ワカバノキモチ 朝暮日記 asakure.exblog.jp

趣味のことをいろいろと


by wakabanokimochi
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7月16日から20日まで、4泊5日で屋久島旅行に行ってきました。
一番の目的は、もちろん宮之浦岳登山。
登山のあとは観光もしたので、そのときの様子は前記事・<観光編>で。


1日目 <淀川登山口~花之江河~投石平~栗生岳~宮之浦岳~焼野三叉路~平石~新高塚小屋>
2日目 <新高塚小屋~縄文杉~ウィルソン株~大株歩道入口~楠川分れ~辻峠~白谷雲水峡>


まずは、登山情報を。
僭越ながら、宮之浦岳登山を考えている方の参考になればいいな。

【日帰り登山はできる?】
宮之浦岳は島のほぼ中央にある山なので、どの登山口から入ってもかなりの距離を歩かなきゃならない。
私たちが行った淀川登山口からが、宮之浦岳までの距離が一番短いコースだけど、それでも標準タイム(休憩時間なし)は片道5時間だから(私たちは約6時間かかった)、私のように特に体力に自信があるわけではないという人は日帰りだとかなり厳しい登山になると思う。
縄文杉やウィルソン株も見たいなら、日帰りは無理かな。

縄文杉とウィルソン株だけ見られればいいという人なら、荒川登山口から入れば片道4時間ちょっと(休憩時間なし)。
トロッコ道は地味にしんどいし、それを抜けたら本格的な登りになるので、往復10時間以上かかるとみていた方がいい。

【ガイドさんをお願いするべき?】
山登り未経験者や初心者なら、ガイドさんかある程度の登山経験者と一緒に登るべき。
道は比較的わかりやすくて道標も整備されているので道迷いはしにくいとは思うけど、それでも行方不明者が出ることがあるらしく、今年もすでに行方がわからなくなった人がいるとか。

遭難や怪我がなくても、長い山行になるので誰かと一緒じゃないと心が折れそうになる(笑)。
ペース配分なんかも考えないとバテちゃうので、経験豊富な方が一緒だと安心。

淀川からの道は何ヶ所か鎖場(ロープ)があった。

【水場】
水場はたくさんある。
ただ、岩の間から流れてくるような沢の水なのでお腹の保障はできない。
みなさん、飲んでたけどね。
百さんもガブガブ飲んでいたけどお腹は壊さなかったって。
私は最後の最後まで飲まなかった。
私の2日目の水分は、その沢の水を一度沸騰させたものにした。
山行の終盤に飲んでみたけど、柔らかくて美味しかった!
山水でも大丈夫って人なら、最初からたくさん水分を持ってなくてもどうにかなる。

【トイレ】
トイレは山小屋にはある。
ただし、当然汚い。
想像を絶する汚さ。
トイレの中に1分もいたら、メタンガスで喉がイガイガするほどの強烈さ。
登山口と、大株歩道入口のトイレはきれいだった。

携帯トイレブースも充実しているので、汚いトイレが苦手ならこちらが断然オススメ。
し尿処理にはかなりの労力が必要らしいので、環境のことを考えても携帯トイレでした方がいい。
使用済みの袋は登山口まで持って帰らないといけないので荷物は増えるけどね。
各登山口には回収ボックスがあるのでそこに捨てればいい。
屋久島に行くと、携帯トイレブース専用の携帯トイレをどこでも売っているので現地で買ってもいいかも。
専用の方が用を足しやすいし、2パック500円なので普通のより安い。
自分のとはいえ、おしっこを持ち歩くのに抵抗を感じる人もいるだろうけど、匂いもしなければ漏れもなく、なんの問題もなかった。

【ネズミ対策】
山小屋泊やテント泊を予定しているなら、ネズミが出るそうなので食べ物の管理をきちんとした方がいい。
ザックに入れたままにしていると、ザックの外側から食い破られてしまうらしい。
白谷雲水郷で出会ったおじさんも、前にザックごとやられたって言ってた。
ビニール袋に入れて高い所に吊るすといいらしい。


さて、私たちの山行記録。

<1日目>
5時にタクシーで宿を出発、6時前に淀川登山口に到着。
朝買ったお弁当を食べて、準備万端。

6:00、登山口を出発。
明るいうす曇、気温はちょうど良い。
寒くもなく暑くもなくムシムシもしてない。

森歩き。
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倒木から新しい命が。
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こうやって森はできていくんだな。

6:54(54分経過)、淀川小屋近くの川。
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水の透明度が半端ない。

晴れてきた。
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森歩き。
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でっかい岩を抱え込んだ木。
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8:20(2時間20分経過)、高盤岳展望所。
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ずっと森歩きだったから久しぶりの展望。
風が気持ちいい!

