ワカバノキモチ 朝暮日記 asakure.exblog.jp

趣味のことをいろいろと


by wakabanokimochi
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カテゴリ:読書( 154 )

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★★★<5段階評価>

作品紹介(Amazonより)--------------------------
群雄割拠の戦国時代。
九州は薩摩の戦国大名・島津貴久の四男として生まれた家久は、若年の頃より「軍法戦術に妙を得たり」と評価される程の戦巧者であった。
だが、兄弟の中で家久だけが、母親の違う出自の為に深い懊悩を抱えていた。
家久はその思いを払拭するかのように、大友宗麟、龍造寺隆信といった九州の名だたる大名と奮戦を繰り広げ、島津の九州統一の夢に奔命する。
しかし、天下人・豊臣秀吉と弟秀長が率いる大軍が、島津家の前に立ち塞がり―。
気鋭の著者が描く、書き下ろし戦国史小説。
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戦国時代の九州の流れが知れて面白かった!
家久のような非凡な武将の物語は読み応えがある。
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by wakabanokimochi | 2017-12-15 00:27 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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★★★★<5段階評価>

作品紹介(Amazonより)--------------------------
名門、六苑伯爵家の令嬢・燈子と、使用人の娘、美桜子。
数奇な運命にもてあそばれつつも、互いを思いやり、時に憎みながら、激動の昭和、平成を強くしたたかに生き抜いた二人の女性の生涯を描く。
6歳から96歳まで歴史に翻弄された、二人のヒロインの運命を描く大河ロマン。
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二人の女性の90年に渡る人生が波乱万丈に描かれています。
長編というほどではない物語の中に収められた彼女たちの人生。
この作品自体が、“長いようで短い人間の一生”の暗喩のようだと感じました。

美桜子の中にある嫉妬や妬みが時にどす黒くもあるのだけど、その奥に愛情がちゃんとあるのが感じられるのが温かくていい。
たくましさも感じる、優しいけど力強い作品です。
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by wakabanokimochi | 2017-12-08 17:04 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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★★★★<5段階評価>

作品紹介(Amazonより)--------------------------
あのルートを、たった一人で、しかも名もない日本人が登れるわけがない―
アラスカからヒマラヤへ、数々の難壁に初登攀の足跡を残してきた新進気鋭のアルパインクライマー奈良原和志が、そんな周囲の雑音をよそに、初めて目指した8000メートル峰が世界第四位のローツェ、しかも最難関の南壁ルートだった。
そこは伝説的な登山家トモ・チェセンの“疑惑の登頂”の舞台として、いまも世界の登山界で語り継がれる因縁の壁でもある。
心の通い合う仲間に支えられ、いわれない妨害を受けながらも、心の師であるトモの初登頂の真実を証明すべく、和志は自らの限界を超えて世界屈指の壁に立ち向かうが…。
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笹本さんの山岳小説は臨場感が素晴らしいので物語にものすごく没入できます。
8000メートル地点のスラブの凄まじさはわからないけど、自分が一番キツかった山登りとオーバーラップして、軽い疑似体験ができます。
スケールはだいぶ小さいけど、先日登った石鎚山の鎖場の怖さを思い出してしまいました(笑)。

サスペンスの部分も相まって面白いです。
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by wakabanokimochi | 2017-12-01 22:29 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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<5段階評価>

作品紹介(Amazonより)--------------------------
連合赤軍がひき起こした「あさま山荘」事件から四十年余。
その直前、山岳地帯で行なわれた「総括」と称する内部メンバー同士での批判により、12名がリンチで死亡した。
<中略>
いま明かされる「山岳ベース」で起こった出来事。「総括」とは何だったのか。
集った女たちが夢見たものとは――。
啓子は何を思い、何と戦っていたのか。
桐野夏生が挑む、「連合赤軍」の真実。
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読み始めた時は面白いと思ったんだけど、すぐにちょっと辛くなってきた。
この作家さんの作品はいくつか読んだんだけど、イマイチ私には合わないんだった…。

登場人物の性格付けがきっちり定まってない気がして、定まってないから言動に整合性がない気がする。
直前まで怒っていたのに急に冷静とか、直前まで穏やかに笑っていたのに急に泣くとか、感情のグラデーションが不気味で疲れた。
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by wakabanokimochi | 2017-11-15 23:54 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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★★★★<5段階評価>

