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2016 F1 モナコGP

予選。
Q1、前回のスペインで優勝したフェルスタッペンは、クラッシュしてしまいタイムが出せず。

Q2、アロンソはQ3に進出。

Q3、一度コースに出たハミルトンだったが、マシンのトラブルですぐにピットインする。
今シーズンはマシントラブルに泣かされるハミルトン。
残り6分半でコースに出て、時間ギリギリ1回だけのアタックで3番手タイムを出す。
トップはダントツの速さでリカルド。


決勝は雨。
レース開始直前にセーフティーカー(SC)スタートであると発表される。

スターティング・グリッド
1.リカルド
2.ロズベルグ
3.ハミルトン
4.ベッテル
5.ヒュルケンベルグ
6.サインツ
7.ペレス
8.クビアト
9.アロンソ
10.ボッタス
11.ライコネン
12.グティエレス
13.バトン
14.マッサ
15.グロージャン
16.マグヌッセン
17.エリクソン
18.パーマー
19.ハリアント
20.ウェーレイン

フェルスタッペンとナッセはピットスタート。
ライコネンは予選順位は6位だったけど、ギアボックスの交換で5グリッドダウンのペナルティ。

水煙を上げながらSC先導でレースが始まる。
クビアトがマシントラブルでリタイヤ。

4周、5周走ったところでドライバーたちから無線で「路面は大丈夫だからレースを始めようぜ」という声が聞こえ始める。

7周目終わりでSCがはける。

リスタートしてすぐマグヌッセンがクラッシュ。
VSC(バーチャル・セーフティーカー)発動。

10周目、VSC解除。

ハミルトンがずーっとロズベルグの後ろにくっついてプレッシャーをかける。

インターミディエイトタイヤに交換したバトンとナッセが続けてファステストを出す。
まだ雨はやんでいないし路面は濡れているけどタイヤの換え時なのかも。

12周目、グロージャンとライコネンが接触。
フロントウィングを脱落したライコネンは、それを引きずりながら走ってピットに戻りリタイヤ。

13周目辺りからタイヤ交換ラッシュ。
フェルスタッペン、ベッテル、アロンソがインターミディエイトに交換。
メルセデスはまだピットインしない。

16周目、ハミルトンがロズベルグをかわす。
ハミルトンの方がペースがいいのでオーダー(ロズベルグが前を譲った)じゃないだろうかとのこと。

マッサの後ろを走るベッテル、ピッタリくっついてプレッシャーをかけるも抜けない。

20周目、ピットスタートだったフェルスタッペンはガンガン抜きまくって12番手まで順位を上げてきている。

21周目、ロズベルグ、マッサ、タイヤ交換。

24周目、リカルドがタイヤ交換、2番手でコース復帰。

順位の整理、
1.ハミルトン
2.リカルド
3.ロズベルグ
4.ペレス
5.ベッテル
6.ヒュルケンベルグ
7.サインツ
8.アロンソ
9.グティエレス
10.バトン

リカルドはハミルトンの後ろにジワジワと迫ってきた。

32周目、ハミルトンがようやくタイヤ交換、2番手でコース復帰。
ロズベルグもタイヤ交換、少しミスがあって8番手復帰。
ベッテルも交換、7番手復帰。

33周目、リカルドがタイヤ交換。
が、ここでピットクルーの大きなミス!
交換用のタイヤが用意されていなくて10秒以上もピットに留まってしまった。
コース復帰は鼻の差でハミルトンの後ろになってしまう!
もったいない!
この作業ミスがなければ余裕でトップでコース復帰できていたし、トップを走ってれば優勝の可能性大だったのに!
リカルド、ハミルトンをせっつくように攻めるけど抜けない。

35周目、フェルスタッペンがクラッシュ、リタイヤ!
ここまで順調に順位を上げて10番手を走っていたのに!
VSC発動。

順位の整理、
1.ハミルトン
2.リカルド
3.ペレス
4.ベッテル
5.アロンソ
6.ロズベルグ
7.ヒュルケンベルグ
8.サインツ
9.バトン
10.グティエレス

リカルドはハミルトンを、ベッテルはペレスを執拗に追いかけるけどなかなか抜くことはできない。

このあと、ザウバー同士の接触やコース上に異物が落ちていたりして2回VSCが発動される。

そして、上位陣に大きな順位の変化はなくチェッカー・フラッグ。
優勝・ハミルトン、2位・リカルド、3位・ペレス

ベッテルは4位。
マッサが10位に入賞。
マクラーレン・ホンダがダブル入賞。

今シーズン初めての優勝に大喜びするハミルトンとは対照的に、ぶすっと不機嫌なリカルド。
そりゃそうだ、可哀想になる。

リカルドのことは今まで好きでも嫌いでもなかったけど、表彰式の彼のインタビューを見て俄然好きになった。

こういうチームのミスで優勝を逃したときって、誰もが当然不機嫌になるし、インタビューの受け答えも素っ気なくて周りが気を遣っちゃうようないたたまれない雰囲気になるのが普通。
リカルドもずっと不機嫌な顔をしていたんだけど、インタビューのときは、「チームのミスについては話したくない(ムカついてるから)。だけど、こんな雨の中で応援してくれたファンのみなさん、ありがとう」って観客に笑顔で手を振っていた。
なんてジェントルなの!
チームのミスはチームの問題だし、ムカついてるのは自分の問題で、レースを楽しんでくれたお客さんには関係のないことだし、イヤな雰囲気にするのは違う、って考えてるんじゃないかな。
あの状況であの笑顔はなかなか出せるもんじゃない。
精神的にすごく大人。
ベッテルの次に好きになりました。(〃▽〃)


次回はカナダ、6月12日・予選、13日・決勝。

ポイントランキングはこちら → TN ポイントランキング

<写真:ESPN F1:ソフトタイヤでレース走るセバスチャン・ベッテル>
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<写真:ESPN F1:喜ぶルイス・ハミルトンと浮かない顔のダニエル・リカルド>
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Commented by namanamak at 2016-06-01 00:05
ありがとうございます。
ニュル24時間を見ててF1見てませんでした。
ニュルとモナコとルマン、行ってみたいです。
Commented by wakabanokimochi at 2016-06-02 19:43
namanamakさん、いつもありがとうございます☆
モナコかぁ!夢ですね♪
その前に鈴鹿にはぜひ行きたいです!(*^^*)
by wakabanokimochi | 2016-05-30 23:41 | F1 | Trackback | Comments(2)