人気ブログランキング |

【映画】 斬、(ざん)




★★★<個人的好き嫌いを5段階で表示>


“なぜ人は人を斬るのか”の答えは正直わからなかったのですが、生と死の生々しさと、極限を生きる人が放つ強烈な色気みたいなものがスクリーンからほとばしっていて、この作品が鑑賞三本目だったこともあって久しぶりに映画酔いしてしまいました。
カメラがけっこう揺れたせいもあるとは思うんですが、画面の中の人たちのヒリヒリした気配にあてられた感じです。

それにしても、池松くんの色気は凄まじいです。
殺陣の姿も凛としていてかっこいい。
時代劇がものすごく似合います。
幼女のような無邪気さと年増女の色香が混在しているような蒼井優ちゃんも美しかったです。

体力があるときにもう一回観たいです。


◆作品データ → 映画.COM


a0220528_00134285.jpg
a0220528_01030907.png

by wakabanokimochi | 2018-11-30 00:15 | 映画 | Trackback | Comments(0)

【映画】 ギャングース



★★★<個人的好き嫌いを5段階で表示>


漫画の実写化ですが、裏社会・貧困問題を取材したルポライター・鈴木大介さんのノンフィクション書籍『家のない少年たち』が原案になっている作品です。
林遣都くん目当てで観たのですが、なかなかヘビーでした。

ここに出てくるほぼ全員が、貧困、親からの虐待、ネグレクトなど、大人からの愛情もまともな教育も受けられずに育った人たちです。
それゆえに、犯罪に走り、少年院に入り、表の世界では忌み嫌われて裏の世界に堕ちていく。
まともな親のもとに生まれて来られなかったせいで、底辺の底の底で生きることを余儀なくされる少年たちの憤りと、彼らを取り巻く理不尽が見ていて辛いです。
要領よく立ち振る舞うことができればもう少しマシなのに、無知で鈍臭くてどこか人が良いせいで全然這い上がれないのが、見ている方はイライラするし、だけど憎めなくもあるし。
私が出会ってないだけで、同じような身の上の人がたくさんいて、同じような理不尽が確実にあるのだと思うとやりきれない気持ちになります。
ただ、劇中でサラリーマンの男が「子供時代が悲惨な奴がみんな犯罪者になるわけじゃない。それを言い訳に悪いことをする奴は、結局は甘えてるんだ(大意)」という趣旨のことを言うのですが、サラリーマンの気持ちもわかってしまう私は結局、世の中の汚い部分はきちんと見えてないということなのでしょうね。

ストーリーではなく演出の部分で少しだけ気になったのが、ラストの通行人が道を行き交うシーンです。
通行人のエキストラ感がものすごくて、あのシーンだけ取ってつけたように感じたのはああいう演出だったのでしょうかね?
映画であんなにあからさまにエキストラ感が滲むのって珍しい気がしました。
テレビドラマでは時々感じますけど。

そういえば、ひとつ前のクールのドラマ『dele』(山田孝之さん・菅田将暉さん出演)は細部に拘って作られていたドラマでしたが、エキストラさんの演技がめちゃくちゃナチュラルで驚いたのを思い出しました。


◆作品データ → 映画.COM


a0220528_00001671.jpg

a0220528_01030907.png

by wakabanokimochi | 2018-11-29 00:08 | 映画 | Trackback | Comments(0)




★★★<個人的好き嫌いを5段階で表示>


自宅から映画館が遠いので、映画に行ったらハシゴをすることが多いのですが、この日は欲張って三本も見たのでさすがに頭が痛くなりました(笑)。
私は映画や読書など物語に入り込むと登場人物(大抵は主人公)に深く感情移入して、その人と同じくらい感情が動くのでものすごく疲れます。
その人が、怖かったり苦しかったり悲しかったりしたらなおさらです。
今回ハシゴした三本は人間の悪意や暴力性が全体を覆っているような作品ばかりだったので、久しぶりに映画酔いしてしまいました。

この作品は、三本の中では一番、エンターテイメント性の高い悪意の物語でした。
スマホを落としたことで主人公たちが悪意や恐怖に巻き込まれていくという展開は、今はそれほど目新しくもないし意表を突かれるようなこともほとんどなかったです。
だけど、エンターテイメント性と恐怖の塩梅がちょうどいい作品だったなと思います。
誰もが同じ目に遭うかもしれないという日常に潜む恐怖は身近に感じられる分怖いさも強いけど、サイコパスみたいな人物に自分が出会うはずがないと思っているからどこか他人事にも感じられて、だからお化け屋敷に入るような感覚で“自分とはあまり関係ない非日常”として物語を見ることができる、そういう作品だったと感じました。
犯人っぽいと思わせる人物が何人か出てくるんですが、それぞれが絶妙に気味悪くて良かったです。

◆作品データ → 映画.COM


a0220528_00401310.jpg

a0220528_01030907.png

by wakabanokimochi | 2018-11-28 00:46 | 映画 | Trackback | Comments(0)

a0220528_22063867.png

★★★<個人的好き嫌いを5段階で表示>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
長野・群馬県境で、自衛隊の運搬車が襲撃を受け、核燃料が強奪された。
同時刻、岐阜県の飛騨山中で、大学教授らの乗った車が土石流に流された。
生き残ったのは八神准教授、ただ一人。
その後、八神は見えない敵からつけ狙われる。
一方、自衛隊の運用支援・情報部の溝口は、襲撃犯の洗い出しを厳命される。
襲撃犯は誰か?その目的は?
そして、「T」とはなにか?
恋人、家族、仲間、国のために、男たちは真実を追い求めて戦う。
-----------------------------------------------


