ワカバノキモチ 朝暮日記 asakure.exblog.jp

趣味のことをいろいろと


by wakabanokimochi
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★★★★★<5段階評価>

自衛官の恋愛を描いた、有川ワールド全開の激甘短編集。
陸海空、自衛官同士、自衛官と民間人など、いろんなパターンの恋愛模様が6遍収められている。
有川さんの自衛隊三部作『海の底』の冬原さんの話、夏木さんの後日譚、『空の中』の光輝と高巳の後日譚もある。

ベッタベタであっまあま、チョコの上に生クリームをトッピングしてハチミツかけたくらいの激甘。
壁ドン(は無かったけど)・あごクイ・髪の毛クシュクシュ、読んでるこっちが照れ笑いしちゃうくらい。
こういうのを臆面もなく書けちゃうのが有川さんの素晴らしいところ。
突き抜けてる。

キュンキュンきちゃうのは、甘いだけじゃないところ。
時には1ヶ月以上も連絡が取れなくなる潜水艦乗りとの恋とか、自衛官だからと差別的な扱いを受けてうまくいかない恋とか、切なさも満載なのです。

小栗旬くん、綾野剛くん、菅田将暉くんといった今をときめく俳優さんでドラマ化してほしい。
ぜひ!


自衛隊三部作の感想もあります。
・塩の街 ・海の底
・空の中

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by wakabanokimochi | 2015-12-26 20:14 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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★★★★★<5段階評価>

1996年に起きたエベレストでの大量遭難。
その時、ガイドとしてマウント・マッドネス隊の遠征に参加したロシア人登山家・アナトリ・ブクレーエフ氏の著書。
ライター(主に人権問題を扱う)のG・ウェストン・デウォルトがブクレーエフ氏や関係者に取材をして書いた部分と、ブクレーエフ氏本人の言葉で書かれた部分とで構成されている。

この遭難事故の直後に出版されたジョン・クラカワー氏の『空へ』を読んだなら、本書もセットにして読むべきである。
なぜなら、『空へ』では、ブクレーエフ氏はガイドとしての役目を十分に果たさなかったと批判気味に書かれていたが、本書はそれに反論する意味も込められたものだからである。

ブクレーエフ氏がマウント・マッドネス隊のスコット・フィッシャーに依頼されて隊に参加するまでの経緯、登山を開始してからのメンバーや他の隊の様子、遭難事故が発生してからのブクレーエフ氏の行動、その後のマスコミ対応やジョン・クラカワー氏との問題、翌年にエベレストへ戻ってスコットと難波さんの遺体を埋葬したときのことなどが詳細に語られている。

本来なら人間が生存不可能な環境下で起きた事故である。
ブクレーエフ氏のマウント・マッドネス隊もジョン・クラカワー氏のアドベンチャー・コンサルタンツ隊も、それらに参加した人のほとんどが遭難状態にあって、命からがらテントに戻って来た人には救助に行けるだけの体力は残っていなかった。
そんな中、唯一体力に余裕があるように思われたブクレーエフ氏はほかの助けを得られないままブリザードの中に救援に向かい、自分の隊の顧客の命を救う。
これは自分の命を危険に晒す行動であり、賞賛されるべきである。
スコット・フィッシャーとロブ・ホール、2つの隊のそれぞれの隊長であり実力のあった登山家二人が死に、ブクレーエフ氏は生き残った。
もしこの時ブクレーエフ氏も死んでいたならこれほど非難はされなかったのかもしれない。
彼が生き残ったことで非難の対象になったのなら、それはあまりにもひどい話だと思う。
彼が生き残れたのは、パニックに陥りそうな自分を冷静に抑えることができた強靭な精神力と、経験豊富な登山の知識があったからである。

事故の翌年、ブクレーエフ氏はエベレストに戻ってスコットと難波康子さんの遺体を埋葬する。
遺体の周辺に散らばっていた遺品を持って下山し、カトマンズで遺品を届けてくれそうな日本人を探す。
そこで偶然にも難波さんの夫・賢一さんと付き添いの貫田宗男さん(イッテQ登山部の隊長)と出会う。

さらにその翌年の1997年、ブクレーエフ氏はアンナプルナで雪崩遭難死する。
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by wakabanokimochi | 2015-12-23 14:44 | 読書 | Trackback | Comments(0)
9月末に燕岳に行って以来の山歩き。
久しぶりなのでリハビリがてら中岳までのんびりトレッキング。

ここ数日あったかかったせいで雪がなくて残念だったけど、青空の下を歩いて気持ちよかった♪
上着は歩き始めとご飯のときに着ただけで、快適だった。

山を歩くの、楽しいな。
「楽しい!」が内からムクムク湧き上がってくる。
いいリフレッシュになりました♪

07:48 牧の戸登山口出発
10:08 中岳山頂
12:37 下山完了

避難小屋の前でお菓子タイム。
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御池は凍ってました。
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氷上に立つみやちゃん。
立たせるのに悪戦苦闘。
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西千里からの久住。
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霜柱がきれい。
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by wakabanokimochi | 2015-12-22 21:31 | 登山 | Trackback | Comments(0)

Kazuya Yoshii Beginning & The End

18日の吉井さんのライブに行ってきました。

久しぶりのZepp。
ライブハウスは距離が近くて一体感が気持ちいい♪
細かい顔の表情まで見られたし。
カッコよかったぁ!吉井さん。(ノ∀`*)

アルバム『STARLIGHT』からは『(Everybody is)Like a Starlight』だけしかしなかったのが残念だったけど、
『SWEET CANDY RAIN』
『BLACK COCK'S HORSE』
『HEARTS』
『血潮』
『MY FOOLISH HEART』と、好きな曲のオンパレードでした。

