ワカバノキモチ 朝暮日記 asakure.exblog.jp

趣味のことをいろいろと


by wakabanokimochi
プロフィールを見る
画像一覧

<   2015年 03月 ( 10 )   > この月の画像一覧

a0220528_23365720.jpg

★★★★<5段階評価>

日本の上空2万メートル地点で原因不明の航空機事故が相次ぐ。
航空機メーカーの技術者と航空自衛隊のパイロットの二人が事故調査の中心となって、原因究明と対策のために奔走する。
一方、四国の田舎町に住む高校生の瞬と幼なじみの佳江の二人もまた、この航空機事故事故に翻弄される。
上空2万メートルにある“秘密”とは?

自衛隊三部作の空自編。
恋愛要素は少なめだけど、有川さん特有の胸キュンポイントはもちろんある。
骨格部分は大胆なファンタジーなんだけど、自衛隊組織の描写などの肉付けの部分がリアルなので一切違和感を感じることなく読んだ。
キーとなる“秘密”の部分がすごく興味深くて面白かった。
それぞれが色々と抱えていて、その切なさとかやるせなさにグッときた。

メーカーの技術者が空自のパイロットに同行してF15に乗るシーンが、臨場感ある描写でワクワク・ドキドキして好き。
私も1回乗ってみたい!
たぶん吐くだろうけど。

作者のあとがきに、関係各者への感謝の言葉とともに「この作品を読んでくれてありがとう」という趣旨の言葉が書かれていたんだけど、「こちらこそ、こんなに面白い作品をいつも書いて下さってありがとうございます」と言いたいです。



<これまでの読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
[PR]
by wakabanokimochi | 2015-03-30 23:39 | 読書 | Trackback | Comments(4)

流川の桜並木

みーちゃんと花見♪

まずは亀山公園でお弁当。
a0220528_22525133.jpg

天気はいいしあったかいしで、子供連れのファミリーで賑わってました。
ここは平和だ。

おじちゃんが飼っているチャボの赤ちゃんを散歩させていました。
a0220528_2253646.jpg


腹ごしらえをしてから、うきは市流川の桜並木に行きます。
a0220528_22531946.jpg

土手沿い2、3キロがずーっと桜。
a0220528_22533227.jpg

菜の花の黄色と相まってキレイ。
a0220528_22534592.jpg

青い空に映える桜。
a0220528_22535956.jpg

a0220528_2254107.jpg

a0220528_22541984.jpg

桜の下でノンアルビールをいただきます。
a0220528_22543494.jpg

プハーッ!気持ちいい♪(ノ∀`*)

帰りに、最近できたらしいジェラート屋さんに寄って、春の休日を満喫しました。
[PR]
by wakabanokimochi | 2015-03-29 22:56 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(0)
【塩の街 / 有川浩】

a0220528_21261971.jpg

★★★<5段階評価>

突如発生した“塩害”という謎の現象によって、日本だけでなく世界中の経済や流通、様々な機能が麻痺してしまう。
そんな非常事態の中で必死に生きようとする自衛官の男と一人の少女。
そして、彼らと関わる人々。
変わり果ててしまった世界の運命は?
そこに生きる人々の運命は?

自衛隊三部作の第一弾、有川さんのデビュー作。
自衛隊好きの有川さんが描く自衛隊組織や自衛官は、とにかくカッコイイ。
勇敢で強くてぶっきらぼうに優しくて。
そして、有川さん特有のマンガみたいにベタベタな登場人物とマンガみたいにベタベタな恋愛描写が、こっ恥ずかしくなるくらいベタなんだけど、ここまでくると潔くてキュンキュンしてしまう。
「ぶっきらぼうに頭をクシャッとする」
とか、萌えポイント満載。

もちろん、ただ萌えるだけの作品ではない。
2007年に書かれたものだけど、“塩害”という過酷な状況に翻弄される恋人たちや親子のドラマに、つい3.11を重ねてしまって胸が震えた。

