2018年 06月 08日
名作!『おっさんずラブ』
最初から最後まで見どころだらけの最終回の、クライマックスではおおいに泣かされ、ラストのラストで息の根を止められました。
布団の上でゴロンゴロンと身悶えました。
すごいラストでした!
私の心はまだ冷静さを取り戻せず、仕事にもあまり身が入らず、風船でも飲み込んだような胸を圧迫される苦しさで毎日しんどいです。
もしまだ観ていない人はぜひ観てほしい。
全人類に観てほしい素晴らしいドラマでした。
愛に満ち溢れた作品でしたね。
ボーイズラブであることが取り沙汰されていますが、それが人気の要因のひとつでもあるとは思いますが、その部分だけをピックアップして興奮しているわけではないんですよね。
私たちが思春期からずっと観てきた少女漫画・恋愛ドラマの王道が、これでもかこれでもかと詰め込まれた純愛ドラマだから心が震えるのです。
今まで何万回と観てきたベタで王道なシーンの数々を、制作陣が茶化さず冷やかさず真剣に作り込んで、それを個性派・本格派の俳優さんたちが本気で全力で演じている。
そのどストレートさがどストレートに心に響いたと感じます。
悪意の人がひとりもいないのもいい。
それぞれが自分の恋愛にまっすぐで、ライバルを貶めようなんて意地悪は考えない。
それどころか、愛するひとのために自分は傷ついても身を引いたりしちゃう。
“人を愛するとは”ということが実直に描かれているので、そのピュアさに観ている側の心まで浄化されそうです。
続編も観たいし映画化もしてほしいです。
いろんなパターンの続編やスピンオフが作れる作品だと思うので、『渡る世間は鬼ばかり』みたいにシリーズ化してもらえませんかね。
それと、これは個人的な嗜好なんですが、ドラマの中で登場していない時間帯の牧くんが観たいです。
例えば、蝶子さんと春田くんが部長を尾行しているときに牧くんは何をしていたのかとか、春田くんがわんだほうで一人飲んでいるときに牧くんは何をして何を考えていたのかとか、春田くんと別れてからの牧くんとか、旅に出る準備をしている牧くんとか、ドラマでは描ききれていない牧くんの24時間×7話分が観たいです。
漫画とか描ける人はこの欲求を二次創作とかで埋めていくんですね、羨ましい。
私は妄想の世界に入り込むことにします。
円盤の発売が決定したのでさっそく予約しました。
夏くらいには公式からグッズがいくつか発売されるようで楽しみです。
天空不動産の社員証のピンバッチと、緑の竜のグッズもほしいな。
私の『おっさんずラブ』熱はまだまだ冷めそうにないです。
◆◆◆◆◆◆
これから下は、1話ごとの好きなシーンや思ったことをひたすら書いて発散していきます。
馬鹿みたいに長文だし、興味のない人にとっては(もしかしたら興味のある人でも)気持ち悪くて頭の悪い独り言が延々と続きますので読まなくて大丈夫です。ヽ(*´∀`)ノ
◆◆◆◆◆◆
【episode1 OPEN THE DOOR!】
- この第1話はほぼコメディ回。
- 全話を通して、登場人物の中で唯一春田だけがモノローグで自分の気持ちを吐露するので、彼の戸惑いがダイレクトに伝わってくる。
このときのクルクル変わる表情で可笑しみ倍増。 - トイレでの部長の「見た?」のシーンとか、フリスクをザラザラ出してガリガリ噛み砕きながら春田に近づいていくシーンとか、とにかく部長が面白すぎるw
- 春田と外回りをしている牧が、春田の人柄の良さを知っていくシーンが好き。
大雑把だけどおおらかで人当たりが良くて周りの人にすぐ気に入られる春田は、武川さんとは真逆の性格なんだよなぁ。 - 「部長から告白された」と春田に聞かされるちずが、相手が男性であるということをあまり気にしていないというのはこのドラマの肝かもしれない。
男同士の恋愛ということに敢えてあれこれ言及せず、サラッとただの恋愛ドラマとして描こうとしているのが、ややこしくもないし変にシリアスにならなくていい。
ちずの「誰かに想われるってありがたいこと」って言葉は深い。
このドラマの根幹かもしれない。
性別・年齢・肩書に関係なく、誰かを想い誰かに想われるドラマ。 - 春田のキャンペーンチラシのミスが発覚したときに、無神経な麻呂の言葉に何か言いそうになる牧の顔が好き。
- 春田が病院に運ばれたときの、春田を心配して春田にキレる牧の顔がいい。
そして部長と春田がただならぬ関係だと気づいた牧の顔も。
第1話から“牧のせつな顔”が見れます♪ - 無意識で思わず部長の頭をクシャなでしてしまう春田の、あの手付きと顔が一瞬セクシー♪
でも、あれはダメだよ、春田…。部長が勘違いしちゃってもしかたないよ…。 - ラストのキスシーン!牧の顔!
