ワカバノキモチ 朝暮日記 asakure.exblog.jp

趣味のことをいろいろと


by wakabanokimochi
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平日なのに奇遇にも師匠と休みが合ったので、この前途中断念した大船山にリベンジしてきました。
今回は吉部登山口から。
このルートには滝があって、厳冬期にはこれが凍るらしいのです。
ここ数日かなり寒かったので期待大♪

おとといの雪がガッポリ積もってて、とにかくキツイ!
ただでさえキツイ山なのに、さらにキツイ!
でも、まぁ、とにかくキレイ!

6:30に師匠と待ち合わせ。
道路状況が心配だったけど、雪や凍結はほとんどありませんでした。
登山口のある吉部地区の道路は真っ白だったけど。

7:44、登山口を出発。
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登山口は、この先にちょっと行った右側。

最初は杉の木立の中を歩きます。
緩やかな上り坂。
でもすぐに急な斜面になります。
いきなりハード。
でも、まだまだ体力満タンなので余裕です。

登山口に着いたときには寒かったけど、ちょっと歩くともうポカポカ。
というか、暑くてしっとり汗ばむくらい。
20分くらい(もっと短かったかも)で急登ゾーンを抜けたら、あとはわりとフラットな道。

ずっと聞こえてた鳴子川のせせらぎがだんだん大きくなります。
滝への分岐をちょっと下ると、
どどーん!
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8:33(49分経過)、凍った暮雨の滝に到着。
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凍った滝って初めて見た!
めちゃめちゃキレイ。
高さはないけど横に広くてどっしりとした滝。
川面にもうっすら氷が張っています。

雲ひとつない快晴で風もなく、山登りでは体験したことないほどの穏やかな日。
空気が澄み切っているのがわかる。
空気に無駄な物が一切混じってない感じ。
視界がクリア過ぎて遠近感が変になる。
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穏やかな日はこんなに優しくて美しいのに、ひとたび荒れると脅威的になる自然。
ツンデレやわぁ(笑)。
だから面白い。

真っ白な雪が太陽の光を浴びてキラッキラしてる。
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木々の陰が雪にマーブル模様を作って幻想的。
うさぎかなぁ、動物の足跡が林の奥に向かってる。
ああ、なんか、むちゃむちゃ楽しいぞ!

最初の急登以外は、ひたすらなだらかで、ただただキレイで楽チンな道。

9:20(1時間36分経過)、坊ヶツルに到着。
到着って言ってもだだっ広い平原だから、大船山の取り付きまではまだまだ距離があります。
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三俣山の横っちょに白い月が出てた。

テント場でしばし休憩。
おやつの交換とかしてエネルギーを補給する。
10分くらい休憩して、いざ、険しい大船山に取り付く。
(ここで時計を見るのを忘れる…。たぶん、10時くらい)

ここまでの道では感じなかったけど、大船山の道は積雪が増えてました。
踏み固められているから道を切り開きながら歩くようなことはなかったけど(師匠からはその覚悟で登ろうとは言われてたけど)、道の脇にストックを刺してみたら50センチくらいは積もってそう。
たまに膝くらいまではまってしまう。
雪が積もると傾度が増すのよねぇ。
段差が埋まってしまってただの急坂と化した道は険しさ倍増。

ああ、ツライ…。
ああ、シンドイ…。
もう、泣きそう…。
頑張っても頑張っても辿り着かない。

10:44(3時間経過)、やっと5合目、師匠を見ると汗だく。
雪山で汗だくは死ぬよ(笑)。
師匠もしんどそうだ。
師匠が辛そうだと、私が辛くても当たり前なんだって安心する(笑)。
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三俣山が同じくらいの高さになってきた。

ちょっと休憩して呼吸が整うとキツイのがスーっと消えるから不思議。
さあ、あと半分頑張ろう。

で、ちょっと歩くともうキツイ(笑)。
早く上に行きたいのに思うように足が前に出ない。
景色とか見る余裕がなくなる。
もう、何も考えられなくなる。
5回くらい本気で泣きそうになった。
3回くらい「私のことはかまわずに先に行ってくれ」と言いそうになった(笑)。

11:17(3時間33分経過)、大船山と北大船山の鞍部にある段原に着いた!
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ああ…、着いたぁ…。
て言ってもまだ目指すゴールではないんだけどね。
それでも大きな難関は突破した。
なんだろ、この、苦しみから解放された安堵感。

このまま大船山に向かいます。

登山道が積雪で上げ底された状態なので、木の枝が行く手を阻んでくる。
それをよけながら中腰で歩かなくちゃいけないし、それでもザックやら帽子やらが枝に引っかかって歩きにくいったらありゃしない。
背の高い師匠はさらに歩きにくそう。
しかも、そこそこ急坂だしね。

悪戦苦闘すること約30分。
11:52(3時間58分経過)、ついに大船山頂に到着!
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達成感、ハンパない!
しかも、きれー!

