ワカバノキモチ 朝暮日記 asakure.exblog.jp

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by wakabanokimochi
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2015 F1 アメリカGP

ハリケーンの影響で土曜日の予選は3時間延期の末中止。
決勝当日に振替になったけど、やはり雨の影響でQ3は中止になるという波乱の幕開け。

ポールはロズベルグ、2位・ハミルトン、3位・4位にレッドブル2台が入って、ベッテル5位、ライコネン8位。
ただし、ベッテル・ライコネンのフェラーリ2台は、パワーユニット系をいじった(新しいパワーユニットに載せ替えた?)のでグリッド降格。
来年を見据えての選択みたい。

【決勝】
天気は回復傾向で雨はもう降っていない。
でも、水煙が上がるほど濡れているところと乾いているところがあってタイヤマネジメントが難しそう。

このレースでハミルトンがベッテルに9ポイント、ロズベルグに2ポイントの差をつければチャンピオンシップでの優勝が決まる。
ハミルトンは絶対決めたいだろうけど、ベッテルファンとしては阻止してほしいところ。

スターティンググリッド、
1.ロズベルグ
2.ハミルトン
3.リカルド
4.クビアト
5.ペレス
6.ヒュルケンベルグ
7.マッサ
8.フェルスタッペン
9.アロンソ
10.グロージャン
11.バトン
12.マルドナード
13.ベッテル
14.エリクソン
15.ナッセ
16.ボッタス
17.ロッシ
18.ライコネン
19.スティーブンス
20.サインツ

スタート!
ロズベルグ・ハミルトンともいいスタート。
ハミルトンがロズベルグの横に並び、ターン1でロズベルグをコース外に押し出す形でトップに立つ。
リカルド・クビアトの2台もそのロズベルグをかわして前に出る。
ベッテルも高スタートを切って順位を上げてきた。

1周終えての順位、
1.ハミルトン
2.クビアト
3.リカルド
4.ロズベルグ
5.ペレス
6.ヒュルケンベルグ
7.ベッテル
8.バトン
9.フェルスタッペン
10.ライコネン

スタート直後に後方でトラブルがあったらしく、セクター1はイエローフラッグ。
のちのリプレイ映像を見ると、ターン1で単独スピンしたマッサにアロンソがぶつかり、ほか数台も巻き添えを食った模様。
マシンの破片が散乱してる。

5周目、ハミルトンを懸命に追うクビアト。
ハミルトンはタイヤ制御が難しそうで走りにくそうにしてる。
メルセデスは雨に弱い?

8周目、バーチャルセーフティーカーが入ってたらしいけどこの周でリスタート。
ハミルトンにぴったりとくっついて追いかけるクビアト。
ロズベルグはリカルドをかわして3番手に。
そのあとクビアトもかわしてハミルトンの後ろまで迫ってきた。
クビアトはロズベルグを抜き返そうと頑張るけど、ならず。

13周目、ロズベルグに仕掛けたクビアトだったけど、コーナで止まりきれずに大きくコースアウト。
この隙にリカルドが前に出て、その勢いのままロズベルグもかわした。
ロズベルグはタイヤがきつそう。

14周目、リカルドがファステスト、前のハミルトンを猛追する。

15周目、ハミルトンとリカルドの差、約0.5秒。が、なかなか抜けない。

ライコネンがラジオでDRSのトラブルを訴える。
ライコネン、フェルスタッペンに仕掛ける。
タイヤが軽く接触するほど激しく攻めるが抜けない。

この周、リカルドがハミルトンをかわしてトップに立った。

順位の整理。
1.リカルド
2.ハミルトン
3.ロズベルグ
4.クビアト
5.ペレス
6.ベッテル
7.フェルスタッペン
8.ライコネン
9.サインツ
10.ヒュルケンベルグ

いつの間にかベッテルが6番手まで上がってきてる。

18周目、ロズベルグがハミルトンに仕掛ける。
応戦するハミルトン。
なんとかロズベルグがハミルトンをパスして2番手に浮上。
直後にハミルトンにタイヤ交換の指示が入る。
もうタイヤの限界。
上位の順位の入れ替わりが激しくて面白い。