絶望の中にもある光の部分が描かれていて心地いい。




【海の底 / 有川浩】


a0220528_21282573.jpg

★★★★<5段階評価>

米軍基地のある横須賀の街に、突如、巨大甲殻類の群れが押し寄せて人々を襲い始める。
桜まつりで賑わっていた基地周辺は逃げ惑う人々で大パニックになる。
事態の収拾のために機動隊が投入されるが、前代未聞の非常事態に苦戦する。
ちょうど横須賀港に停泊していた海上自衛隊の潜水艦『きりしお』の乗組員である冬原と夏木は、巨大甲殻類に追い詰められている子どもたちを見つけて共に『きりしお』の中に逃げ込む。

自衛隊三部作の海自編。
あらすじをざっと書くと、「ウルトラマンシリーズか!」とつっこみたくなるようなトンデモ設定に見えるかもしれないけど、各組織間の確執や警察や自衛隊の実情などがていねいに描かれていて、シリアスなエンタメ作品に仕上がっている。
自衛隊の出動に慎重すぎる官僚や米国に対して弱腰な日本政府といったリアルな日本の体質も描かれていて、読んでいて憤りが募る。
一方、孤立した潜水艦に逃げ込んだ自衛官と子どもたち側にも様々なドラマがあり、細やかな人間描写がなされていて、「武」の部分と「人」の部分の両方面白い。
胸キュンポイントはちょっと少なめ。



<これまでの読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
[PR]
by wakabanokimochi | 2015-03-27 21:38 | 読書 | Trackback | Comments(0)
a0220528_04161.jpg


★★★<5段階評価>


あらすじ(Amazonより)

怪異譚を蒐集するため諸国を巡る戯作者志望の青年・山岡百介は、雨宿りに寄った越後の山小屋で不思議な者たちと出会う。
御行姿の男、垢抜けた女、初老の商人、そして、なにやら顔色の悪い僧―。
長雨の一夜を、江戸で流行りの百物語で明かすことになったのだが…。
闇に葬られる事件の決着を金で請け負う御行一味。
その裏世界に、百介は足を踏み入れてゆく。
小豆洗い、舞首、柳女―彼らが操るあやかしの姿は、人間の深き業への裁きか、弔いか―。
世の理と、人の情がやるせない、物語の奇術師が放つ、妖怪時代小説、シリーズ第一弾。

-----------------------------------------------------------------

絵師・竹原春泉が描いた妖怪になぞらえて、闇の一味が悪に制裁を加えるという必殺仕事人系の作品。
7篇の短篇集で読みやすい。
制裁を加えられる側にもそちら側の道理(正しいか正しくないかは別として)があり、勧善懲悪のような単純なものではなくて面白い。

憎しみ・怒り・嫉妬・恐れといった、人の心から生まれる強い負の思いが面妖なものを生じさせ存在させる。
全体的に陰鬱でモノクロなイメージで、独特の雰囲気を醸し出している。
昔放送されていた「日本昔ばなし」の怖い系の画みたいな作品、と言えば、ある一定以上の年令の人には伝わるかな。



<これまでの読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
[PR]
by wakabanokimochi | 2015-03-26 00:07 | 読書 | Trackback | Comments(0)

春探しとイチゴ狩り

みーちゃんとうきは市でデート♪
桜並木を見に行く予定だったけど桜にはまだ早かった…。(´・ω・)

いつもの古民家カフェでランチして、散策していたらたくさんの春を発見。

クローバーの茂みから頭を出すつくし。
a0220528_23125495.jpg


白梅?
a0220528_23131078.jpg


桃はまだ固い芽。
a0220528_23132734.jpg


線路沿いに菜の花がいっぱい。
a0220528_23134374.jpg


名前を知らない小さな花。
a0220528_23135724.jpg


木蓮の木。
a0220528_23152238.jpg

a0220528_23153859.jpg


このあと、初めてのイチゴ狩りに行きました。

ハウスの中はイチゴでいっぱい♪
a0220528_23155334.jpg


“さがほのか”と“さちのか”と“紅ほっぺ”のハウスがそれぞれあるんだけど、さがほのか、うんまい!(≧∇≦)
あまっ!(´口`*)
さちのかはちょっと酸っぱ目で、紅ほっぺは酸味と甘味が同居する旨さ。
品種によってこんなに味が違うって知らなかったなぁ。