牧に「巨根じゃだめですか?」とか言わせているからコメディの香りは残っているんだけど、その後の展開いろいろを観たあとでは、ここはシリアスでせつない気持ちになる。
初見のときは若干面白シーン扱いだったと思う。
【episode2 けんかをやめて】
- ずぼらな春田のために牧が準備したと思われるネクタイが、色違いの似たようなチェック柄。
春田を恋愛対象と意識し始めたのでおそろコーデにしちゃったのかな♪ - 普段はすごくダンディなのに、春田のことを考えるとついついにやけちゃう部長がカワイイ。
- 残業しながら春田からのメールの返信を待つ牧、せつなさ全開。
牧は悲しいときほど笑ってごまかして、強がって感情を押し込めちゃう。
きっと子供の頃から“人とは違う自分”にコンプレックスを感じて、いっぱい悲しいことも経験してきて、だから一歩引いて我慢しちゃう癖がついちゃったんだろうな。
強がりの笑顔が見ていてツライ…。 - 思わずしてしまったキスのせいで春田が動揺しているのを感じた牧が、あのキスを冗談にしてしまおうとするのがまたなんともせつない。
春田の「男同士でキスとかマジありえねぇから」のときの牧の顔!
コメンタリーで遣都くんが「最低」とつぶやいているのも必聴。 - 部長と春田が本社の屋上でランチミーティングしている日、この日も春田と牧のネクタイは色違いの似たような柄。
それぞれのネクタイの中から似たようなのを選んでいる牧の姿を想像すると健気でかわいい。 - 「春田の好きなところを10個言えるのか?」という部長の挑発に「悪いところ10個言えますか?」と返す牧。
二人の人の愛し方の違いが垣間見える。 - 居酒屋わんだほうで牧と言い争いになって暴言を吐く春田。
動揺しているのはわかるけど、ちょっとその言葉はひどい。鈍感すぎる。ちずにビンタされて当然。 - ケンカのあと、探し回ってやっと牧を見つけた春田が「さっきはごめん」と謝るシーン。
春田は牧と違って思っていることをちゃんと言えるのがいい。
こうやってちゃんと謝ることができるのって春田のいいところだと思う。 - 「春田さんってなーんにも見えてないですよね」って牧は言うけど、牧が見せてないんだぞ?牧の臆病さも悪いんだぞ。
- 友達のところに行くという牧を腕を掴んで止める春田の、この腕の掴み方が好き♪
- 「可能性がないなら優しくしないでください」と涙目でいう相手に「友達として今まで通り普通に暮らせないかな」と言っちゃう春田。
それは残酷だよ、春田…。
「ずるいです…」ってそりゃ、牧も言うよ…。
素直にこういうことを言っちゃうところが春田のいいところでもあり悪いところでもあり。 - 牧から春田へのおでこのキスは、けじめのキスなのかな?最後のキスなのかな?せつない…。
ただ、美しいキスシーンだ。 - “考え方の違う者同士が一緒に住むということ”がこの第2話のテーマだった。
【episode3 君の名は。】
- あんな風にケンカしてギクシャクしていた春田と牧だけど、トラブル勃発でついついはずみで牧に泣きついてしまう春田。
いつものクールさで「知らないですよ」とあしらう牧。
「もう普通には戻れないです」と言われたことを思い出した春田は、いつもと変わらない牧の態度にたぶん少し安心して「けっこう普通じゃん」とつぶやきます。