20周目、リカルド、クビアト、ロズベルグ、ベッテルとほか数台立て続けにタイヤ交換に入って、何がなんだかわからない状態になる。

ライコネンが大きくコースアウトして壁にぶつかる。
マシンにダメージがありそうだけど強引にコースに戻る。
なんかイライラしてるみたい。

タイヤ交換後の順位。
1.リカルド
2.ロズベルグ
3.クビアト
4.ハミルトン
5.ベッテル
6.フェルスタッペン
7.ペレス
8.サインツ
9.ヒュルケンベルグ

21周目、タイヤがフレッシュなベッテル、ファステスト。

22周目、リカルドを抜いてロズベルグがトップに。

23周目、ベッテルが前のクビアトに1秒以内まで迫る白熱したバトルの末、パスした。
これで表彰台圏内まであとひとつ。

26周目、ハミルトンがリカルドをかわして2番手に。

ライコネンに、さっきのクラッシュのダメージでリタイヤの指示。

27周目、エリクソンがコース上にストップ、セーフティーカーが入る。
ベッテル、タイヤ交換。

32周目、セーフティーカーがはけてリスタート。
順位の整理。
1.ロズベルグ
2.ハミルトン
3.リカルド
4.ベッtル
5.クビアト
6.フェルスタッペン
7.ヒュルケンベルグ
8.ペレス
9.バトン
10.サインツ

33周目、ベッテルがリカルドを抜いて3番手に。
でもすぐ抜き返されて、でもさらにベッテルが抜き返して、激しいせめぎ合いに勝ったのはベッテル!うまい!

クビアト、コーナーを曲がりきれずにコースアウト、ヒュルケンベルグに抜かれる。
クビアトはこういう場面が多いな。

37周目、ヒュルケンベルグがリカルドに接触!ヒュルケンベルグ、リタイヤ。
バーチャルセーフティーカーが入る。
このタイミングでロズベルグ、レッドブル2台がタイヤ交換に入る。ハミルトンは入らず。

40周目、リスタート。
順位の整理、
1.ハミルトン
2.ベッテル
3.フェルスタッペン
4.ロズベルグ
5.バトン
6.アロンソ
7.ペレス
8.サインツ
9.マルドナード
10.クビアト

ロズベルグがあっさりとフェルスタッペンをかわし3番手に。
ファステストを出してベッテルにも1秒以内に迫ってきた。
抜かれたくないけど、難しい。
ベッテルもあっさり抜かれて、ロズベルグ2番手に浮上。

43周目、クビアトがまたコースアウトして壁に激突。
セーフティーカーが入る。
ハミルトンとベッテルがタイヤ交換。

47周目、リスタート。

49周目、トップを走っていたロズベルグがミスをして、その隙をついてハミルトンがトップに出た。
このままの順位だとチャンピオンシップでのハミルトンの優勝が決まってしまう。

上位陣の争いも激しいけど6番手争いも激しい。
バトン、アロンソ、サインツ、ペレスが接触寸前の団子状態でせめぎ合っている。

55周目、3番手のベッテルが懸命にロズベルグを追う。
ベッテルが2位だとチャンピオンシップの優勝は持ち越しになるので、ここはどうしても抜きたいベッテル。
ロズベルグも、チャンピオンシップかこのレースでの順位かで悩まなかっただろうか?

ロズベルグの真後ろまで迫るベッテル、抜けそうで抜けない。もどかしい。

最後の最後、ゴール寸前まで頑張ったベッテルだけど、ロズベルグを交わすことは出来ず。
結果、優勝・ハミルトン、2位・ロズベルグ、3位・ベッテル。

バトンが6位入賞、アロンソは惜しくて11位。

これでチャンピオンシップはハミルトンの優勝が決定してしまった。
喜ぶハミルトンとは裏腹に、ロズベルグの落ち込みようが見ていて気の毒なくらい。
49周目のミスがなければこの結果も変わってたかもしれないからなぁ。

あと残り3戦。
各チームとも来年を見据えた走りになってくるのかな。
もうすぐ終わっちゃうのは寂しいな。

ポイントランキングはこちら → TN ポイントランキング

<写真:ESPN F1:マックス・フェルスタッペンをリードするセバスチャン・ベッテル>
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by wakabanokimochi | 2015-10-28 15:28 | F1 | Trackback | Comments(0)
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★★★★<5段階評価>

アラフォーの佐知、佐知の母親の鶴代、居候の雪乃と多恵美は、鶴代の祖父が建てた古い洋館に住んでいる。
ひとつ屋根の下で暮らす四者四様の女たちの日常を描いた、ユーモラスで少しだけ侘びしさが漂うゆる~い物語。