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この座っている岩は、叩くとポンポンと軽い音がする。
辻峠の近くにある「太鼓岩」と同じ種類の岩らしい。

8:48(2時間48分経過)、花之江河。
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日本で一番高いところにある湿地らしい。
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時期が悪いのか花を全然見かけない。
ここにも花は咲いてなかった。
苔はきれい。

豆腐岩が見えた。
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立ち枯れた木もかっこいい。
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途中、ロープ場が何ヶ所かある。
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疲れてるけど、この冒険感は楽しい。

10:02(4時間2分経過)、投石平(だと思う)。
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巨石がゴロゴロ。
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曇ってきた。

初めてのヤクシカに遭遇!
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すぐ逃げちゃうかと思いきや、わりとリラックスモード。
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あまり近づき過ぎなければ全然逃げない。

11:46(5時間46分経過)、栗生岳山頂。
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本日初めてのピーク。
もうね、かなりしんどい。
しんどさに何度キレそうになったことか(笑)。
時間とお金を使って、なんで私はこんなに苦しいことをしてるんだろうと、自分自身に腹が立つ。
もう山登りなんかやめてやる!(ノ`Д´)ノ

すごい急登があるわけではなく、険しくて怖いところがあるわけでもないけど、登っては下りの繰り返しが心と体にジワジワとダメージを与える。
なんだろうなぁ、とにかくツライ(笑)。

あとたぶん20分。
「あー!くっそー!」と自分を奮い立たせながら歩く。

12:04(6時間4分経過)、九州最高峰・宮之浦岳山頂!!
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あー、着いたぁ!
ガスってなんも見えやしねぇ…。
見えなくてもいい。
とにかく一番高いところに着いた。

ちょっとだけ休憩したら小屋に向けて出発します。

ほぼ下りなんだけどちょっとだけ上りもあって、上り坂になると泣けてくる(笑)。
でもね、泣き言言っててもゴールには着かない。
自分の足で歩くしかない。
がんばれ、がんばれ、もうすぐ、もうすぐって自分を鼓舞する。

藪の間にシカちゃん。
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癒されるわ。

親子のヤクシカ。
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かわいい♪(ノ∀`*)

これから先、写真を撮る気力もなくす(笑)。
ただひたすら歩くだけ。

15:29(9時間29分経過)、新高塚小屋に到着。
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当初の計画では、ここからさらに1時間先にある高塚小屋まで行けたら行こうということにしてたんだけど、もう歩く気力は残ってない。

せっかくテントを担いできたんだし、小屋の中に寝るのはほかの登山客もいて気を遣うので、テントを張ることにします。
でも、疲れ果ててなんにもしたくない。
テント場のデッキに座り込んでしばらくボーっと放心状態。
とはいえ、寝るのも食べるのも自分が動かなきゃ何も確保できない。
生きるも死ぬも自分次第、みたいな、サバイバルな感じが楽しいな(笑)。

テントを設営してご飯の準備。
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カレーとスープ。
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百さんが焼いてくれたスパム。
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美味しさが、疲れた体に染み渡る。

山の夜は更けていきます。
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<2日目>
5時半くらいに起床。
爆睡してて声を掛けられて目が覚めた。
食べて寝たらずいぶん体力は回復しているみたい。
足もほとんど痛くない。

6:47、新高塚小屋を出発。
天気はいい。
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でっかい杉がいっぱい。
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整備された木道や階段だらけ。
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歩きやすいんだけど、これがジワジワ体を疲れさせる。

ほぼ下り、時々上りの道。
1時間ごとにごく短い小休止をしながら歩く。

7:51(1時間4分経過)、縄文杉。
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木の表面は真っ白でおじいちゃんみたい。
樹齢4000年とか。
大きな杉の木はたくさんあるけど、この縄文杉が放つオーラは別格。

縄文杉を過ぎると、縄文杉を目指す登山者とすれ違うようになってきた。
道が狭いので離合が大変。
上り優先だからと待っていたらいつまで経っても進めない。

9:14(2時間27分経過)、ウィルソン株。
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写真撮影をしている人が多くて、ハートの形に撮れるアングルは諦めた。