そういうとこだぞ、春田!牧くんは頑張って普通にしてるの!心の中はまだグチャグチャなの!これが鈍感春田の鈍感なとこ! - 牧の、いつもは目上の人にはきちんと敬語を使って礼節をわきまえてるんだけど、ちょっとイラッとすると「うるせぇ」とか「ばか」とか舌打ちとかタメ口とかの暴言がついつい出ちゃうとこが好き。
- 会社の飲み会、春田と牧がルームシェアしていることをみんなの前で言う舞香さん。
武川さんの顔をチラッと見る牧。
このときの微妙な雰囲気に、初見の私は気づいてなかったかのしれないなぁ。 - 春田を見下ろしながら怒って文句を言う牧も好き♪
【episode4 第三の男】
- この第4話は他にも増して名シーンが多いと思う。
- キラキラふんわりエフェクトのかかった、朝食を作る牧の可愛らしさといったら!
- 「作りすぎちゃったんで」とぶっきらぼうに春田に弁当を渡す牧。
鈍感でデリカシーのない春田に怒っている牧だけど、好きな気持ちは変わらないからお弁当を作っちゃったんだね。
素直になれない癖のせいで「作りすぎた」とか言っちゃうんだね。 - 春田に対して急にグイグイくる武川さんが面白い。
- ちずにお願いをする春田と嫌がるちず。幼馴染の二人の距離感が見ていて微笑ましい。
- 家で夕食を食べながら春田と蝶子さんの話をしているときの牧。
春田へのいろいろな想いを抱えて言い方はぶっきらぼうだけど、春田のことを心配して親身に考えているところが健気で好き。
このときの顔とか佇まいが、この作品の中で1、2を争うほど好きだなぁ。
前髪の感じとか猫背の感じとか、あといつもルームウェアがちょっとだけオーバーサイズで萌袖なのが萌える♪ - 部長にはっきり言わない春田さんも悪いと言う牧。
「付き合う意志はない。恋愛対象としてまずない、ってちゃんと言いました?はっきり言わないことは優しさでも何でもないですよ」と。
これってそのまま牧自身にブーメランとして返ってくる言葉なんだよね。
だからつい伏し目がちになっちゃう。
春田はそんな牧の気持ちに気づきもしないから、正論言いやがってうるさいなぁ、くらいにしか思ってない。鈍感春田。 - 牧が片付けようとする食器にちょっかいを出す春田の仕草がなんか好き。
- 居酒屋わんだほうでの会社の飲み会。鉄板でやけどをして「あちっ!」って騒ぐ春田を心配してとっさに体が動いちゃう牧、愛だね♪
恋人同士のふりをしてやたらとイチャイチャする春田とちずの様子に、心中穏やかじゃない牧、顔がせつない。 - 春田とちずのイチャイチャを見て、気にしていないふりをしながらもせつなさが滲み出てしまう牧と、新たなライバル出現に悔しさをむき出しにする部長。本当に対象的な二人。
- テーブルの下で、誰にも気付かれないように牧の手をギューって握る武川さん。
それを偶然見てしまって驚く春田。
私も春田と同じくらい驚いて動揺して胸がギューンってなってしまった。
テーブルの上では、仕事の話を熱く語る武川さんとそれをみんなと一緒に真剣に聞いている牧という形なんだけど、テーブルの下ではギューっと握られた手。
濡れ場くらいのエロさを感じてしまった。
よく見ると、牧はその手から逃れようとしているのに武川さんが逃さないようにしている強引な雰囲気もなんかエロい。
ここ、すごく好きなシーンです。 - 居酒屋わんだほうの鉄平が悪徳業者に騙されたと知った春田がちずを心配するシーンの牧の顔!
