ワカバノキモチ 朝暮日記 asakure.exblog.jp

趣味のことをいろいろと


by wakabanokimochi
プロフィールを見る
画像一覧

<   2016年 11月 ( 12 )   > この月の画像一覧

a0220528_2355268.png



★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
一生、手放せない絵。
一生、忘れない恋。

東京でインテリア・アートの販売員をするOL、真紅。
仕事に挫折し、母親の待つ故郷に帰るべきではないかと悩んでいたある日。
ふと立ち寄った宝石店で出会った見知らぬ中国人紳士に運命的な恋をする。
真紅は「また会いたい」という一心で、紳士に渡された電話番号を頼りに上海へ渡る。
まるで見えない糸に導かれるように再会する二人。
未来は幸せなものかと思われたが--。
上海を舞台に繰り広げられる大人の恋愛物語。
-----------------------------------------------

シンデレラストーリーのエキスが少し入った、ほんのり官能的な静かなラブストーリー。
登場人物たちのキャラクターが少々できすぎでベタなんだけど、ラブストーリーはこのくらいベタでも十分面白い。

主人公の真紅が凛としていてかっこいい。
切ない物語の中に、ひとときトリップできた。


<過去の読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
a0220528_2374522.png

[PR]
by wakabanokimochi | 2016-11-30 23:08 | 読書 | Trackback | Comments(0)
a0220528_22165725.png


★★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
オカルト雑誌で働く藤間は、同僚から都市伝説にまつわる原稿を託される。
それは一週間前に不審死を遂げたライターが遺したものらしい。
原稿を読み進め「ずうのめ人形」という都市伝説に触れた時――怪異が、始まる。
-----------------------------------------------

装丁とタイトルに惹かれて読んでみたらホラーだった。
そう言われてみればホラーっぽい装丁だわ。

ホラー小説は初めて読んだので新鮮で面白かった。

私はホラー映画はほとんど観ないのだけど、それは、画面に出てくる霊的なものがいかにもなビジュアルだったり、登場人物たちが恐れ慄くほどになんだか興ざめしてしまうから。
だけど、文章で表現されると怖い話はより怖い。

怖い場面に差し掛かると自分が想像出来得る限りの怖い映像が頭に浮かぶし、“間”とかも自分が一番怖いふうに調整できてしまうので、ホラーの世界にどっぷりと引き込まれてしまう。

都市伝説と日本人形にまつわる話で、そこに学校でのいじめや家庭内暴力もからめてあって、より複雑な怖さが面白かった。


<過去の読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
a0220528_2218821.png

[PR]
by wakabanokimochi | 2016-11-29 22:20 | 読書 | Trackback | Comments(0)



★★★★★<5段階評価>


なるべくネタバレしないように書きます。


絵を描くのが好きでちょっとおっとりした主人公のすずは、広島で生まれ育った。
昭和19年、19歳になったすずは見初められ、軍港のある町・呉へと嫁ぐ。
慣れない土地での慣れない生活にドジばかりの毎日。
日ごとに戦争の影響が色濃くなり、配給の食料は減り空襲は増えていく。
それでも、ささやかだけどさりげない幸せを噛みしめる日々を送っていた。
だけど時は容赦なく流れ、昭和20年の8月が訪れる。


クラウドファンディングで資金を集めて制作されたが、大手配給会社は着かなかったのでメディアで取り上げられてないうえに単館でしか上映されてないにもかかわらず、たくさんの賞賛の口コミで評価が上がったという異例の作品。

先の戦争を描いた作品は、映画でも小説でも手記でも、それはそれはたくさんあるけれど、この作品もぜひぜひ観て欲しい。
あの戦争を忘れないために、語り継ぐために、それぞれが思いを馳せるために。

監督が6年の歳月をかけて、当時の町並み・人々の暮らしの様子・空襲の日時などを徹底的に調べ上げて作られているので、主な登場人物たちはフィクションだけど、ほとんどドキュメンタリーと言ってもいいものだと思う。
“戦争”という大枠ではなく、その状況下でささやかに暮らす人の日常を切り取ったドキュメンタリーのような作品。