10:00(3時間13分経過)、大株歩道入口・トロッコ道に出た。
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このトロッコ道もけっこうツライ。
平坦な道だから歩きやすいし楽チンだから最初は「極楽、極楽♪」と思っていたんだけど、30分も歩くと足の裏や膝がつらくなってくる。
デコボコした登山道だと足の裏の同じところばかりを刺激するということはないけど、こういう木道だと同じところばかりが地面に着くから痛みが出るんだと思う。
硬いしね。
歩くことに集中しなくてもいいから、ザックの重さも思い出して肩も痛くなる。

途中、ちょこちょこ小休止を入れながら1時間ちょい歩いて、楠川分れに着いた。
トロッコ道とおさらばできると思ったら、次はけっこうな上り坂。
ふー、マジか…。
いや、地図を見てたからここから先が上り坂なのは知っていたんだけど、いざ実際に目にするとげんなりする(笑)。
よっしゃ、頑張るか。
辻峠まで登ればあとは下りのはず。
1時間頑張ればいい。

何度も立ち休憩を取りながら切れる息を整え、疲労物質が溜まってだるくなる太ももとお尻の筋肉を休ませて、なんとか一歩一歩歩く。
12:30頃(約5時間43分経過)、辻峠に到着。
やった、着いた!
あとはほぼ下り!

12:52(6時間5分経過)、「苔むす森」と名づけられたゾーンに到着。
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すごい!
本当に苔に覆われた世界。
緑がキレイ!
“コダマ”がどこかにいるんじゃないかと思ったけど見つけられず(笑)。
いや、でも、妖精の類が絶対いると思うわ。

13:28(6時間41分経過)、くぐり杉。
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名前の通り、この杉の下を登山道が続く。
疲れた体にこれをくぐる体勢はツライ(笑)。

バスの時間があるので少しペースを上げて、
14:10頃(約7時間23分経過)、白谷雲水峡の登山口に到着!
あー、やっと終わった!
長かったぁ。
しんどかったぁ。
その分、充実感はすごい。

今思い出しても、正直、真っ先によみがえるのはきつかったってこと(笑)。
地図を見返しながら、テント泊装備を背負ってよくあれだけ歩いたなと思う。
ひとりじゃ無理だったな。

その昔、宮之浦岳近辺の深い山は女人禁制の聖域だったそうな。
岳参りの時に訪れるだけで、やたらと足を踏み入れる場所ではなかったらしい。
立ち並ぶ巨木や巨石には神々しさを感じる。
うっそうとした苔むした森を見ていると、ここには途方もなく長い時間が流れてきたんだと実感できる。
崖の岩場をひょいひょいと駆け上がるヤクシカを見て、ふうふう言いながらやっと歩いている自分はなんてちっぽけで無力なんだろうと謙虚な気持ちになった。

経験値が上がってさらにパワーアップした。
次の山が楽しみだ♪
「もう山登りなんかやめる!」と心に誓ったけど、どうもやめられそうにない(笑)。
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by wakabanokimochi | 2014-07-25 23:47 | 登山 | Trackback | Comments(0)
宮崎駿の『もののけ姫』を観てから、いつかは行ってみたいと思っていた屋久島。
山登りを始めてからはその思いが強くなっていました。
なんてったって九州最高峰だもの。
とはいえ、遠いし、お金もかかるし、ひとりで登山は心細いし、まぁ、いつか行けたらなと思っていました。
そしたら、百さんと大さんが行く計画をしているというので仲間に入れてもらうことにしたのです。
「いつか行きたいな」と思っていながら動けていなかった3人が、それぞれの背中を押す形になって実現した旅です。

7月16日から20日までの4泊5日で行ってきました。

【16日】
基山サービスエリアを8:31に出発する高速バスにて鹿児島港へ。
どんより曇り空。
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南下するほどに晴れてきて、
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鹿児島は快晴。
桜島がきれいに見える。
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青い空と青い海。
さらにテンションが上がってきた!