- 春田の家に避難してきたちずに、牧がパスタを作ってあげたあとのやり取りは名シーンです。
「牧、俺も食べたい」からの「あげないよ」は何回観てもニヤニヤしちゃうでしょ♪ - 春田とちずの間に時々ふっと漂う雰囲気に、私までドキドキしちゃうけど、牧のことを考えると複雑な気分。
- 「牧、武川さんと手つないでた」とちずに話す春田。
その言い方や表情からは、安心感よりは寂しさが見て取れるんだけど、春田自身は自分のそんな感情に気づいてない。 - そんな春田とちずの会話を聞いてしまう牧の顔がまた!
風呂上がりで髪が濡れてるから捨て犬感が増してせつなさも倍増。
武川さんと手を繋いでいるところなんか絶対に見られたくなかっただろうし、相手が自分じゃなくて良かったって安心しているように聞こえただろうし、ちずとの仲の良さもツライ。 - 武川さんが「お前は今、不毛な恋愛に足を突っ込んでる」と牧に言う場面。ここも名シーン。
武川さんとしては、牧を取り戻したいという気持ち半分、愛する牧には傷ついてほしくないという気持ち半分なんじゃないかと思うのです。
そんな武川さんの気持ちを、きっと牧は丸ごとわかっている。
「俺ならあいつと違ってお前を傷つけたりしない」という武川さんに、淋しげな微笑みで「ですね」応える牧。
武川さんに戻れたらこんなに辛くないのにっていうのは牧自身が一番わかってるけど、春田を想う心をどうすることもできないんだもんね。
牧がもう自分には戻ってこないと悟った武川さんもせつないなぁ。 - 春田に「ごめんなさい」と言われて号泣する部長が可哀想で、私ももらい泣きで大号泣してしまった。
「ダメなのは俺が上司だから?それとも男だから?」との問いかけはせつない。
「人としても上司としても尊敬しているけど恋愛感情ではない」と春田に言われて、最後泣くのを我慢して我慢して、春田の尊敬する頼りがいのある上司に戻って立ち去っていく姿が健気で、また泣いた。 - 鉄平を騙した悪徳業者の事務所に直談判に行く春田と牧、久しぶりにネクタイがおそろコーデ。
冷徹バージョンの牧もカッコイイ♪ - 悪徳業者との契約は無効になったことをちずに電話で報告する春田と、その会話をそばで聞かされる牧。
悪徳業者の事務所では冷静で冷徹であんなにクールだったのに、春田のことではすぐに心が乱れちゃうね。 - 春田とちずが付き合えば幸せだろうと牧の中で勝手に結論を出して、春田から離れようとする牧。
武川さんとこに行くって言うけど、このタイミングで武川さんのところに行くっていうのは元サヤに収まるということなわけだから、牧は本気で春田を忘れようと思ったんだな。
そして、武川さんが元カレだと聞かされて動揺する春田。
からの、半裸バックハグ!いやぁ~ん♪名シーン!
【episode5 Can you "Coming Out"?】
- 武川さんのところに出ていこうとする牧を、思わず半裸のバックハグで引き留める春田。
構図が素晴らしい♪
まさか春田の方から抱きしめられるなんてことがあるとは思ってもいない牧の動揺した顔とか、立っているのがやっとというよろめき具合がいい。 - 「俺と付き合ってください」と勢いで言ったら思いがけず「はい」との返事をもらって、これまた驚いている牧の顔♪
今夜の牧は思考が追いついてないと思う。 - 「牧にとって俺は彼氏なの?彼女なの?」と春田がゴニョゴニョと訊いてくる感じに「何言ってるんですか?」と嬉しそうにニヤついてる牧の顔がかわいい!