私と同年代の佐知が抱える漠然とした不安や寂しさや、それとは裏腹の満足感などの混沌とした感情に激しく共感。
女同士のほどよい距離感にも共感できてほっこりする。

あまり気が合わない人(嫌いというほどではないけど、長時間過ごすと疲れるなぁと感じる人)との付き合いが年々煩わしくなってきた私に対する戒めや慰めの言葉が、物語の随所に散りばめられている。


<これまでの読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
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by wakabanokimochi | 2015-10-27 14:08 | 読書 | Trackback | Comments(0)

宇佐神宮

中国からのPM2.5でかなり霞んでいるけど秋晴れの爽やかな行楽日和、みーちゃんと宇佐神宮に行ってきました。
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広大な敷地、鬱蒼と広がる森、清らかな空気と荘厳な静寂に包まれています。
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全国4万の八幡さまの総本宮だそうで、「二拝四拍手一拝」というお参りの仕方は出雲大社と宇佐神宮だけという、なんとも特別感が満載の格式高い神社です。

石畳の参道を進んでいくと、上宮の鳥居と西大門が見えてきました。
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朱色が鮮やかな西大門。
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こちらが上宮。
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この奥に神様の住まうお社があります。

パワースポットであるらしいご神木。
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森の小径のような参道を通って、下宮に行きます。
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上宮は国の安寧を、下宮は民衆が日々の生活の安泰を祈る場所で、どちらか一方だけにお参りするのは「片参り」と言って良くないそうです。

おみくじは「大吉」。
春に行った出雲大社でも大吉だったし、日々感じている安穏さはまだ続きそうです。(〃▽〃)

菱形池。
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紅葉には少し早かったです。

参道にいたカモ。
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うちから1時間半くらいのところにこんな素晴らしい場所があったなんて。
地元・大分の歴史遺産をこれからも巡って行こうと思います♪
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by wakabanokimochi | 2015-10-24 17:15 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(0)

2015 F1 ロシアGP

予選当日、午前中のフリー走行でサインツが大クラッシュし病院に搬送されたとのこと。
大きな怪我はなく、本人自らTwitterを更新するなど元気なよう。

予選、アロンソはQ1敗退、バトン、マッサはQ2で敗退。
Q3でタイムの更新合戦が繰り広げられて、ロズベルグ、ハミルトンが1位・2位、ボッタス健闘で3位に食い込む。
4位ベッテル、5位ライコネン。

【決勝】
スターティンググリッド、
1.ロズベルグ
2.ハミルトン
3.ボッタス
4.ベッテル
5.ライコネン
6.ヒュルケンベルグ
7.ペレス
8.グロージャン
9・フェルスタッペン
10.リカルド
11.クビアト
12.ナッセ
13.バトン
14.マルドナード
15.マッサ
16.エリクソン
17.スティーブンス
18.メリー
19.アロンソ
20.サインツ

前日に大クラッシュしたサインツは何事も無く決勝に出場。

このサーキットは路面が特殊でタイヤがあまり減らないとのこと。
タイヤ交換時のオーバーカットも望めないので、スタートが大事だそう。

そして、スタート!
ロズベルグ、ハミルトンともいいスタート。
ターン1でハミルトンが一瞬ロズベルグの前に出るが、ターン2でロズベルグがもう一度トップに戻る。
ターン2でライコネンがボッタスをかわし2番手に。
その直後、後方でヒュルケンベルグとエリクソンがクラッシュ、セーフティーカーが入る。
単独スピンしたヒュルケンベルグをエリクソンがよけきれずに突っ込んでしまった。
フェルスタッペンも絡んでいたようで、リアタイヤがパンク。

この時点での順位、
1.ロズベルグ
2.ハミルトン
3.ライコネン
4.ボッタス
5.ベッテル
6.ペレス
7.クビアト
8.リカルド
9.バトン
10.ナッセ
13.アロンソ