戦時中を描いた作品なので当然ハッピーなものではないんだけど、鑑賞後はとても不思議な感情で満たされた。
悲しさや悔しさや理不尽さも感じるんだけど、ほんのりとした幸せや力強さも同時に感じて、そういう相反するようないろいろな思いがないまぜになって、なんだか悲しかったようなホッとするような。
けっこう号泣してしまったんだけど、悲しい涙なのかそうじゃない方の涙なのか、自分でもわからなくなった。

戦時下の人々の“日常”が、今の平和(戦争中ではないという意味の平和)な日本の“日常”とは違うことをまざまざと見せつけられる。

戦地で死んだ家族の遺品としてただの石ころが帰ってきたとき、泣き叫ぶでもなく、死んだという事実をストンと受け入れる人々。
箱に入った石ころを見て「これが遺品と言われてもねぇ…」と、むしろそのことに戸惑う。
戦地に行けば死ぬのが当たり前で、「冬になったから雪が降ってきたねぇ」くらいのテンションで会話する家族の様子が、当時の“日常”なのだ。

すずが大怪我をするシーン。
現代だと、その怪我だけで1本のドキュメンタリー映像ができそうなほどの大怪我にもかかわらず、周りの人があまりショックを受けていない。
みんな「生きててよかったね」と言う。
死ぬことが当たり前すぎて、どんな怪我をしようが後遺症に苦しもうが、「生きているだけでよかった」と声を掛けられるような“日常”なのだ。

世界の片隅で普通に暮らしていた名もなき人たちの何気ない日常を描いているのだけど、それが戦時下だとこうも“日常”は今とはかけ離れたものだったのかと、改めて戦争の異常さを思い知る。

東日本や熊本の震災のときもそうだったけど、衝撃的な場面を見せられるよりも何気ない日常を見るほうが心が揺さぶられる。
大変な状況の中で、みんなで笑い合ったり美味しそうにご飯を食べていたりする姿にグッとくる。
この作品も、暮らしは日増しに厳しくなっていっても、日々の生活の中に何かしらの笑いが起きたり、あれこれ工夫しながら生きている姿を見て、より深く戦争の理不尽さも感じるし、同時に人々のたくましさも感じる。

主人公のすずがおっとりほんわかしているし、嫁いだ先も気のいい人たちだから、ほっこりしたり声を出して笑うシーンもたくさんあるので、辛くて悲しくて重たいだけの映画ではない。
だからなおさら、戦争に対するいろいろな思いが湧いてくる。

とても意義深い映画なので、ぜひぜひたくさんの人に観てもらいたい。

ちなみに、私が観たときは満席で立ち見の人もいたほどなので、観るなら早めに劇場に行って席を確保した方がいい。
大分県でもそうだから都会だとなおさらだと思うので。


◆作品データ → (映画.COM)

a0220528_0223077.jpg

a0220528_0224983.png

[PR]
by wakabanokimochi | 2016-11-27 00:29 | 映画 | Trackback | Comments(0)
a0220528_22383210.png


★★★<5段階評価>


誰からも尊敬され、神様のようだと慕われていた元教師の坪井誠造の通夜には、昔の教え子や同僚や近所の人などたくさんの人たちが参列している。
参列者それぞれが、坪井に助けられたときのことを思い出しながら悲しみに暮れていた。
そんな思い出に浸るうちに、それぞれがふとその思い出の中の違和感に気づき始める。


第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作品。
この賞は過去に『消失グラデーション』も受賞しているが、なるほど、似たような趣向の作品。
映像では表現できない、文章作品ならではのトリックが隠されている。
こういう表現に出会うと、やっぱり小説は面白い!って思う。

いい意味でも悪い意味でも難解ではないのでとても読みやすい。
a0220528_22393053.png

[PR]
by wakabanokimochi | 2016-11-24 22:40 | 読書 | Trackback | Comments(0)