阿蘇の山々、祖母山系、由布・鶴見、その向こうには私が行きたい四国の石鎚山!?
とにかく、360度の大パノラマです。
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(写真に私の手の影が…)

風はなくそんなに寒くない。
むしろ日差しでポカポカ、眠くなる。
いつものように師匠がお湯を沸かしてくれて、
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今ドはまり中の “ 苺とラズベリーのパルフェ ” をいただきながら至福の時を過ごします。
ああ、幸せ♪

久住山系。
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久住山系をこっち側から見ると印象が違ってて面白い。
一番奥が久住山。
扇ヶ鼻以外の山は見えてるんだって。
イマイチ、どれがどれかわからないけど。
もっと、久住山がドーン!中岳ドーン!って見えるんだと思ってた。
だって、向こうからだと、大船山ドーン!って見えるのに。
不思議ね。
それだけ大船山が大きいってことかしら?
だからしんどいの?

あったかくてホヤホヤしながら空をみたら、
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飛行機が短い雲を引っ張りながら飛んでた。
キレイだなぁ。

大船山頂からちょっと下ったところに御池という池があって、師匠は写真を撮りに下りて行った。
下りたら登らなきゃ行けないから私はやめといた(笑)。
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上からでも、池が凍ってるのがわかる。
下りて近くで見たいのはやまやまなんだけどね、けっこうな急坂なのよ、これが。
登りの辛さを自分に課す勇気がなかった(笑)。
秋の紅葉が素晴らしいらしいので、そのときは近くで見よう。

大船山をゆっくり堪能して、13:17(5時間33分経過)、下山開始。
下りの方が木にひっかかる率が高くなってイラっとするけど、シンドクはないね。
振り返ると雄大な大船山。
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前回はこの辺りまできて引き返したんだよな。
絶好の登山日和にリベンジできました。

帰りはしんどくないけど黙々と下りて、無の境地を悟っちゃうんじゃないかと思った(笑)。
下山は寂しいね。
あー、楽しいことが終わっちゃうって。
もうまたすぐに登りたくなるね。

16:17(8
時間33分経過)、無事に登山口に戻ってきました。

しんどい、しんどいって何度も言っちゃったけど、そのしんどさも含めて楽しかったりするのよね~(笑)。
心の底から湧き上がってくる「楽しい!」「幸せ!」って感情を、抑えきれないこの感じ。
山登り以外で味わったことないかも。(*'-'*)
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by wakabanokimochi | 2014-01-24 22:11 | 登山 | Trackback | Comments(0)
まずは、ワカバ棚を更新しました。
・ナミヤ雑貨店の奇跡 / 東野圭吾
・世界から猫が消えたなら / 川村元気


PC版の方だけスキンを変えてみたけどいかがでしょう?
スマホ版はかわいい感じのがなかったので現状のままです。


F1に小林可夢偉が帰ってくる!(*^-゚)v
やっぱり日の丸を背負ったドライバーがいるのといないのとじゃ、見るこっちのテンションも違うよね。
早くシーズン始まらないかなぁ!

って、話は置いといて。

先週末は、福岡のみーちゃんちに泊まりで遊びに行きました。
みーちゃんの誕生日と結婚記念日のお祝いをしに。

初詣がまだだったので大宰府天満宮へ。
久しぶりの大宰府。
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なんだか厳かな気分になるね。
気持ちがピシッ!となる。

パワースポットと言われる、太鼓橋のふもとに立つでっかい楠(?)の木。
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待ち受け画面にするといいらしい。
逆光けどいいかな?

