2013年 07月 17日
ひとり山ガール ~万年山・トレッキングコース~
ひとり山ガール。
真夏の暑い盛りの山登りがどんな感じか知っときたかったので、今日はピーカンいい天気の希望通りの日和。
この前は正規ルートで楽チン過ぎたので、今日はトレッキングコースを行くことにしました。
「200分コース」となっているけど、そこまではかからないだろうという予想。
午後からの急な夕立や雷雨が怖いので、行き3時間・帰り1時間、午後1時までには下山する計画で8時に登山口に到着しました。
登り始めは車が1台通るくらいの幅の車道。
わりと急坂。
木の間から万年山頂が見える。
目指すはあそこ。
途中にある「まんじゅう石」
登山口から15分、草原道に入るゲートが現れる。
この前、テレビで『耳をすませば』を見たばかりなので『カントリーロード』を歌いたくなる。
草原道から見える遠くの山々。
たぶん、阿蘇方面の山。
登山口から25分、正規ルートとトレッキングコースの別れ道に到着。
まっすぐ登ると正規ルート。
右側に行くとトレッキングコース。
その入り口にはゲートが。
ホントにこの道?
ちょっと不安になるけどほかに道はない。
よく見ると、草に覆われてわかりにくいけどゲートを迂回する小道があった。
ここからは杉の木立の中の林道。
木の伐採の時にはトラックなどが入ってくるんだと思う。
間伐されている形跡があるし、道には所々タイヤ痕もある。
ちょっと登っては下り、ちょっと登っては下りの道。
だいぶ下ってきた気がする。
広島の登山道で死体遺棄事件があったばかりだし、死体を見つけちゃわないか少し怖くなる。
あと、イノシシとか出たらどうしよう。
道の途中で花を発見。
スズランじゃないね?
リンドウでもないね?
鈴みたいな花。
これはアヤメみたいな花。
登山口から45分、切株山の裏が見えた。
ここから、かなり急な下り坂。
登ってきた以上に下ったと思う。
ちょっと損した気分になる(笑)。
砂利道で歩きにくいし、私の爆弾ヒザが悲鳴をあげないか心配になる。
ちょっと休憩しよう。
杉林だけどシダなんかも茂っていて、もののけ姫な風景。
登山口から1時間、林道から外れて私の背丈ほどの草が生い茂り始める。
道らしき物はあるけど、そこもヒザまで草が伸びている。
道を間違えたかと不安になり始めたころ、「花畑」の看板が。
「花畑」というゾーンに到着。
ここはミヤマキリシマが群生する場所らしい。
時期に来るとさぞかしキレイだろうな。
草むらの中で時折ガサガサと音がして怖い。
この草むら道がけっこう続く。
平坦だからキツクはない。
登山口から1時間35分、「山頂まで2.7キロ」の看板とともに休憩用のベンチが。
看板の先は階段になってる!?
まさか3キロも階段じゃないよね!?
過酷な道になりそうな予感なのでしっかり休憩をしよう。
水分補給とタバコを一服。
うまい(笑)。
写真で見るとキレイだけど、階段、キツイ。
段が不ぞろいだし、1段がやたらと高い所とかもあって体力を奪われる。
10分くらい階段を登るといきなりまたベンチが。
どうやら階段はここで終わりらしい。
たった200メートルがあんなにキツイのね。
ここでもちょっと休憩。
これからトトロっぽい道になる。
木に覆われた小道。
登山口から2時間25分、視界が開けてくる。
空には飛行機雲が。
どうやら縦走ゾーンらしい。
道は緩やかに登ってはいるけどほぼ平坦。
キツクはないけど飽きてくる(笑)。
日差しも浴びて少し暑い。
先が見えないからあとどのくらい歩けばいいのかの見当もつかなくて、精神的にしんどくなってくる。
あと30分くらいだと思うんだけどな。
と思っていたら、いきなり山頂の看板が目に飛び込んできた。
やった、登頂!
登山口から2時間40分、万年山頂に着きました。
ヤバイ。
気持ちいい。
脳内が快楽物質で満たされていく(笑)。
山頂からの景色。
九重連山が見える。
山でおにぎり、うまし。
だけど、寂しい(笑)。
喜びもおいしさも分かち合う相手がいないので、30分くらい休憩して11時20分、下山開始。
下山は正規ルートから。
階段を下り始めてすぐに振り向いてみたら、あら、ステキ。
階段と真っ青な空。
10分も下ると正規ルートとトレッキングコースの分かれ道に着いちゃった。
10分くらいのところを2時間回り道して登ったのね。
なんか、すごいワープした感が不思議。
12時ちょうど、登山口に戻ってきました。
心配だったヒザもなんともないし、筋肉痛もきそうにない。
心地よい疲労感で帰途につきました。
師匠に報告したら、週末にまた九重連山のどこかに連れて行ってくれるとのこと。
楽しみ