【映画】 ミュージアム




★★★★★<5段階評価>


なるべくネタバレしないように書きます。


あらすじを見ると1995年に公開された『セブン』のようだと感じるかもしれないけど、もちろんそれをなぞっただけの作品ではない。
似たジャンルというだけ。
猟奇殺人の話なのでけっこうグロテスク。
こういうのに弱い人は、しばらく肉が食べられなくなるかも。

私は無様で惨めな旬くんが好き。
この人は、無様で惨めがとても絵になる役者さんだと思う。
『信長協奏曲』での明智光秀のときも無様だったけど、この作品でも追い詰められてボロボロ。
階段を下るように常軌を逸していくさまが鬼気迫っていて、こちらにまでその激しい感情が伝染するよう。

それから、殺人鬼の妻夫木くんもすごい。
この人は本当にカメレオン。
この前の『怒り』ではゲイにしか見えなかったし、熱血なお兄ちゃんにも陰鬱とした土木作業員にもスーっと化けるのがすごい。
今回はただただ狂った人にしか見えなかった。

では、少しストーリーについて。

観る者を翻弄するストーリー展開が素晴らしい。
「あなたは最悪のラストを期待する」というコピー。
観ている側は、主人公の沢村(小栗旬)に感情移入しているので決して最悪のラストを期待しているわけではない。
むしろ、少しでも幸せなラストになるようにと懇願するような思いで観ている。
だけど、バッドエンドしか想像できない描写があって絶望的な気持ちにさせられたり、まだ希望が持てるのではという展開になったり、やっぱり最悪なラストを予感する状況になったりと、殺人鬼に翻弄される沢村と同じようにこちらも翻弄されてしまう。

沢村が肉体的に打ちのめされる中盤まではスピード感と迫力ある展開で、精神的に打ちのめされる後半は陰湿さに満ち溢れていて、その緩急が“狂っている”感じを醸し出している。

監督の思惑通りに精神を揺さぶられた。


◆作品データ → (映画.COM)


a0220528_20383191.jpg

a0220528_2040343.png

[PR]
by wakabanokimochi | 2016-11-21 20:40 | 映画 | Trackback | Comments(0)

トピアリー♪

トピアリー、2作目と3作目。

<バラの蕾のトピアリー>
a0220528_055248.jpg
蕾が大きすぎてちょっとアンバランスになってしまったけど、これも味わいということで。

<バラの庭のトピアリー>
a0220528_061129.jpg

a0220528_063015.jpg
これはけっこう上手にできた♪
植木鉢にはローズの香りのポプリを敷き詰めてみた。
a0220528_065339.png

[PR]
by wakabanokimochi | 2016-11-18 00:07 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
a0220528_23385036.png


★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
「魔女狩り板」――
それは、とあるインターネット掲示板の通称。
そこに集う輩の目的はただ一つ、《ネットリンチ》を楽しむことだ。
ターゲットはマスコミが実名報道をしない未成年犯罪者や、違法行為に手を染めた匿名ネットユーザーなど。
ゲーム実況者の翼は、そんな《ネットリンチ》に反感を覚えながらも見て見ぬふりを続けてきた大学生。
しかし、オフ会で知り合った女性・香織に脅され、「魔女狩り板」の中でも、特に悪質なユーザー4名の吊し上げに協力させられることになってしまった。
何故、香織はそこまで《敵》を憎悪するのか?
ネットを舞台に、醜く苛烈な《狩り》がはじまる!
----------------------------------------------------------

冷静で冷徹な頭の切れる首謀者・香織、とんでもない計画に巻き込まれる普通の大学生・翼、謎の敏腕ハッカー、執拗で悪質な魔女狩り板のユーザーなど、登場人物たちがわかりやすいステレオタイプなんだけど、私は逆にそれが面白かった。


<過去の読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
a0220528_23394430.png

[PR]
by wakabanokimochi | 2016-11-15 23:41 | 読書 | Trackback | Comments(0)

トピアリー♪

ひょんなことから“トピアリー”という言葉を知ったんだけど何のことかはわからなくて、ネット検索してみたらかわいい画像が出てくる、出てくる♪

トピアリーとは「植物を人工的・立体的に形づくる造形物」らしくて、よく目にするところでは庭木を動物の形に刈り込んでいる、あれです。
それだけではなくて、生花や造花を部屋に飾れるくらいの大きさで立体的に造形していく“フラワー・トピアリー”というのもあって、これが可愛らしいのです。