作品紹介(Amazonより)--------------------------
勤め先はブラック企業、うつうつと暮らしていた潤。
日曜の夕刻、近所の夏祭で目に留まった金魚を持ち帰ったら、部屋に妖しい美女が現れて……!? 
金魚の化身に戸惑う潤。
だがそれ以来、商談が成立するようになり…。
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ともすれば憂鬱になるほど深刻で重い雰囲気とクスッと面白く和む雰囲気とが、絶妙に混ざりあった心地よさを生み出す荻原さんの空気感が大好きです。
この作品も泣き笑いしたくなるような絶妙さでした。
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by wakabanokimochi | 2017-10-31 22:14 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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★★★★<5段階評価>

作品紹介(Amazonより)--------------------------
少年「梗」を死の淵から救ったのは、竹から生まれた吸血鬼バンブーだった。
心優しきバンブーと、彼に憧れる梗との楽しくも奇妙な共同生活が始まる。
だが、バンブーにとって、人間との交流は何よりの大罪であった。
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チャラい系イケメン吸血鬼と物静かな知的系イケメン吸血鬼と女の子のような人間の少年の物語という、一部のマニアにはたまらない設定です。
私もこういう、異種族間の友情とも恋愛とも家族愛ともつかない物語が好きです。
異種族であるがゆえの越えられない壁、というのが私にとってどストライクのどハマリポイントなので、せつなくて心を鷲掴みにされました。


<過去の読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚
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by wakabanokimochi | 2017-10-25 00:16 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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★★★★<5段階評価>

作品紹介(Amazonより)--------------------------
「あんたの願い、叶えてあげる」
こんな神様、信じていいの――!?

デートの途中、突然時が止まった。
動かない街に現れたのは、「神」と名乗る見慣れない二人の男。
ペラペラまくしたてる二人に肩を叩かれ戻った世界は、あれ、何かが違う……?
面白さ、神話級! !
アヤしげな「神様」に願いを託し、叶えたり振り回されたりする人たちの、わちゃわちゃ神頼みエンターテインメント。
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ほんわか、ほのぼの、クスクス系の神様のお話。
万城目さんのこの路線の温かいおかしみが好き。
ちょっとほろっとする人情喜劇。


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by wakabanokimochi | 2017-10-14 23:40 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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★★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
小さい頃、私は「永遠」という言葉にめっぽう弱い子供だった――。
10歳から18歳まで。
ナイーブでしたたかで、どこにでもいる普通の少女、紀子の成長をめぐる、きらきらした物語。
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森さんは私よりちょっと年上だけどほぼ同年代。
だからか、この主人公の少女が抱く思春期特有の感情がわかりすぎるくらいわかって、なんだか、自分の思春期を見せられているような錯覚に陥りました。
彼女と私の身に起きる出来事は当然ながら全然違うものなんだけど、彼女の思いや取り巻く空気感や、そういったものがすごく似ていて、ノスタルジーがすごいです。


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by wakabanokimochi | 2017-10-06 00:19 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
きっと誰もが持っている、自分だけの「かくしごと」。
みんなには隠している、ちょっとだけ特別なちから。
別になんの役にも立たないけれど、そのせいで最近、君のことが気になって仕方ないんだ――。
クラスメイト5人の「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想い。
ベストセラー『君の膵臓をたべたい』の著者が贈る、眩しくて時に切ない、共感度 1の青春小説!
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中高生はものすごく共感するんじゃないかな。

今の学校生活、空気を読んだりクラスメートの顔色を確認しながら過ごすことが必須なんじゃないかと思うんだけど、そのせいで気を遣い過ぎたり消極的過ぎたり、逆に元気キャラで疲れたり。
そんな風に過ごすのはクラスで浮いたりいじめられたりしないための対策でもあるけど、仲のいい友達を思いやってのことだったりもする。

これは、仲の良い5人の少年少女たちが、お互いを大切に思っているからこそ時には傷ついたり悩んだりする優しい物語です。
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by wakabanokimochi | 2017-09-25 23:42 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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★★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
出張先は火山に、ジャングル、無人島……!?

耳に飛び込む巨大蛾、襲い来るウツボと闘い、吸血カラスを発見したのに、なぜか意気消沈し、
空飛ぶカタツムリに想いをはせ、増え続けるネズミ退治に悪戦苦闘する――。
アウトドア理系「鳥類学者」の知られざる毎日は、今日も命がけ!
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『NHKラジオ・夏休み子ども科学電話相談』の鳥類担当でもある川上先生の著書。
おやじギャグやオタクギャグがふんだんに散りばめられていて、とにかく面白い。
鳥の生態というよりは、鳥類学者の生態や苦労がよくわかる。
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by wakabanokimochi | 2017-09-23 00:05 | 読書 | Trackback | Comments(0)