『SWEET CANDY RAIN』と『BLACK COCK'S HORSE』のアレンジがかっこよくて痺れた。
特に『BLACK COCK'S HORSE』は、ピンポイントを愛撫してくれないねちっこい前戯のよう(笑)。

この日、YAHOO!ドームでは嵐のコンサートをやってて、ホークスタウンの中もZeppの前の広場も、嵐ファンの若い子たちでごった返してて。
ドームは何万人規模、Zeppは2000人弱。
そしたら吉井さんはライブ中のMCで「ごめんね、肩身の狭い思いをさせて」って。
何をおっしゃる!そんな吉井さんが愛おしいよ。(*´∀`)

吉井さんのこと好きだわぁ、かっこいいわぁ、気持ちいいわぁ、とか、自分の中から湧き出る感情でパンパンに満たされました。
湧き出すぎてちょっと持て余し気味で、若干悶々します(笑)。



『ドラゴンボール超』のオープニング曲は吉井さんだよ♪

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by wakabanokimochi | 2015-12-20 21:59 | 吉井和哉 | Trackback | Comments(0)
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★★★<5段階評価>

ピアノの調律師を目指す青年の物語。

叙景詩のような、言葉がきれいで静かな作品。
ピアノのことも調律師のこともほとんど知らないけど、音楽に疎くても十分楽しめた。
なりたいものを見つけてそれに向かってあがきながら進む主人公の姿が清々しい。

帯にも書かれている本文からの抜粋。

「才能があるから生きていくんじゃない。
そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。
あるのかないのかわからない、そんなものに振り回されるのはごめんだ。
もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。」

あと
「才能がない、と諦めてしまうのは簡単だけど、簡単に諦めてしまいたくない」
というような内容の一文があってハッとした。
私には才能がないからと諦めかけていることがあるなぁと思い当たった。


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by wakabanokimochi | 2015-12-16 14:34 | 読書 | Trackback | Comments(0)

新田原エアフェスタ

宮崎の新田原基地で行われた航空ショーに行ってきました。

一週間前の天気予報では晴れのち曇りだったのが、日が近づくにつれて悪くなり、前日の予報は曇のち雨、降水確率60%。
雨の確率が上がるってことはブルーインパルスが飛ぶ確率は低くなるってことだけど、行って飛ばないより行かなかったら飛んだという方がショックは大きいから、とりあえず行くことに。

前日夜に出発して道の駅で車中泊。
朝、車の屋根を雨が打つ音で目が覚めました。Σ( ̄ロ ̄lll)

土砂降りではないけど、シトシトと冷たい雨がずーっと降っています。
シャトルバスに乗り合わせた、カメラが入っていると思われるザックを担いだ常連さんっぽいおじさんに「ブルーは飛びますかねぇ?」と尋ねてみたら、「雲の感じだと、種目は減るかもしれないけど飛びそうな気がする」とのこと。
その言葉を励みにブルーの飛行展示を待ちます。

雨に濡れそぼるブルーインパルス。
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F-15、F-4、F-2の飛行展示は迫力がすごい。
ずっと見ていられる、ずっと見ていたい。
UH-60Jもカッコイイ。

ブルーインパルスは、6機とも飛び立ったのですごく期待したのですが、菱形に接近して飛ぶファンブレイクや三角の編隊で飛ぶチェンジオーバーターンをしたくらいで、視界不良のため中止になりました。
とてもとても残念だけど、天気が悪いんだから仕方ない。
コンディションが悪い中でちょっとだけでも技を見せてくれたパイロットの皆さんに感謝。
雨の中で運営にあたって下さった皆さんに感謝です。
来年の航空ショーを楽しみにしています♪

301飛行隊のカエルのマークの垂直尾翼。
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かわいくないカエルが逆にかわいくて、ピンバッチ買っちゃった。(〃▽〃)

どなたかがYoutubeにあげている、ブルーインパルスのフルショーの様子。

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by wakabanokimochi | 2015-12-07 22:26 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(2)
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★★★★<5段階評価>

1996年のエレベスト大量遭難で、一度は死んだものとしてブリザードの中に放置されたたものの、奇跡的に意識を取り戻して自力でキャンプまで戻り、見事に生還を果たしたベック・ウェザーズの著書。

遭難事故の記述は前半部分のみ。
大半は彼の半生記。

まだ遭難事故が起きるずっと前から、医者として成功し家族にも恵まれ、幸せそうな人生を送っているように見える彼だったが、実は重いうつ状態に悩まされて自殺さえ考える毎日だった。
そんな中で登山に出会い、取り憑かれたように山にのめり込んでいく。
家族はほったらかしで仕事とトレーニングと山登りに没頭するベック。
家族を顧みない夫に不満と怒りを溜め込んでいく妻のピーチ。
次第に家族との絆は切れつつあった。
妻・ピーチの我慢が限界になろうかというとき、あの遭難事故が起きる。

山にのめり込んでしまった男とその家族の人間ドラマが赤裸々に綴られた一冊。

仕事での地位もお金もあって、身体的には健康で趣味に没頭できる、そんな恵まれたように見える環境の時には精神的病んで自殺を考えていた彼が、凍傷で鼻と両手を失って不自由になったからこそ逆に心が救われていく。
上昇志向の強い完璧主義の男が、不完全になってから心が自由になっていく様子に強く共感した。


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by wakabanokimochi | 2015-12-01 13:42 | 読書 | Trackback | Comments(0)