3周目、セーフティーカーがはけてリスタート。
ボッタスがあっさりとライコネンを抜いて再び3番手に浮上。

5周目、ロズベルグからチームに、トラブルを訴える無線が。
スロットペダルのトラブルのよう。

6周目、5番手のベッテルが前のライコネンを激しく攻める。

7周目、ハミルトンがトップに出る。
マシンを思うように制御できなくなったロズベルグはここでリタイヤ。
このリタイヤの影響力はデカイ。
ロズベルグは現在チャンピオンシップ2位だけど、このレースでのベッテルの順位しだいで3位に落ちる可能性がある。
チームランキングにも影響する。
ロズベルグの茫然自失ぶりが痛々しい。

12周目、グロージャンが単独クラッシュ。
緩衝材の壁に激しく衝突してマシンは大破。
ここで2回目のセーフティーカー。
それにしても、あれだけのクラッシュでドライバーにダメージがないって、F1マシンはスゴイ。

中盤勢はこのタイミングでぞくぞくタイヤ交換。
トップ集団は交換せず。

順位の整理。
1.ハミルトン
2.ボッタス
3.ライコネン
4.ベッテル
5.クビアト
6.ナッセ
7.マッサ
8.マルドナード
9.ペレス
10.アロンソ

16周目、セーフティーカーがはけてリスタート。
ベッテル、激しくライコネンを攻める。
接触寸前のバトル。
ライコネンがコース外に押しやられた形でベッテルが前に出る。

24周目、ボッタスを追いかけるベッテル、その差は1.5秒。
26周目、ボッタスとベッテルの差が1秒を切った。
27周目、タイヤ交換に入るボッタス、11番手でコース復帰。
これでベッテルが2番手に。

31周目、ベッテル、タイヤ交換、ボッタスの前、6番手でコース復帰。
32周目、ライコネンもタイヤ交換に入るが、ボッタスの後ろ、8番手でコース復帰。
33周目でハミルトンがタイヤ交換、35周目でナッセがタイヤ交換に入って、見た目の順位が本当の順位になった。

ここで整理、
1.ハミルトン
2.ベッテル
3.ペレス
4.リカルド
5.ボッタス
6.ライコネン
7.サインツ
8.クビアト
9.バトン
10.マッサ
11.アロンソ

バトン、アロンソも健闘中。

36周目、ライコネンは接触寸前の激しい攻めでボッタスを追う。

45周目、リカルドをかわしたボッタス、4番手に。
48周目、ライコネンもリカルドをかわす。
49周目、そのリカルド、マシントラブルのようでコース脇にマシンを止めてリタイヤ。

52周目、ボッタス、ライコネンがペレスを追う3位争い。
1回目のセーフティーカーのタイミングでタイヤ交換をしたペレスは、そろそろタイヤがきつい。
どうにか頑張ろうとするペレスだけど、ボッタス、ライコネンに立て続けに抜かれてしまう。

ボッタスを執拗に追うライコネン。
53周目、ファイナルラップ、後ろから攻めたライコネンがボッタスに接触。
火花を散らしてコースアウトするボッタス。
なんとか走り続けるライコネンも火花を散らしてスローダウン。
このアクシデントで、さっき2台に抜かれてしまったペレスが再び3番手に浮上。

ハミルトンは独走状態で1位フィニッシュ、ベッテル・2位、ペレスが3位でチェッカー。

ライコネンは5位でフィニッシュしたけど、ボッタスとの接触でペナルティーを課せられ8位に降格。
これにより、メルセデスのチーム優勝が確定した。

ベッテルはポイントランキングで2位に浮上。
3位のロズベルグとの差は7ポイントだからすぐにひっくり返る可能性はあるけど、なんとかこのまま頑張ってもらいたい。


ポイントランキングはこちら → TN ポイントランキング


<写真:ESPN F1:キミ・ライコネンのインを突くセバスチャン・ベッテル>
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by wakabanokimochi | 2015-10-15 17:44 | F1 | Trackback | Comments(0)
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★★★★<5段階評価>

職を失い妻子に逃げられホームレス寸前まで落ちぶれてしまったフリーライターのセキグチのもとに、元上司から連絡がくる。
NHK社屋でのテロ予告があり、その取材にセキグチが指名されているとのこと。
半信半疑でNHKに赴いたセキグチは、予告通りテロに遭遇する。
老人たちのグループが画策していると思われるテロ。
その目的は何なのか?
自分の意志とは関係なく、セキグチはこの事件に巻き込まれていく。

