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by wakabanokimochi
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【映画】 彼女がその名を知らない鳥たち



★★★★<5段階中>

あらすじ(映画.comより)-------------------------------
下品で貧相、金も地位もない15歳上の男・陣治(阿部サダヲ)と暮らす十和子(蒼井優)は、8年前に別れた黒崎(竹野内豊)のことを忘れられずにいた。
陣治に激しい嫌悪の念を抱きながらも、陣治の稼ぎのみで働きもせずに毎日を送っていた十和子は、黒崎に似た面影を持つ妻子ある水島(松坂桃李)と関係を持つ。
ある日、十和子は家に訪ねてきた刑事から、黒崎が行方不明であることを告げられる。
「十和子が幸せならそれでいい」と、日に何度も十和子に電話をかけ、さらには彼女を尾行するなど、異様なまでの執着を見せる陣治。
黒崎の失踪に陣治が関係しているのではないかとの疑いを持った十和子は、その危険が水島にまでおよぶのではとないかと戦慄する。
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理屈っぽい私は映画や小説の感想がすぐ理屈っぽくなってしまうんですが、その理屈をあーじゃないこーじゃないとこねくり回すのが好きなんです。
だけどこの映画は理屈でどうこう言うようなものじゃなくて、感情をもの凄く刺激される作品でした。

登場人物たちに対する不快さ、官能的なシーンを執拗に見せつけられることでざわつく感情、陣治への疑いが深まり始めてからの恐怖感、十和子という怠惰で浅はかな女に対する憐憫、陣治の十和子に対する想い。
観終わったあとはそういういろいろな感情がごちゃまぜになって、悲しいんだか感動したんだか、なんだか自分でもよくわからない複雑な感情が渦巻いて、一言で言うなら戸惑ってしまいました。
感情をシェイカーでガシャガシャと振られた感じ。

最後の最後、鳥が3羽くらい飛び立つところがすごくよかったです。
あのワンシーンで、少しだけ悲しみが和らぎました。

「あなたはこれを愛と呼べるか」というコピー、真っ直ぐすぎる愛だと思います。


作品データ → 映画.COM


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by wakabanokimochi | 2018-02-10 23:50 | 映画 | Trackback | Comments(0)