おみくじは「吉」だった。
「希望を持って進めば目的は大いに達成されるでしょう」だって♪
願望は叶うし、待人は来るし、失物は出てくるし、いいことずくめの運勢でした。
期待が膨らむわぁ、2014年。(*'-'*)

参道の土産物屋さんで、大好きな “ 梅の香ひじき ” を買いました。
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これが激ウマなのです。
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私の中でメシともNO1.なのです。

夜はみーちゃんお手製のキーマカレー。
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美味しくいただいて映画に出かけました。
観たのは 『 永遠の0 』 。
レビューは前記事で。

次の日はみーちゃんへのプレゼントを選びに天神へ。
みーちゃんの好きなマリメッコに行ったけど、かわいい!
私も欲しくなる!
でも、お高いですわねぇ(笑)。
13,000円のトートバッグがかわいかったけど、山用のバーナーがゲットできると思ったら買いきらんかった(笑)。

魚がモチーフのマグカップをプレゼントして、みーちゃんに喜んでもらえました。
私も、久しぶりに天神をうろついて楽しかったぁ♪
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by wakabanokimochi | 2014-01-22 20:57 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(0)

【映画】 永遠の0

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映画データ (映画.COM)

★★★★<5段階評価>


百田さんの文章は苦手でなかなか読み進められなくて、この作品も途中で断念したのでした。
だけどストーリは気になっていたので、映画で観ることにしました。

原作に関して「戦争賛美」との批判もあるようだけど、どう見ても「戦争批判」の作品。
ゼロ戦での空中戦シーンも、カッコよさ重視というよりは悲惨さ重視で描かれていると感じました。
自虐史観だという声におされて、学校での平和授業が減ってきているという話だけど、特攻はどう考えても負の部分だし、そもそも戦争そのものが負なんだから、もっとこういう作品を子供たちにも見せるべきだと思う。
この物語はフィクションだから “ 作り話 ” かもしれないけど、青春真っ盛りの若者たちが敵艦に突っ込んで行ったこととか、生き残った方たちの思いとか、忘れちゃいけないことをずっと後世まで伝えなくちゃいけない。

平和で豊かなこの日本は、たくさんの人たちの犠牲の上に成り立っている。
私の足元には、未来を強制的に奪われた若者たちの屍が埋もれている。
そのことを忘れないようにしようと、改めて強く思いました。

映画そのものの感想としては、岡田くんの鬼気迫る演技が素晴らしい。
説明セリフの多さが気になったけど、そういう意味では原作に忠実のようだし、「生き残った方から話を聞く」というストーリーだから、わざとそういう作りなのかも。
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by wakabanokimochi | 2014-01-22 20:35 | 映画 | Trackback | Comments(2)

今年の目標

まずは、ワカバ棚を更新しました。
有栖川有栖さんの作品。


毎年恒例の今年の目標を立ててみました。
目標を立てないとダラダラと過ごしてしまって、「やってみたいなぁ」と思ってても結局できずじまいってことになってしまうのが関の山なので、目安として目標を決めるって大事だと感じています。
「いつか」と思っていても、具体的な目安がないとその「いつか」はなかなか来ませんから。

いつの頃からか「私には時間がない!」という強迫観念みたいなものに取り憑かれて、「うかうかしてられない!」と思ってしまいます。
楽しいことをたくさん経験してやろうと思います(笑)。

で、目標ですが、山登り関係が多くなっちゃうかな、どうしても。

1.祖母山系に登る
師匠にお願いしてるので、何が何でも連れて行ってもらおっと。

2.石鎚山に登る
四国最高峰の石鎚山に行く。
ネットで調べてみたら面白そうな山なんだよなぁ。
ほぼ2000メートルってのに登ってみたい。

3.ボルダリングの上達
一度ちゃんと指導を受けよう。

4.禁煙の継続
たまに吸っちゃうんだけどね。
特に、こうやって文章を書いてるときとか。
でも、まぁ、このくらいのペースでいいのかなと思う。
これを保っていこう。

5.英語の勉強
なんでだろうね、なかなかやる気スイッチが入らないね(笑)。
前から誘われている “ 英語でお茶会サークル ” に臆せず顔を出せるくらいには喋れるようになりたいんだけど。
みーちゃん、ご指導よろしくお願いします。