で、俄然、作りたくなって、100円ショップでいろいろ調達して作ってみました。

クリスマスのトピアリー♪
a0220528_22324583.jpg

a0220528_2233523.jpg

発泡スチロールのボールにポインセチアやバラの造花を隙間なく差して、ベルやリンゴのデコレーションでクリスマスっぽさを醸し出してみました。
a0220528_22332746.jpg

初めてにしては上手にできました。

また、面白い遊びを見つけてしまった。( 艸`*)
しばらくハマりそうです♪
a0220528_22335955.png

[PR]
by wakabanokimochi | 2016-11-12 22:35 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

鳥獣戯画展

ワカに誘われて、九州国立博物館で開催中の『鳥獣戯画展』に行ってきました。
a0220528_152063.jpg

大盛況のすごい人で、残念ながらゆっくりじっくりは見られなかったんだけど、愛らしくて生き生きとした絵のタッチに魅せられました。
可愛らしいキャラクターや萌え絵とかが溢れている現代でもこれだけのたくさんの人が魅了されるんだから、娯楽がほとんどなかった当時はなおさらでしょうね。

ピンバッチを買いました♪
a0220528_15403.jpg

a0220528_16925.png

[PR]
by wakabanokimochi | 2016-11-12 01:06 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(0)

眼底検査をしてきました

飛蚊症が悪化してきている気がしたので眼科で検査を受けてきました。

飛蚊症とは読んで字のごとく、視界の中に虫のような物やゴミのような物が飛んで見える症状のことです。
そのゴミの形状は、黒い糸くず・半透明の糸くず・黒い点々と人それぞれのようですが、私の場合は黒い糸くず。
こんな感じ。
a0220528_0292017.jpg

部屋の中とか町の中とか雑多な風景の中ではそれほど気にならないのですが、青空とか白い壁とかを見ると視界の中にゴミが浮いていてとにかく邪魔なのです。
山に登ってキレイな景色を見ても台無しなのです。
そのゴミの数が最近増えた上に濃くなったような気がしていて、部屋の中でも「あっ、虫が飛んでる!」と思って目を向けると飛蚊症のゴミだったり、本を読んでいるときにも見えるようになってきて、まぁ鬱陶しい。

眼科でまず眼底検査をしました。
目薬で瞳孔を開かせて眼球の中を見るというもの。

目薬を差して瞳孔が開くまで30分ほど待合室で待ちます。
目の前が光に包まれて何も見えなくなるのかと思ったけど、少しぼやける程度でした。

検査はこんな感じ。
a0220528_0204232.jpg

瞳孔が開いた目に光を当てられるのでものすごく眩しい。
目を閉じないようにする輪っかみたいなのを目の周りにあてがわれるから光を直視するしかなくて、人生でこんなに眩しいのは初めて。
でも、慣れてくると私にも自分の目の中が見えるようになってくるのです。

先生が見ているのはおそらくこういうの。
a0220528_021073.jpg

見られている私も、ここまで鮮明ではないけど血管の影が見えてくる。
これを“内視現象”というらしいんだけど、リアルタイムに自分の体の内側が見えるってなんだかすごくないですか!?
とても面白い。

結果、飛蚊症は加齢によるもので、網膜剥離の兆候などもないので心配しなくていいとのことでした。
目の前を浮遊するゴミを消す方法はないので、これからも付き合っていくしかないわけですが。

ただ、初期の緑内障の可能性があるとのこと。
緑内障といえば失明の可能性もある病気なのでちょっと動揺しましたが、日を改めて眼圧と視野検査をしたけど、どちらも異常はないので経過観察ということになりました。
半年後にまた検査です。

年齢を重ねると、目とか膝とか体に不具合が出ますね。┐(´д`)┌
パーツ交換できればいいのにと心底思います。
a0220528_0211934.png

[PR]
by wakabanokimochi | 2016-11-08 00:33 | 雑記 | Trackback | Comments(0)