面白い!
作品のテーマは重く深く、描写はリアルでグロテスクでもあるけど、読後にはほんの少しの温かさと強い寂寥感が残る。

無差別に起きるテロに嫌悪感は感じるもの、昔から漠然と疑問に思っていた「テロと革命の違いってなんだろう?」というようなことを改めて考えた。
現在の日本に漂う閉塞感のようなものを憂う老人たちの思いに共感できる部分は大いにある。

作中で老人の一人が言うセリフで印象的なものがあった。

「弱虫は老人にはなれないんだ。老いるということは、これが、それだけでタフだという証明なんだ」

あとがきで村上さんも、
「戦争を体験し、食糧難の時代を生き、殺されもせず、病死も自殺もせず、寝たきりにもならず生き延びるということ自体、すごいと思う」
と書いている。
今老人と呼ばれる世代の人たちは、ただ息をしているだけでは生き残れなかった時代を生きてきたのだということを、村上さんが言うようにすごいと思う。

そして、この物語の老人たちもものすごくタフで、行いの善悪は別にして、覚悟の強さが清々しい。
一方、主人公である50代のセキグチは、次々と起こる異常な状況の中で精神安定剤を多飲することでどうにか正気を保っているというような危うさがある。
セキグチと仕事をすることになった20代のマツノ君。
温和で人当たりがよく、草食系と言われるタイプの青年で、ITに強くて、大学でアルカイーダの組織論なども学んだ今どきの若者な彼は、この事件に巻き込まれてしだいに精神を病んでいく。
タフな老人たちと軟弱な青年たち、過酷な時代を体験した世代と飢えや戦闘や死を観念でしか知らない世代が対比して描かれている。
ただ、老人たちvs青年たちという二極的ではなく、壮絶な過去を持つ別の二人の若者の描写が、普段は情緒不安定で社会不適合者のようだけど状況が過酷になるほどタフになっていくのが面白い。
現代日本の問題点や弱点が見える気がする。


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by wakabanokimochi | 2015-10-12 15:09 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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★★★<5段階評価>

あらすじ(Amazonより)--------------------------
拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれた!
引き換えに3億円を要求する犯人からの手がかりは、スキー場らしき場所で撮られた
テディベアの写真のみ。しかも犯人との交渉が突如不可能に!
圧倒的なスピード感で二転三転する事件のゆくえ、読者の予想を覆す衝撃の結末に酔いしれろ!

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深すぎず複雑すぎず、かといって単純でもなく、読者を裏切る東野ワールドもきちんと展開されていて、「東野さんは間違いないな」と改めて思った。
サラッと読めるのに物足りなさを感じさせない、「見始めたらついつい見ちゃう2時間ドラマ」みたいな気軽な作品。
サスペンスだけど、登場人物それぞれの思惑や心情が交錯して、人間ドラマとしても面白い。


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by wakabanokimochi | 2015-10-08 22:20 | 読書 | Trackback(1) | Comments(1)
<中房温泉登山口~合戦小屋~燕山荘~燕岳~燕山荘に宿泊~合戦小屋~中房温泉登山口>

8月に行くはずだったのに台風で中止を余儀なくされた燕岳遠征。
9月28・29・30日の日程で、みーちゃんママと行ってきました。

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憧れの北アルプスの勇姿は、圧倒的な美しさと圧倒的な雄々しさでした。
2千、3千メートルを超す山々が見渡す限りに幾重にも広がっています。
まるで精巧に作られたジオラマのようで、一瞬現実感を失いました。

ホームである大好きなくじゅうの風景は、広大な平野と連なる山々と空の広さとが相まって、一言で表現するなら「雄大」でしょうか。
どこか女性らしさも感じる優しさと柔らかさを持っている気がします。
北アルプスには、人という存在と一線を画する近寄りがたさと、それゆえに近寄りたくなる雄々しさと神々しさを感じました。


28日夕方の新幹線で博多を出発、新大阪で夜行バスに乗り換えて29日朝に松本駅到着。
電車で穂高駅まで行き、さらに乗合バスに乗り換えてようやく中房温泉登山口に着きました。
家を出てからここまで18時間。
やっと登山の開始です。

準備を整えて、09:00、登山口を出発。
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いきなり、整備された階段や木の根の階段を登る急登が続きます。
三大急登のひとつと言われているらしい。
が、死ぬほどきついわけではない。
きつい道だけど、足が上がらないきつさではなく息が上がるきつさ。
だから、ちょっと立ち休憩して息を整えれば大丈夫。
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くじゅうの山でいうと、ソババッケから平治岳に登る道の感じです。