ちらっと写っている高速船トッピーに乗り換えて屋久島に渡ります。

船から見えた開聞岳。
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きれいな山だなぁ。
まさに薩摩富士。

屋久島が見えた!
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あらら、どんより。
さすが、雨の屋久島。

15:30頃、屋久島に上陸しました。
どんよりしているけど雨は降っていません。
海からいきなり高い山だからすぐに雲ができちゃうみたい。
この日に梅雨明けしたとのこと。

路線バスで宿に移動します。
安房という地区にある『森のきらめき』というロッジです。
案内されたのは6人部屋のドミトリー、1泊3,200円。
ほかにお客さんはいなくて、そこを1人で使える贅沢(笑)。
部屋はとてもきれい。
安いドミトリーは汚くて臭いところも多いらしいけど、ここは清潔です。

路線バスのバス停は目の前、コインランドリー・お弁当屋さんまで徒歩1分、Aコープ・安房港・居酒屋が立ち並ぶ路地まで徒歩10分。
すごく便利な場所にある宿。
宿の1階でも雑貨、日用品、食料品(お菓子・パン・ジュースなど)を売っているし、登山グッズのレンタルもあります。

16:30頃に宿に着いて、荷解きをしてから少し散策しました。
今までにも旅行で小さな島に行ったことがあるけど、どこも寂れていて人が少なくて不便そうな印象でした。
そののどかさがすごくいいんだけど、住むのは大変そうだなと感じるところばかりでした。
だけどここは大きな島だからか、今までの島とは印象が違う。
物流もしっかりしてそうで不便そうには感じない。
よくある田舎町という雰囲気です。
ただ時間は島特有でゆっくり流れていました。

宮之浦岳は深い山なのでここからは見えません。
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明日の登山に備えて早めに寝ます。


【17日・18日】
1泊2日で宮之浦岳登山。
山行の様子は<登山編>で。


【19日】
レンタカーで屋久島観光です。
朝8時、お弁当を買って海岸へ。
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曇り空だけど海風は気持ちいい。
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旗から向こうは外海で波が高い。
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旗からこっちはでっかい潮溜まりで、ここで海水浴をするみたいです。
外海は波が荒いから危ないんだと思う。

海とおにぎり。
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潮溜まりの海の水がこんなにキレイ。
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小さな魚が泳いでいるのが見えるかな?

軽石みたいな岩(珊瑚礁かな?)と
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ミルフィーユみたいな岩。
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町のあちこちでも見た白い花。
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1時間くらい海を堪能しました。
山方面に向かいます。

千尋(せんぴろ)の滝。
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一枚岩の谷間を流れる滝。
左側の岩は天然の花崗岩です。
人工的に造ったように見える。
ダムみたい。

海からすぐ山。
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平地がいかに少ないかがわかる。
面白い島。

次はまた海。
平内海中温泉。
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波打ち際に作られた露天風呂で、干潮のときにしか入れません。
これはだんだん潮が満ち始めているときで、風呂と海の境目があいまいになってきていました。

男性陣は満喫してやんの。
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いいなぁ~!
バスタオル着用可能なので入りたかったんだけど、肝心のバスタオルがない…。
さすがにスッポンポンになる勇気はなく、私は断念。

次はガジュマルの木。
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民家の間にひっそりと佇んでいました。
ガジュマルはいっぱいあるけど、
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大きさが桁違い。
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ここをくぐると普通の民家でした。

次はまた滝。
狭い林道を進むとありました、大川(おおこ)の滝。
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落差88メートルだって!
すごい迫力!
今までの人生で見た滝の中で一番スケールがデカイ!
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滝の下で写真を撮る人と比べると大きさがわかりやすいかな。

このあとは少しだけお土産屋さん巡り。
かわいいセレクトショップの看板ネコちゃん。
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夜は居酒屋で山談義。
山好きが山の話をしだしたら止まらん。
百さんと大さんに出会えてよかったわぁ。
じゃなきゃ、屋久島にはこれてないし、テント泊なんてものもまだやってないだろうし。
もっともっといろんな山に登りたいな♪


【20日】
最終日。
あー、帰りたくない…。

高速船の出発は13:30なので、ギリギリまで島を満喫することにします。
お弁当を買ってまた海へ。
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整備された海辺の公園です。

快晴の空と穏やかな青い海。
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透明な青。
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泳いだら気持ちいいだろうな。

ここは川。
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この透明度。

山からもくもく雲がわいてきた。
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まだ時間があるので、歴史民俗資料館に行くことにします。
知的スポットも覗いとこう。

屋久島で出土した石器や土器、トビウオ漁の道具、江戸時代の公的な文書、縄文杉が発見されたときの新聞記事などが展示されていて、屋久島の歴史の一端を知ることができます。
地味なんだけど面白かった。
学芸員のお兄さん(職員さん?)の話では、屋久島は火山でできた島ではなく、元々は九州と陸続きだったけど海水の上昇で島になったんだそう。
そして、7000年前に喜界カルデラの大噴火があり、、火砕流と火山灰によって壊滅状態になったんだとか。
動物も植物ももちろん人間も、一度死滅してしまったらしい。
詳しい内容はよく覚えてないんだけど、そんな状態からこれほどの豊かな森に再生したなんて、まるで本当に「もののけ姫」みたい。