甘いさがほのか。
a0220528_23161315.jpg


お腹いっぱいいただきました。
イチゴでお腹がいっぱいになるなんて初めて♪
[PR]
by wakabanokimochi | 2015-03-21 23:18 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(0)
a0220528_20523744.jpg
F1シーズンが始まりました。
今でも十分忙しいのにさらに忙しくなる。(〃▽〃)

まず、ドライバーの移籍が相次いでいて、だいぶシャッフルされているので観ていてちょっとややこしい。

ベッテル、レッドブル → フェラーリ
アロンソ、フェラーリ → マクラーレン
クビアト、トロ・ロッソ → レッドブル
エリクソン、ケータハム → ザウバー

私の注目は、何と言ってもベッテルです。
史上最年少ワールドチャンピオンの記録を持っていて、2010年から2013年まで4回連続優勝という、まさに天才。
天才なうえに若いので傲慢な言動が多くて何かと批判されることも多いけど、そんな批判をものともせずに圧倒的な走りを見せつけていたベッテル。
だけど、大きくレギュレーションが変わった昨年は、レギュレーションとの相性なのかマシンとの相性なのかうまく力を発揮できず5位の成績に終わった。
フェラーリのマシンに乗り換えた彼がどんな走りを見せてくれるのか、楽しみでしょうがない。
やんちゃぶりが見られるといいな♪


オーストラリアGPが終わってみると、昨年から圧倒的な強さを見せていたメルセデスの力は健在で、ハミルトン、ロズベルグの1・2フィニッシュでした。
そして3位はベッテル。
開幕戦で表彰台に登れたのは素晴らしい。
メルセデスとの差が32秒もあるのはやはりちょっと心配だけど。

私がベッテルの次に好きなライコネンは、42周目でリタイヤ。
ポイント圏内を走っていたんだけど、タイヤ交換時のピットクルーのミスでタイヤ装着が不十分なままコースに出てしまうという、もったいない終わり方をしてしまった。

マクラーレン・ホンダのバトンは、最後までペレスと10位争いをしていたけど、惜しくも11位で終わった。
同じくマクラーレンのアロンソは、テスト走行での事故の影響でお休み。

まだまだ始まったばかり。
どんなドラマが起きるのかワクワクします。
誰かが怪我をするような大きな事故など起きずに、エキサイティングなシーズンになりますように♪ヽ(*´∀`)ノ
[PR]
by wakabanokimochi | 2015-03-19 20:57 | F1 | Trackback | Comments(2)
a0220528_23374146.jpg


★★★<5段階評価>


徳川綱吉の時代、東北の山間で隣り合う2つの小さな藩は、戦国時代からの因縁で反目し合っていた。
そんなある日、片方の藩にある村が“得体の知れない何か”によって壊滅状態となる。
村を破壊したものとは何なのか?
なぜ村を襲うのか?
襲われた村で生き残った者、藩主側近の妹、藩内の問題で立場が危うくなった小姓、それぞれがそれぞれの事情を抱えながら、突如襲ってきた災難と対峙する。

2つの藩の間を視点が行ったり来たりするので、登場人物たちの人となりが把握できるまではちょっと混乱しそうになった。
人となりが把握できたあとは、その魅力にグイグイ惹き込まれて一気に読んだ。

おとぎ話のような言い伝えのような物語だけど、そこから大事なものが読み取れる気がする。

破壊もそれに抗うのも人の心であり、憎み合うのも助け合うのもまた心である。
心とは眼に見えない漠然としたもののようだけど、心ひとつで目に見える何か、善なるものも悪なるものも生じさせることができる。

そんなことを思った作品でした。



<これまでの読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
[PR]
by wakabanokimochi | 2015-03-17 23:41 | 読書 | Trackback | Comments(0)

経験不足と筋力不足

昨日、久しぶりのボルダリング。
いつも行くジムは平日だったらほぼ貸し切り状態だったのに、この日はうまそげな人でワイワイしていました。
私なんかド素人でド下手なので帰ろうかとちょっと弱気になったけど、せっかく久留米まで来たし、勇気を出して登ることにします。