敵は誰なのか? 誰を信じればいいのか?
手に汗握る緊迫の展開に最後までハラハラ・ドキドキ、一気に読みました。
北朝鮮事情とか、たいして詳しいわけではないからどのくらいリアリティがあるのかはわからないけど、私にはとても面白かったです。
登場人物がわりと死ぬのはちょっと嫌でした(だって悲しいから)。
死なない展開だともっと好きです。


<過去の読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
a0220528_01030907.png

by wakabanokimochi | 2018-11-23 22:09 | 読書 | Trackback | Comments(0)

【読書】 GO / 金城 一紀

a0220528_22195027.png

★★★★<個人的好き嫌いを5段階で表示>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
既視感ゼロ!
疾走する新《在日》恋愛小説
「もし俺が朝鮮人の魂なんてものを持ってたとしたら、そんなもんいくらでも売ってやる。おまえら買うか?」
《在日》。
日本人名。
小説現代新人賞作家鮮烈デビュー
-----------------------------------------------


とてもセンシティブで重くなりがちな題材なのに、少し冗談めかした文章と軽やかなテンポのおかげで、爽やかな青春グラフィティのような雰囲気を醸し出しています。
ポップで面白く、爽やかな雰囲気の反面、随所から漂い立つ“怒り”“恐れ”“諦め”といった主人公・杉原くんの様々な感情に、読み手のわたしも心をかき乱されました。
泣き笑いしたくなるような、自分の感情を持て余すような、そんな作品でした。
コリアンジャパニーズの金城さんが、おそらく自分の体験や思いを反映させているから、面白みとやりきれなさが混在するようなリアリティを感じました。

生まれた国とか生まれた地区とか住んでいる場所とか人種とか原爆何世とか原発事故とか、言い出したらきりがないほどたくさんあるくだらない理不尽が、私はホントにとことん嫌いで、だけど、何かを基準にして線引するような“差別”はきっとこの先もなくならなくて、嫌いだと言いながら私の中にも差別する心はあって、だからますますやるせなくて、なので、こういう作品は心を揺さぶられるし、この感情を忘れないでいようと思います。


<過去の読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
a0220528_01030907.png

by wakabanokimochi | 2018-11-21 22:23 | 読書 | Trackback | Comments(0)

初めての沖縄、11月なのに終日半袖で過ごせる気候と九州とは全然違う植生に驚く。
ハイビスカスやブーゲンビリアや初めて見る花がたくさん。
海は真っ青。
今回は、首里城、国際通り、美ら海水族館、マングローブ林と沖縄旅行の王道を巡ったので、次は違う楽しみ方で巡りたいです。
シュノーケリングとかのネイチャー遊びもしてみたいです。

首里城
a0220528_00100429.jpg


美ら海水族館に行く途中の海
a0220528_00103572.jpg


美ら海水族館
a0220528_00110397.jpg


マンタとジンベイザメとハコフグ
a0220528_00114154.jpg
a0220528_00121710.jpg
a0220528_00125594.jpg


マングローブ
a0220528_00132676.jpg
a0220528_00140006.jpg


国際通りの商店街
a0220528_00142995.jpg
a0220528_01030907.png

by wakabanokimochi | 2018-11-19 00:18 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(2)

日田 千年あかり

み~ちゃんと定例のお出かけ♪
うきは市にふらりと行ったら骨董市をやっていたので散策。
人気のパン屋さんで焼き立てパンを食べたり、ジェラート屋さんで柿のソルベを食べたり。

夕方から日田市の千年あかりへ。
初めて見たけどキレイ♪

a0220528_22183488.jpg
a0220528_22190374.jpg
a0220528_22193166.jpg
a0220528_22195378.jpg
a0220528_01030907.png

by wakabanokimochi | 2018-11-11 22:21 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(2)

a0220528_01012411.png


★★★<個人的好き嫌いを5段階で表示>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
凄惨な殺害方法と幼児が書いたような稚拙な犯行声明文、五十音順に行われる凶行から、街中を震撼させた“カエル男連続猟奇殺人事件”。
それから十ヵ月後、事件を担当した精神科医、御前崎教授の自宅が爆破され、その跡からは粉砕・炭化した死体が出てきた。
そしてあの犯行声明文が見つかる。
カエル男・当真勝雄の報復に、協力要請がかかった埼玉県警の渡瀬&古手川コンビは現場に向かう。
さらに医療刑務所から勝雄の保護司だった有働さゆりもアクションを起こし…。
破裂・溶解・粉砕。
ふたたび起こる悪夢の先にあるものは―。
-----------------------------------------------


第一弾よりもさらに凄惨で生臭く、思わず顔をしかめたくなるような殺人現場の描写がすごいです。
なかなか生々しくてすごいです。

ちょっとだけ、主人公の古手川刑事の行動に「ん?」と思う部分がありました。
「なぜ、そう思っていたならそう動いた?」みたいな。
ちょっとだけ、そう感じる部分もありましたが、物語の展開も前回よりスピーディーでスッキリしていて、だれるようなことはなく楽しく読みました。
最後の最後で「へー!」ってなりました。


<過去の読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
a0220528_01030907.png

by wakabanokimochi | 2018-11-09 01:05 | 読書 | Trackback | Comments(0)