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by wakabanokimochi
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ど素人が語るF1の基礎知識

今年で64回目となるF1選手権の基礎知識みたいなものを少し。

<チーム数とドライバー数>
毎年参加チーム数は若干変わります。
今年は11チーム。去年は12チームでした。
各チーム2台ずつで参戦するので、今年は22人のドライバーで競います。
チーム戦でもあり、個人戦でもあります。


<レース数>
レース数も毎年変わります。
今年は19戦。ちなみに去年は20戦。
世界中のサーキットで順繰りレースが行われます。
いつどこで行われるかは毎年変わりますが、日本の鈴鹿サーキットは10月、モナコは5月っていうのは毎年決まっている模様。


<1レースの日程>
各レース、金・土・日の3日間で行われます。
●金曜日
午前:フリー走行(練習走行)1時間30分
午後:フリー走行(練習走行)1時間30分
●土曜日
午前:フリー走行(練習走行)1時間
午後:予選
●日曜日
決勝

現在、BSフジでテレビ放送されているのは、予選と決勝。
CSではフリー走行から生中継されているらしい。


<予選>
予選はタイムトライアルで、3段階行われます。(Q1、Q2、Q3)
この予選の結果で、決勝のスタート位置を決めます。

1回目の予選・Q1は20分。
この20分間で、全ドライバーがそれぞれのタイミングでコースを走ります。
何回走ってもO.K。
一番良かったタイムで順位が決まり、上位16人がQ2に進みます。
17位以下のドライバーは予選敗退。
この順位が決勝のスタート位置になります。
(この上位16人というのは今年の場合。毎年参加ドライバー数が変わるので、Q2進出の人数も変わります。)

2回目の予選・Q2は15分。
これもタイムトライアルで、上位10人がQ3へ進出。
下位6人の決勝スタート位置が決定。

3回目の予選・Q3は10分。
この最後の10分間のタイムトライアルで、決勝のスターティング・グリッド(スタート位置)が決まります。

タイムトライアルだから時間内であれば何回走ってもいいと書きましたが、使えるタイヤの数というのが各レースごとに決まっています。
予選で何回も走ってタイヤを磨耗させてしまうと、決勝では劣化したタイヤで走らなくてはならなくなり不利なので、実際には各予選で1~2回くらいしか走りません。


<決勝>
それぞれのサーキットによってコースの全長というのが違います。
総距離が305キロ以上になるように周回数が設定されます。
各レースによって周回数が違うのはこのためです。

予選の結果での位置から各車スタート。
ただ、予選のあとに大会委員会によるマシンのチェックが行われて、ここで不備が見つかるとペナルティが与えられ、スタート位置が降格になったりします。
また、チームが予選の走りを見てマシンの調整を行った場合は、スタート位置にはつけずピットからスタートしなくてはいけません。

各レースでは、使用できるタイヤが決まっています。
タイヤには大きく分けて、ハード・ミディアム・ソフト・スーパーソフトの4種類あり、「このレースはハードとミディアム」「このレースはミディアムとソフト」など2種類のタイヤを必ず1回ずつ使わなければならないという決まりがあります。
だから、タイヤ交換のためのピット・ストップを最低1回は行わなければなりません。
タイヤの種類によって「いい状態で走れる距離」というのがあります。
例えば、ハードタイヤは硬くていい状態になるまでに時間はかかるが長持ちする。
ソフトは柔らかいのですぐにいい状態にはなるが、磨耗が激しくて長い距離走れない、とか。
どのタイヤでスタートするのか、何回タイヤ交換するのか、どのタイミングでピットストップするのか、この判断が勝敗のカギになるわけです。

熾烈な決勝争いで順位が決まります。
この順位によって、チームとドライバーにポイントが入ります。

1位・25 2位・18 3位・15 4位・12 5位・10 6位・8 7位・6 8位・4 9位・2 10位・1
(11位以下はノー・ポイント)

1年間(今年なら全19戦)戦って稼いだポイント数が高いドライバーがワールド・チャンピオン、チームがコンストラクターズ・ワールド・チャンピオンということになるわけです。