6.誘われたら断らない
去年に引き続き、今年もこのスタンスでいこうと思う。
そこで出会う人や出来事が、また私の人生を楽しくしてくれるはず。


さてさて、どんな1年になるか楽しみです003.gif
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by wakabanokimochi | 2014-01-14 23:24 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

壁登りも楽しいよ♪

まずは、ワカバ棚を更新しました。
朝井リョウさんの作品。


前回、中岳登頂を断念したので今週末も山に行こうと思っていたけど、どうも風邪をひいてしまったらしく、喉の痛みと鼻水が治らないので室内で遊ぶことにしました。
久しぶりのボルダリングです。
友達を誘って、久留米のボルダリングジムに行ってきました。

図書館でボルダリング入門の本を借りて、石の掴み方や体の動かし方を事前にしっかり勉強して行きました。
ジムでのボルダリングは人工の壁だけど、ここでムーブを学べば、山登りしたときの岩場克服に繋がるんじゃないかと思うんだけど、どんなもんかしら?

半年以上ぶりの壁登り。
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前は、垂直の壁は思うように登れなくて、“ スラブ ” という、垂直よりやや緩やかな傾斜の壁ばかり登ってました。
でも今回、垂直壁に挑戦してみたら意外にスイスイ登れて驚いた。
前は自分の体重を支えきれなかったんだけど。

日々の運動で基礎体力がついたのもあるだろうし、山登りでの腕を使わなきゃ登れない急登で鍛えられたのもあるだろうし、ザックを背負うから背筋も強くなったのかも。
私、前回よりワンランクアップしてる♪

山登りでの岩場の克服のため、という思いはすぐにどっかに消えて、課題をひとつひとつクリアしていくのが楽しくなってきた。

課題1、課題2、課題3と順番にこなしていってたら、どうやってもクリアできない課題にぶち当たる。
石の掴み方や体の動かし方をあれこれ変えてみても登れない。
こうなると俄然、燃えるよね。
そして、それをクリアした時の達成感ったらないよね。

垂直壁の課題6でつまずき、登っては落ち、登っては落ち。
幾度も失敗を繰り返し、気づけば腕はパンパン。
指にも力が入らなくなってきた。
ボルダリング用の靴は窮屈なので、足の指も痛くなってきた。
2時間半くらいで体力の限界です。
ジムで不定期にやっているボルダリング教室みたいなのできちんと指導してもらうと、もっと上手くなるんだろうけどなぁ。

腕が疲れるのはまだまだ下手くそな証拠なんだって。
腕は支えるだけで、本来は足で登るものらしいから。
とはいえ、腕の筋力と握力は強い方がいいから、もうちょっと鍛えようと思います。

腕と指が筋肉痛で日常生活に支障をきたしてますが、筋肉痛ってちょっと好き(笑)。
なんか、強くなっていってる気がするから。
一体、何を目指してるのやら(笑)。

登ってみたいという人、絶賛募集中!
久留米まで一人で行くの、ちょっと寂しいから。(´・ω・`)
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by wakabanokimochi | 2014-01-11 22:18 | 旅・お出かけ | Trackback | Comments(0)
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。(*'-')ノ


元旦の初日の出登山に行けなかったので、1週間遅れの日の出を見ようと朝駆けで中岳を目指しました。
目指したんだけどね~。
暴風とガスと寒さにやられて、中岳には行かずに帰ってきてしまった(笑)。
素人が雪山の朝駆けとか、冬山を舐めてたわ。
いい教訓になったし、課題がまたいくつか見えたのはよかったけどね。
こうやって経験値が増えていくんだな。


夜中の2時半過ぎに家を出て、牧ノ戸登山口到着が3時過ぎ。
ここまでの道中の凍結が心配だったけど、上りだしスタッドレスタイヤをつけてるし、思っていたほど怖くなかった。
冬山に行きたい気持ちを萎えさせる要因がこの “ 道路の凍結 ” だったんだけど、このくらいだったら大丈夫ね。

牧ノ戸登山口の駐車場の凍結はスゴイ。
積もった雪が溶けずに凍って、その上にまた降って、またそれが凍ってを繰り返しているせいで、ガッチガチのズッルズル。

天気予報は曇りのち晴れだったけど家を出るときは満天の星空で、「ご来光が拝めるかも♪」と思ってたんだけど、登山口についたら曇ってる。
というか、ガスってる。
ご来光は難しいかな。
ブロッケン現象とか見れたらいいな。

