんでした。
ひとえに、私の読解力の低さと想像力の足りなさのせいです。
近代文学の作品をもっとすーっと読めるようになりたいけど、どうすればいいんでしょ?

この作品全体に滲む、背徳感と陰鬱さとエロスの気配はすごく好きでした。
映像で観たいです。
松坂桃李くんとかで。



作品紹介(Amazonより)--------------------------
「私は無益で精巧な一個の逆説だ。
この小説はその生理学的証明である」と作者・三島由紀夫は言っている。
女性に対して不能であることを発見した青年は、幼年時代からの自分の姿を丹念に追求し、“否定に呪われたナルシシズム"を読者の前にさらけだす。
三島由紀夫の文学的出発をなすばかりでなく、その後の生涯と、作家活動のすべてを予見し包含した、戦後日本文学の代表的名作。
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by wakabanokimochi | 2019-04-01 20:23 | 読書 | Trackback | Comments(0)