勉強もしたし、雰囲気のいいカフェでまったりティータイム。
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パラソルの下で
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たんかんフラッペ。
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ちらっと海が見える。

南国気分を高めてくれるハイビスカス。
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「1ヶ月のうち35日は雨が降る」と言われる屋久島で、ぱらっと小雨に降られた程度の雨にしか合わずに、大満足・大満喫の5日間を過ごすことができました。
のんびりしていて、人はあったかくて、よくある観光地みたいにゴチャゴチャしていなくて、スローペースで楽しめるところです。
来年の夏は北に行きたいから再来年あたり、また来れるといいな♪
モッチョム岳に登りたい!
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by wakabanokimochi | 2014-07-21 22:46 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(0)
1日目 <牧ノ戸登山口~扇ヶ鼻分岐~星生山~久住分かれ~北千里浜~すがもり峠~三俣山~坊がツル~法華院温泉横のテン場>
2日目 <法華院温泉横のテン場~鉾立峠~立中山~鉾立峠~坊がツル~雨ヶ池~長者原>


5・6日、坊がツルでテント泊をしてきました。
今月行く宮之浦岳登山に向けての最後のトレーニングです。

歩いた距離や時間はいつもと変わらないくらいだったんだけど、三俣山から坊がツルに下る道が過酷すぎて本気で泣く寸前になりました。
大げさにではなく、命の危険を感じるほどの難ルート。
「山と高原地図 阿蘇・九重 2013年版」では点線で表記されているルートなんですが、私のような初心者には絶対お勧めできない道です。
下り着いてから一歩も歩きたくないというほどバテたのはこれが初めてでした。
山で「バテる」ということがどうことか身に染みてわかりました。
そして、気軽な気持ちで難ルートに挑んじゃいけないということも。
そういう意味では勉強になったし、またレベルアップしたと思います。


1日目。
朝7時に長者原の駐車場で百さんと合流。
車1台に乗り換えて牧ノ戸登山口まで行きます。

7:26、牧ノ戸から登山開始。
テン泊装備12キロのザックの重さにも慣れつつあります。
最初のコンクリ道は多少はしんどいものの難なくクリア。

朝露に濡れたクモの巣がキレイ。
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タンナサワフタギが咲いています。
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線香花火みたいでカワイイ♪

扇ヶ鼻の分岐から星生山に取り付きます。
このルートを行くのは初めてでしたが、怖い所もなく比較的登りやすい道でした。

9:26(2時間経過)、星生山に到着。
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あいにくのガスで何も見えません。
ここから久住分かれまでの道が私は怖いので、このくらいガスってくれている方がありがたい(笑)。

山頂標の先の岩場を、心臓をバクバクさせながら越えます。
無事に越えたらしばらく尾根歩きになって、星生崎手前の岩場に到着。
毎回この岩場も怖いんだけど、こっちから行くと怖くないルートがありました。
四角い窓みたいな岩をくぐるルート。
いつも私はこれをくぐらずに、岩の上を行ってたから怖かったんだ。

久住分かれから北千里浜に下り、さらにすがもり峠に登ります。

すがもり峠の休憩場所で軽い昼食を取って、いよいよ三俣山へ。
三俣山は初めてなのでワクワク♪
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見たとおり、直登に近くてかなりしんどい。
時々ガスが晴れると視界がよ過ぎて高度感がすごい。
ちょっと「うひょー」ってなる(笑)。

12:42(5時間16分経過)、三俣山・西峰に到着。
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ここから南峰に向かいます。

三俣山はラクダのコブみたいにピークがボコボコになった山。
(4月撮影の三俣山)
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上の写真では、一番手前のボコが西峰、真ん中ボコの右ボコが南峰かな。

あとから来る大さんと15時に法華院で待ち合わせなので、すがもりまで下りるならそろそろ戻らなきゃいけないんだけど、南峰から坊がツルに直接下りるルートがあるのでそこを行ってみようということになりました。

西峰から一旦南側に下り、また南峰に向かって登ります。
アップダウンがさりげなくしんどい。
ガスが出ると三俣山はわかりにくいって聞くけど、確かに、なんだか方向感覚がおかしくなる。
地図がないと怖いかも。