<知っておくともっと楽しめるかもよ>
●レギュレーション
細かなルールみたいなもの。
毎年このレギュレーションが細かく変更されます。
去年はつけてよかった部品を今年はつけちゃいけないとか、フロントウイングのたわみがどうのこうのとか。
これによって、去年はすごく速かったチームが今年はイマイチ、とかいうことが起きたりするわけです。

●DRS
リアウイングを開閉させて空気抵抗を変化させ、一時的にスピードをアップさせる装置。
スーパーマリオで言うところの「Bダッシュ」みたいなもの。
コースの中でこれを使えるエリアが決まっていて、なおかつ、前のマシンとの差が1秒以内という決まりがある。
いつでもどこでも使えるわけじゃありません。

●KERS(カーズ)
ブレーキングのときに発生したエネルギーを回収蓄積させて、ここぞ!というときに使う装置。
最大81馬力のパワーを得ることができるので、これも「Bダッシュ」みたいなもの。
スズキ・ワゴンRに搭載されていて、CMで渡辺謙と堀北真希ちゃんが「エネチャージ」と言っているのがコレ。

●セーフティ・カー
レース中に事故が発生したり、大雨が降ったり、コース上の安全が保たれない場合にこのセーフティ・カーが導入されます。
セーフティ・カーが導入された時点の順位のまま、セーフティ・カーを先頭に各車コースを走ります。
この間の追い越しは禁止で、事実上の中断みたいなもの。
ただ、セーフティ・カーと走った周回もカウントされるので、レース終盤でセーフティ・カーが導入されるとそのままレース終了ということも稀にあって、なんだか釈然としなかったりします。
コース上の安全が確保されればセーフティ・カーはコースから出てレース再開となります。

●2ストップ・3ストップ
先述したように、各レースでは最低1回のタイヤ交換の義務があります。
ただ、タイヤの特性上、1回のタイヤ交換だけでレースを走りきるのは不可能なので、たいてい、2回か3回タイヤ交換します。
2回なら2ストップ、3回なら3ストップ。

●「事実上の順位」と「見た目の順位」
タイヤ交換のピットストップが行われ始めると、事実上の順位と見た目の順位に違いが出始めます。
例えば、コース上ではトップ・ベッテル、2番手・バトン、3番手・アロンソが走っていたとしても、ベッテルがもう1回タイヤ交換義務を残していたとしたら、ピットストップ中にこの2人に抜かれることになるので、事実上の順位はトップ・バトン、2番手・アロンソ、3番手・ベッテルということになります。
タイヤ交換ラッシュみたいになると事実上の順位がわからなくなり、私みたいな素人はちょっと困ったりするわけです。

●チーム・オーダー
チームが所属ドライバーへ指示を出すことによって故意に所属ドライバー間の順位を入れかえたり、保持しようとしたりすること。
前回のマレーシアGPでは、レッドブルによるチーム・オーダーと、メルセデスによるチーム・オーダーが問題となりました。
1・2フィニッシュがほぼ確定していたレッドブルチームはベッテルに「この隊列のままフィニッシュしろ」と指示。
この指示に従わなかったベッテルは、無理な追い越しでチームメイトであるウェバーを抜き優勝する。
一方、メルセデスは、ガス欠寸前でスピードを出せないハミルトンの後ろについたチームメイトのロズベルグは、「ハミルトンの前に出たい」と進言するが、チームはそれを許さなかった。
その結果、ロズベルグは4位で表彰台に上がれなかった。
私個人の見解としては、「無理なバトルで事故でも起こされちゃ元も子もない」と考えたレッドブルは「ただの作戦」であり、実力では4位に後退するはずだったハミルトンを3位に入賞させようと意図した発言をしたメルセデスは「チームオーダー」だと思います。
この「チーム・オーダー問題」は、わりとちょくちょく出てきます。


いかがだったでしょう?
ちょっとはF1に興味を持っていただけたでしょうか?
私もまだまだ勉強不足。
Wikipediaとかを駆使して書いたけど、それでも間違っている部分もあるかもしれませんが、大まかに言うとF1ってこういうスポーツです。

では、次の記事では中国GPのレポートです。
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by wakabanokimochi | 2013-04-16 21:46 | F1 | Trackback | Comments(0)