まずはスラブの壁に取り付きます。
a0220528_229463.jpg

a0220528_221043.jpg

a0220528_22101797.jpg

周りとかあんまり気にせずに登り始めるとやっぱり楽しい♪

スラブ壁でさえ登れない課題があって、隣で登っていたお兄さんにコツを教わったりしながら頑張ったけど、基本のムーブが出来ていないのと筋力の弱さのせいで克服できず。
経験を積めばうまくなるということだったので、また近いうちにチャレンジしようと思います。
[PR]
by wakabanokimochi | 2015-03-14 22:14 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(0)
母親のリクエストで、市川海老蔵の『源氏物語』を観てきました。

a0220528_22155822.jpg

私はもともと平安貴族のような雅さは好きで、女性のきらびやかな装束ももちろんいいけど、男性の装束姿が美しくて萌えます。
ファッションに敏感で教養を重んじすぐにさめざめと泣いちゃう平安男子。
私の平安に関する知識は漫画の『あさきゆめみし』から得たものがほとんどだけど、優雅できらびやかで情緒があって奥深い世界観が好きです。

私自身は市川海老蔵のことを特別好きとかはないですが、舞台で光源氏を演じる海老蔵は美しかった!
今回のこの『源氏物語』の舞台は創作歌舞伎で、歌舞伎と能とオペラを融合させた斬新な作品でした。
大掛かりなセットはなく、桜の木が2本立っているだけとかのシンプルなもので、だからその分見る者の想像力を掻き立てる作りになっていました。

能のお謡とイタリア語(なのかな、たぶん)のオペラは何を言っているのか正直全然わからなかったんだけど、六条御息所の情念と嫉妬を能が表現し、光源氏の苦悩をオペラが物悲しく歌い上げる演出は、言葉の意味はわからなくても心を揺さぶられた。

今度は定番の演目も観てみたい♪
[PR]
by wakabanokimochi | 2015-03-08 22:16 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(0)
a0220528_15402459.jpg


★★★★<5段階評価>


2011年のある日、高校教師のジェイクは友人のアルから“過去へ通じるタイムトンネル”の存在と秘密の計画を打ち明けられる。
アルが営むレストランの倉庫には、1958年9月19日11時58分のその場所に通じるタイムトンネルがあると言うのだ。
過去の世界で何時間、何年過ごそうと、トンネルを通って現在の世界に戻って来た時には出発してから2分しか経過しないと言う。
末期ガンに侵されてしまったアルは、自分に代わって1963年11月22日にダラスで起きたケネディ暗殺を阻止してほしいとジェイクに頼む。

1冊500ページを超えるうえに2段で書かれていて、しかも上下2巻という超長編。

洋書を翻訳したのものは、言い回しが不自然だったり、その国の文化や歴史をある程度知っていないと想像や共感がしにくいので苦手なのです。
ジョークとか喩え話とかがよくわからないし、登場人物たちの心の機微を感じ取りにくい。
例えば、日本の歴史物で女性から男性に告白するというシーンがあった場合、日本の文化や歴史を知っていれば、その女性がどれほど強く勇気を出したかとかどれほど相手を想っていたかということを、説明されなくても汲み取れる。
海外文学では、私がそういう細かいニュアンスを感じ取ることができないので物語に入り込めないのです。

この作品も、そういう意味ではよくわからない部分とかはあったんだけど、それを差し引いてもすごく面白かった!

まず、特定の時間と場所にしか行けないというのが枷になって物事が複雑になっている。
行きたい時間に行ければもっと簡単にできることが、そうはならないもどかしさとハラハラ感。
それから、1958年から1963年までの5年間を過去の世界で過ごすことで、タイムスリップしてきたジェイクにもしっかりとした人間関係や生活スタイルが出来上がっていく、その危うさや儚さ。
ケネディが暗殺されなければもっとよりよい国になっていたのではないかという一種の正義感から始めた行動だったのに、過去の世界で生活するうちに矛盾や葛藤に苛まれていくさま。
ケネディ暗殺を阻止しようとするただの痛快な冒険活劇ではなく、とてつもなく重い責任を負わされてしまった男の人間ドラマ。


<これまでの読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚ワカバの本棚>

[PR]
by wakabanokimochi | 2015-03-03 15:44 | 読書 | Trackback | Comments(0)