のんびり準備をして、3:50、登山口を出発。
気温はマイナス5℃。
といっても、歩いていたらすぐにあったかくなる。

沓掛山を過ぎた辺りからガスが濃くなってきた。
登れば登るほどガスで視界が悪くなる。
西千里浜では視界3メートルくらい。
ガスで視界が悪いってちょっと怖い。
暗くて見えないのはいいの。
暗くても山の稜線とか周りの景色とかがシルエットで見えて現在地が認識できるから。
雪のせいで道の様子が変わってるのにガスで視界まで悪くなったら、自分がどこを歩いているのかわからなくなる。
張ってあるロープを頼りに西千里浜を抜ける。

5:07(1時間17分経過)、避難小屋のある久住分かれに到着。
だだっ広いこの場所は風が強い。
小屋のある方向に目を凝らすけどガスで小屋が見えない。
記憶を頼りに近づいていったら、小屋の中に灯りが見えた。
中で休憩しようかと思ったけど先客がいるので躊躇する。
外では風が強くて休憩どころじゃないのでこのまま進むことに。

師匠から、雪で道を見失わないようにとアドバイスをもらっていたので慎重に進む。
雪だけじゃなくガスも加わっているからね。
地面に這わせてある目印のロープを頼りに歩くけど、稜線に出たら風がひどい。
暴風。
よろめいてまっすぐ歩けないほどの風。
ヤバイ、怖い…。
牧ノ戸からのこのルートは何度も来たことがあるから、雪があっても多少ガスってても大丈夫だって侮ってた。
こんな時間に来たことを後悔…、ちょっと泣きそう。
しかも、ここまで休憩を全然してないし、怖さで心拍数が上がってるから、強風を受けながら上りを歩くのは結構しんどい。
小屋まで引き返そうかと一瞬考えたけど、とりあえず進み続ける。
ロープのおかげで道はわかる。
中岳への近道の分岐は分かりづらいので、久住山と中岳の分岐から行くことに。

分岐を中岳方面に進む。
ふと気づくと、風が当たっている左半身、腕とか脇とかの感覚が鈍くなってる。
風が直接当たる顔とかは寒いけど体は歩いてて暑いから、ここまで上着はフリースしか着てなかったんだけど、体の表面はずいぶん冷えてるみたいで感覚が鈍い。
低体温症とかって、こうやって気づかないうちになるんじゃなかったっけ!?
ヤバイ、ヤバイ、死んじゃう、死んじゃう。
慌ててダウンを着る。
強風の中で着るのって大変。

やっと御池まで来た。
このガスじゃご来光は絶対見れないし、こんな状況で歩くのはツライから、明るくなるまで池ノ小屋に避難しよう。

御池の脇を抜けて、中岳と久住山と池ノ小屋の分岐まで来た。
だけど、小屋への道が見つからない。
道標の差す方向に行くんだけど道がない。
ウロウロしてると自分がどっちを向いているかわからなくなって、池がどっちだったかも見失いそうになる。
ペンキマークの石があるはずなんだけど、雪で埋もれてわからない。

師匠の後輩が三俣山でガスに巻かれて軽く遭難しかかったって話を聞いてたけど、ああこういうことかってちょっと思った。
このへんに道があるのは間違いないのに、その道がどうしても見つからない。
半径5メートルくらいの範囲をウロウロ。
30分くらいウロウロしてたら、「← コヤ」って書かれた岩を発見!
あった!!!
って、なんでこんなデカイ字が見つからなかった??

矢印の通りに進むと、あった!小屋!
今まで、この小屋ってなんだか恐かったんだけど、なんか防空壕みたいで入りたくない雰囲気だったんだけど、なんて快適空間!
6:10(2時間20分経過)、無事に池ノ小屋に到着。

休憩すると体が冷えるから、持っていた貼るカイロを背中に2枚、貼らないカイロをポケットに2つ。
レインウェアを上下とも着込む。
熱いコーヒーとか飲めたら最高だな。
やっぱバーナーは必須だな。

日の出まであと1時間以上ある。
まずは朝ごはん用のパンで腹ごしらえをする。
が、食が進まない。
山だと食が細くなるんだけど、いつも以上に食べられない。
風が怖かったのと、ちょっと迷いかけたけど無事に着いた安堵と、そして寒さでなんだか喉を通らない。
メンタル弱いね…。
それでも無理やり1つ食べてチョコレートもちょびっと食べて、外が明るくなるのを待つ。

