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by wakabanokimochi
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タグ:ヨナス・ヨナソン ( 2 ) タグの人気記事

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★★★<5段階評価>

作品紹介(Amazon)---------
100歳の誕生日パーティーを目前に、おしっこ履きのまま老人ホームを逃げ出した主人公アラン。
お酒(とくにウオッカ!)が大好き、宗教と政治が大嫌い。
ひょんなことから手にした大金入りスーツケースをめぐってギャングや警察に追われることとなり、途中で知り合ったひと癖もふた癖もあるおかしな仲間とともに珍道中を繰り広げる。
一方、過去のアランはというと、爆発物専門家としてフランコ将軍やトルーマン、スターリンと日夜酒を酌み交わしては、エポックメイキングな人物として世界史の重大シーンにひょこひょこ顔を出す。
アランの逃避行と100年の世界史が交差していく、二重構造ならぬ「百重構造」のドタバタコメディ!
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ハチャメチャっぷりが面白くて止まらない。
トラブルの中心人物・アラン本人は波乱を巻き起こす気なんてさらさらないのに、事態はどんどんと大変な方に向かっていく。
100年も生きてきてたくさんの修羅場をくぐり抜けてきたアランじいさんは、そんな最悪な状況にも「どうにかなるさ」と動じない。
そんなじいさんのひょうひょうぶりが痛快。


<これまでの読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
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by wakabanokimochi | 2016-05-08 10:52 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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★★★★<5段階評価>

作品紹介(Amazonより)--------
「次に何が起こるかなんてわからないわ。そもそも、人生ってそういうもんでしょ」

人種差別の激しかった南アフリカで、し尿処理場で汲み取り桶運びに明け暮れる女の子がいた。
ノンベコ13歳。
天才的な数学の才能はあるけれど学校には行ったことがなく、だから当然読み書きのできないこの少女が、大人になって遠くスウェーデンの国王と首相の命を救うことになろうとは、誰も予想だにしていなかった。
物語の舞台は南アフリカからスウェーデンへ――。
開発の途上で余ってしまった爆弾1個をめぐって、全然似てない双子、いつもへべれけの爆弾開発者、じゃがいも農家の伯爵夫人、のん気な王様、きれい好きな首相、モサド諜報員、そして胡錦濤国家主席まで、ひと癖もふた癖もある人物が入り混じって、てんやわんやの大騒ぎ。
爆弾は誰の手に? ノンベコの恋の行方やいかに? そして、スウェーデン国王は共和主義者の魔手から無事逃れられるのか?!
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とにかくハチャメチャ、奇想天外。
ブラックユーモア満載の知的なコメディ。

とても頭の良い少女が、黒人であるというだけでまともな教育を受けられず、爆弾工場に監禁されて奴隷のような扱いを受ける。
こんな風に書いてしまうととても悲惨な状況なのに、そんな暗さや重さを感じさせない軽快さと滑稽さがいい。
少女・ノンベコが天才的な頭脳をフル回転させて、最悪な状況を最善な方へと変えようと奔走する姿は痛快。
まともな人間がほとんどいないので、なかなか物事が好転しないのがまどろっこしくてハラハラさせられる。
史実がふんだんに織り込まれているので妙なリアリティがあるのもいい。


<これまでの読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
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by wakabanokimochi | 2016-03-30 20:49 | 読書 | Trackback | Comments(0)