2015年 04月 12日
神々の住まう国・出雲
みーちゃんと女子旅♪
いつもは車でいくんだけど、さすがに島根は遠い。
今回は列車旅です。
岡山まで新幹線のぞみで。
顔がカッコイイ。
岡山から出雲市までは特急で。
列車旅は眠れるし、読書できるし、ちょっと飽きちゃうけど快適。
出雲市駅からバスで出雲大社へ。
あいにくの雨です。
雨に濡れそぼる神社も乙なものです。
まずは拝殿でお参り。
本殿のある敷地内には入れないので、その手前にある八足門でお参りをします。
奥の山に霧がかかって雰囲気がいい。
本殿を囲ってある塀の周りをグルっと回ります。
本殿や他の社の屋根がチラッと見えます。
本殿を真後ろから見たところ。
因幡の白兎にちなんでたくさんのウサギの象があります。
本殿にお参りしているウサギの象。
ハートを持ったウサギ。
因幡の白兎の一場面を模した象。
松の参道の横にある広場にいたウサギと桜。
神話の神様がいらっしゃる出雲大社は空気が凛としていて、弥生時代を思い起こさせるシンプルな社殿は卑弥呼とかを連想させる神秘さに満ちていました。
本殿に関する記述で一番古いものは659年だそうで、1300年以上も変わらずにこの空間がここにあり続けていると思うと、そして、そういう場所に自分が立っているのだと思うと感慨深いです。
1300年前にも私と同じように願い事を胸にこの場所に立っていた人がいたわけで、歴史の悠久さにクラクラします。
引いたおみくじにはいいことしか書いてなかったし、すごいパワーをいただきました♪
ただ、日本一の大しめ縄がある神楽殿に参拝していないことに帰ってから気づいた。Σ( ̄ロ ̄lll)
拝殿のしめ縄も大きかったので勘違いしてました…。
本殿にはちゃんとお参りしたから、まぁ、いいか(笑)。(´Д`)
出雲そばが有名らしいんだけど、私はそばを食べるとちょっとだけ気分が悪くなるので「縁結びうどん」をいただきました。
九州のうどんとは違って、出汁は甘め、麺は弾力があって少し半透明でこんにゃく麺みたいな食感。
よく考えたら九州以外のうどんってあまり食べたことがないので、その違いに少し驚きました。
土地が変わるとこんなに変わるんだね。
美味しかったです。
デザートはぜんざいとほうじ茶のセット。
出雲はぜんざい発祥の地らしく、ぜんざい屋さんがたくさんあります。
甘くてうんまい♪
夕方からはレンタカーを借りて日御碕灯台に行きました。
東洋一の高さを誇る灯台で、世界の灯台100選にも選ばれたらしいです。
真っ白でキレイ。
火サスみたいな断崖絶壁に立っていて、下を見ると「うひゃー! ((((;゚Д゚))))」ってなります。
初めて見る日本海は思ったよりも穏やかでした。
日御碕灯台のちょい手前にある日御碕神社は道路から見ました。
鬱蒼とした森の中に佇む社殿が神秘的でした。
日御碕の海岸線を宿に向けて車で走っていると虹に遭遇!
年に一度神様が集まる海岸線で虹を見るなんて、もう、いいことが起こる気しかしない(笑)。
その先の稲佐の浜では、雨が少し小降りになって夕焼けが見られました。
稲佐の浜は年に一度集まる神様をお迎えする場所です。
写真には写らなかったけどこの手前の岩には鳥居があります。
そんな場所で見る夕焼けは荘厳できれいでした。
さて、2日目。
朝は小雨だったけどだんだん晴れてきました。
松江城に行ってきました。
天守閣から見た宍道湖と松江の街。
桜がまだ咲いていました。
白い桜(?)とピンクの桜と松江城。
青空のもと、桜に囲まれた黒い松江城はカッコよかったです。
お城マニアの人の気持ちがちょっとわかる。
戦いを想定して作られた要塞であるお城が持つ機能美。
このあと、八重垣神社にお参りしました。
縁結びの神社で結婚式発祥の地らしいです。
この神社で有名なのが、鏡の池に半紙を浮かべる良縁占いです。
やっぱりこういうのは女の人の方が好きですね。
なんだかここも神秘的なところです。
私も占ってきました。
社務所で買った半紙を鏡の池に浮かべると、言葉が浮かび上がってきます。
「よろこび事ある 西と北 吉」
と書いてありました。
真ん中に10円玉か100円玉を乗せます。
遠くの方に流れて行けば遠くの人と縁があり、早く沈むと早く縁づくらしいです。
15分以内に沈めば早い方で、30分かかれば遅いそうです。
私の場合は浮かべたところからほぼ移動せず、5分くらいで沈みました。
あらら♪ 縁づいちゃう?(ノ∀`*)
結婚とかには相変わらず興味がない私だけど、良縁あり、と言われると悪い気はしない(笑)。
帰り、宍道湖畔にある公園でお茶しました。
天気が良くなったので気持ちいい。
マイナー県として有名な島根だけどすごくいいところでした。
のんびりゆったりしていて日常を忘れられます。
知らない場所に行くのは楽しいです。
また、旅したいなぁ。