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【読書】 修羅走る 関ヶ原 / 山本 兼一

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★★★★<5段階中>

作品紹介(Amazonより)--------------------------
慶長五(1600)年九月十五日。
霧の中、石田三成・徳川家康は一大決戦に臨もうとしていた。
未明、松尾山の小早川秀秋の陣から、主の裏切りの気配を伝える密使が来た。
三成は、小早川の陣と毛利の陣へ使者を送る。
一方、家康は親・豊臣の福島正則らの動向に不安を抱いていた。
主家・豊臣家の為、義に生きるか。
旗色の良い側に鞍替えするか。
裏切りを決めた主に忠誠を尽くすのか、叛旗を翻すのか。
天下を取る。
友情に殉じる。
生きて妻のもとに帰る。
十数万の兵たちの欲が激突する、血の一日が幕を開けた。
戦国時代に情熱を注ぎ続けた著者の遺作長編。
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この戦いに関わった人たちの目線でリレー方式のように書かれている。
石田三成の陣営、三成の使者・土肥市太郎、市次郎の目線、小早川秀秋の陣営など、局所的な描写の集まりなのに結果的に戦全体をものすごく俯瞰で見渡すことができる。

それぞれの思惑が絡み合う糸のように交錯している様子が、面白くもあり切なくもある。
ただひたすらに我が主君のために戦おうとする男たちの姿に胸が震える。
関ヶ原の戦いはドラマティックだ。

<過去の読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
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by wakabanokimochi | 2018-02-25 23:30 | 読書 | Trackback | Comments(0)