13:26(6時間経過)、南峰に到着。
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トレランみたいな格好のパーティと一緒になりました。
その中の若いお姉さんはここから坊がツルに直接下ったことがあるらしく、行けない道じゃないですよと言うので安心して下ることにします。
下り始めのところに「1時間10分」の看板もある。
15時に法華院温泉は余裕そうだ。
と思ったのが大きな間違い。
かなりの難ルートでした。

下り始めて15分もすると勾配が急になり、普通だったらロープか鎖があってもおかしくないような2メートル近い段差などが出てきます。
黒土のスロープのようになった道は濡れていて滑るし、滑り始めたら3・4メートルは平気で滑落しそう。
周りに生えている木の枝や根っこを手がかりに、今までにないくらい慎重に下ります。
それでも滑ってしりもちをついてお尻はドロドロ。
レインウエアのズボンだけを履いていたので、どうしても怖いところはお尻をつきながら、あえてお尻で滑りながら下ります。
浮石も多いし、手がかりの木の枝が頼りなかったり、ちょっとした油断で大ケガしそう。
待ち合わせの時間は気になるけど集中力が切れないように歩きます。
百さんも、「慎重にね」「「気を抜かないようにね」と声を掛けてくれます。
時々視界が開けると法華院温泉の屋根が見えるのに、歩いても歩いてもなかなか距離が縮まらない。
歩いても歩いてもたどり着かない。
心が折れそうになるけど、折れたら本当に歩けなくなるので、「もうちょい、もうちょい」と自分に言い聞かせて歩きます。
そして、15:30頃(約8時間経過)、やっと坊がツルの林道まで下りて来られました。
ああ~、着いた…。
本気で死ぬかと思った…。

安心した途端、体が鉛のように重い。
無事に下りることに集中していたせいで忘れていたザックの重さが、急に両肩にのしかかる。
枝や根っこを手がかりに下りるということは、体重+ザックの重さを両腕で支えていたということで、そんな歩き方を2時間近くしていたせいで腕と背中が痛い。
もう一歩も歩きたくない。
歩きたくないけど、歩かなきゃ法華院温泉に着かない。
こんなに疲れたのは初めて。
重い体を引きずるようにして、やっとの思いで山荘に到着しました。

談話室でしばし放心。
大さんの姿はなく心配したけど、大さんも軽くトラブったらしくて少し遅れて到着しました。
百さんと私は疲れ果てて坊がツルのテント場までも歩きたくないので、法華院温泉横のテン場にテントを張ることにしました。

そのあとは、温泉に入って夕ごはん。
百さんが焼いてくれた、ガーリック風味のチキン。
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うんま~い♪


2日目。
外のざわめきで目が覚めたのが4:40。
テントに雨粒が落ちる音が。
予報通りの雨。
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私は軽い筋肉痛。
大船山に行く予定だったけど、昨日の疲れを引きずっているのでどうも無理そう。
鉾立峠から立中山に行くことにします。

7:40頃、法華院温泉を出発。
整備されたきれいな登山道です。
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そこを抜けると赤茶けた、ピンクのような紫に近いような岩がゴツゴツしはじめます。
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8:19(約40分経過)、鉾立峠に到着。
鉾立峠から見た白口岳。
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鉾立峠から見た三俣山。
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ここをまっすぐ行くと朽網分れ、立中山は左に分岐です。

8:42(約1時間経過)、立中山に到着。
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後ろに見えるのは大船山と平治岳。

白口岳、中岳、天狗ヶ城。
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坊がツル。
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阿蘇五岳。
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全方位山に囲まれて、山にいだかれている感じがたまらなくいい。
包まれている感じが心地いい。
この山、なんだか好きだぞ。

大船山に流れてきたガスが雲になっていく。
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次は、坊がツルテン泊からの立中山朝駆けに来よう♪

法華院温泉で小休止をして、雨ヶ池から長者原に下ります。
雨ヶ池は池になっていました。
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イブキトラノオ。
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シモツケ。
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じっとして見つかっていないつもりのカエルくん。
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12:40頃(約5時間経過)、長者原に到着。

いや~、疲れた!
体に疲労が溜まっているのを感じる。
足や背中が痛い。
それでも、山行が終わるとやっぱり寂しい(笑)。
辛くて苦しいことの連続だけど、トータルするとやっぱり楽しい。
次は屋久島だ!(≧∇≦)
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by wakabanokimochi | 2014-07-07 22:50 | 登山 | Trackback | Comments(0)