寒い中でじっとしてるとなんだか帰りたくなってきた。
6時半を過ぎた辺りからなんとなく明るくなり始め、日の出時刻の7時20分を過ぎた頃にはすっかり明るくなったけど、ガスは相変わらずだし風は轟々と吹きすさんでいるし、グローブをしてても指がちぎれそうなほど冷たいし、なんだか心がポッキリ折れた(笑)。
中岳に向かっても、絶対風が怖くて泣きそうになるのはわかってるし。

あのね、師匠と二人とかだったらたぶんこんなに怖くないの。
この前の大船山だって、ずっと前の由布岳だって、師匠でもいてくれたら登れたの。
一人っていうのがね、怖いのね。
心細いのね。

あと、“ この風の強さ ” が、山では当たり前のレベルなのか引き返さないとやばいレベルなのかの判断がつかなくて、だからすぐ諦めちゃうの。
行っても大丈夫か引くべきか悩むんだったら、引く方が正しいのかなと思って。
これは、私の経験が圧倒的に少ないせいだから、もっともっと経験と知識を増やして本当に正しい判断をできるようにならなきゃ。

元々 “ 強風 ” っていうのが怖いのね。
20数年前に日本を縦断した “ 通称・りんご台風 ” のトラウマで。

というわけで、まさかの撤退。
計画では、中岳から稲星山、鳴子山、帰りは久住分かれ側からの星生山にチャレンジしようと意気込んでいて、8時間以上は歩きたいなって楽しみにしてたのに、心が折れてどうでもよくなってしまった(笑)。

すぐに怖いって引き返しちゃう自分の弱さを恨みつつトボトボ歩くも、明るくなったおかげでガスってても迷うような感じではなくなってホッとする。
西千里浜まで戻って来ると心も少し回復してて、星生山くらい行っちゃおうかなって気になったんだけど、風はやっぱり強かったのでやっぱやめた。
と言って、どこの頂上にも行かないってのは寂しいので、扇ヶ鼻に寄ることにします。
扇ヶ鼻までの登山道はロープで規制されてて狭いから絶対道迷いとかしないし、強風で転んでも滑落とかするような道じゃないからね(笑)。

8:11(4時間21分経過)、扇ヶ鼻に到着。
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大きな岩と岩の間に入り込んで風をよけながら休憩。
気温は…、
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マイナス5℃までなってないね?
ホントに?
かなり寒く感じるけど。

10分くらい休憩して下ります。
扇ヶ鼻の分岐から牧ノ戸向けに下ってると、登ってくる人とすれ違うようになってきた。
正月休み明けの月曜日だっていうのに登る人が多い。

アセビも雪に凍えて寒そう。
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沓掛山まで来ると少し晴れてきた。
久住山が見えた。
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三俣山も。
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山をなぞるように流れていく雲の動きとか、雲の合間から見える青空とか、樹氷をまとった木々とか、ああ、やっぱりキレイだなぁ。
途中で折れた心だけど、この景色を見てたら満たされていく。
怖いしキレイだし、自然ってスゴイね。
沓掛山を過ぎた展望スポットで、景色を見ながら最後の休憩。
でもだんだん曇ってきた。

9:56(6時間06分経過)、無事下山。
なんだかんだで6時間経ってるのね。
休憩時間が長かったけどね。

年末年始に溜まったストレスだとかモヤモヤしたものが臨界点に達しちゃってて、だから山登りで発散しようと思ったのにこんな有り様で、だけどやっぱり気持ちよくて、私の中に渦巻いていた黒いモヤモヤは真っ白な雪に浄化されました。
楽しいな、山歩き☆

で、結論。
1.山をナメない。
2.山の気象知識がもっと必要。
3.いろんな山をいろんな状況で登って経験を積む。
4.恐怖を乗り越える知識と技術の習得。
5.インナーグローブを買う。

今週末もどっか行きたいなぁ。
大船山にリベンジしようかなぁ。
とにかく、どこかには登ろう037.gif
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by wakabanokimochi | 2014-01-06 23:13 | 登山 | Trackback | Comments(0)