うっすらとガスっていて幻想的。
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09:34(34分経過)、第一ベンチ。
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第二、第三、富士見ベンチと、約1キロおきに休憩場所があるのがちょうどいい。
そこで疲れをリセットしながら登ります。

上に行くにつれて紅葉がきれいになっていきます。
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11:18(2時間18分経過)、富士見ベンチ。
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富士山が見えるから富士見ベンチだけど、ガスで見えず。

さらに紅葉を愛でながら登ります。
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11:51(2時間51分経過)、合戦小屋。
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新幹線の中で駅弁を食べて以降はまともな食事をしていなかったので、ここでお昼ご飯にします。
かきあげうどん
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こしがあって、汗をかいた体に出汁の旨さが沁みる。
夏のスイカが名物らしいのでいつか食べたい。

30分ほど休憩したら山行再開。

12:39(3時間39分経過)、開けたところに出たら燕山荘が見えてきた!
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赤っぽい小屋が空の青さに映えてきれい!
振り返ったらガスの隙間から槍ヶ岳も見えて、俄然、元気が出てきた!

ハイマツの中の白っぽい砂のような登山道をひたすら歩きます。
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小屋が見えてからが遠い(笑)。
着きそうで着かない。
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それでもずいぶん近づいて来たぞ。
もうちょい、もうちょいと鼓舞して進みます。

13:32(4時間32分経過)、燕山荘に到着!
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わぁ!ステキ!
「一度は泊まりたい山小屋1位」、女子が憧れる燕山荘です♪

小屋の前にあるオブジェ?山の神さま?
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槍ヶ岳がきれいに見えます。
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この尾根を行けばみなが憧れる槍ヶ岳なんだなぁ。

チェックインをして(宿泊スペースの写真を撮るのを忘れた!)、荷物を置いて燕岳山頂に向かいます。

14:02、燕山荘の前から望む燕岳。
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粗めの砂浜みたいな道。
足を滑らせたら滑落死間違いなしの道。

有名ないるか岩。
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本当にイルカみたい♪

振り返って見る燕山荘。
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この山は風化して丸くなった奇岩がたくさん。
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これも有名なめがね岩。
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14:34、燕岳山頂。
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初めての北アルプス、2763メートルの頂に立ちました。
その感慨はひとしお。

さらに奥には北燕岳が見えます。
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もう行かなくてもいいか(笑)。
山頂にいた方としばし歓談。

15:31、燕山荘に戻ってケーキセットをいただきます♪
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うんま~い!!

このあと、私は少しだけ昼寝。
目が覚めたら夕方。

夕暮れの槍ヶ岳。
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闇に浮かぶ安曇野の夜景と昇り始めの赤い月。
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20:00頃、就寝。


翌日。
5:00前に起きて、吹きすさぶ寒風の中で朝日を見ます。

夜と朝が入れ替わるとき。
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富士山がきれいに見えました。
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刻々と色が変わっていく空。
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別館裏のデッキから見た燕山荘とテン場。
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05:45、ご来光。
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朝日に灼ける槍ヶ岳。
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朝食をいただいてのんびりパッキングをして、07:25、下山を開始します。

朝の槍ヶ岳と燕岳にしばしの別れを告げて。
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下り始めてすぐに霜柱を発見。
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寒いはずだ…。

夜中に風が強く吹いていたので来る時よりも落ち葉が増えていました。
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白玉の木の実。
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苔。
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苔むした木。
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日に照らされた苔。
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帰りはひたすら下りなので楽チン♪
急登は下りの方が気を遣って歩きにくいものだけど、わりとすいすい進めます。

写真を取りながらのんびり下りたつもりだったけど、10:39(3時間14分経過)、登山口まで戻ってきました。
登山口の下にある有明荘で温泉に入って昼食をいただいてから、バスと飛行機を乗り継いで、この日の夜には自宅に帰りました。

あっという間の二泊三日でしたが、北アルプスの素晴らしさにちょっとだけでも触れることができて大・大・大満足の遠征でした。
槍とか穂高とか劔とか、表銀座とか裏銀座とか涸沢カールとか、行きたい山はたくさん。
来年も必ず北アルプスを歩きます。
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by wakabanokimochi | 2015-10-01 21:43 | 登山 | Trackback | Comments(0)