お風呂でニヤニヤしちゃうかな?嬉しくて泣いちゃうかな?急な展開に呆然としちゃうか、春田は状況に流されてOKしただけだとまた勝手に決めつけてせつない顔をしてるかな? - 付き合いだしたものの、人の目を気にする春田の言動のせいで牧はまだまだ心からの幸せを感じきれないね。
- 「えー!檸檬ちゃん、付き合ってんの~!!」とウダウダ言う春田を、蔑むような目で見る牧のドS感がいい♪
- 「飯、行こうか?」のときの武川さんの足~w
- 武川さんと牧が出会ったエピソードのときの牧は、今の牧より少し幼く華奢に見えるのがすごい。
そして、自分に自信がなくて縮こまってて内向的な雰囲気が今の牧とは全然違うのもすごい。
自信があって仕事に対する信念みたいなものもあって冷静でクールでドSな牧は、武川さんとの恋愛の中で出来上がっていったんだろうな。
別れてしまったけどいい恋愛だったんだろうと思う。 - 「俺があいつじゃなきゃダメだから、牧から手を引いてください!」と春田に対して土下座する武川さんの本気に胸打たれる。
武川さんは部下に土下座するなんて屈辱的なことは大嫌いだろうに、どんなに無様を晒しても牧のことが好きなんだね。 - 春田を好きな夫のために離婚を受け入れて、振られて落ち込んでいる夫を慰めて、その恋を応援する蝶子さん。
彼女もまた自分の恋心に一生懸命向き合おうとするひとり。 - 春田の服を買うためにショッピングに出かける春田と牧。
全話を通してせつなさや辛さや悲しさばかりの牧が、このときは幸せそうで楽しそうでこちらまで幸せになるよ。
「牧と行きたいラーメン屋があったんだ。行こう」と言われたときに、春田には見えないところで嬉しそうにほころぶ牧の顔がいい。
だけど、ホント、数少ない幸せな時間なのを私は知ってるから少し悲しみがよぎっちゃう。 - ちずの話をする春田、そして「あんまりくっつくなよ」と人の目を気にしてしまう春田に傷ついて怒っちゃう牧。
「俺は春田さんにとって恥ずかしい存在なんですか!?」ってこんな悲しい問いかけ、ある? - パンケーキ屋さんでデートする麻呂とちずだけど、ちずは春田の話ばかり。
傷つく麻呂だけど、「春田さんみたいな超絶鈍感な人にはどストレートに言わないと一生伝わらないですよ」とちずの背中を押して「じゃ!」と颯爽と去っていく。
麻呂、めっちゃいいヤツだった!
空気が読めないただのチャラ男だと思ってた!ごめん! - ちずが春田のことを好きだと自覚した矢先、春田から牧と付き合っていると打ち明けられるなんて、王道だけどせつない。
「春田も好きなの?」とちず聞かれた春田が「…うん」とはにかんだ顔、傷ついたまま仕事に言っちゃった牧に見せて安心させてあげたい。 - 「世間はいつだってうるさいです。でも、結局は、今の自分たちにとって一番大事なのは何かってことだと、僕は思います」という牧のセリフにグッときた。
牧にとって一番大事なのは春田の幸せなんだよね。 - 蝶子さんを慰める麻呂、さりげない優しさがちょっとカッコイイ。
- 「ちゃんと好きになってもらえるように、俺、頑張りますから」って言う牧から、すぐに傷つかずに強くなろうって前向きさを感じる。
そして「俺にとって牧と一緒にいることは全然恥ずかしいことじゃないから」って言われたときの牧の顔に、“ちゃんと相思相愛になった”っていう安心感が一瞬よぎったように見えて、牧の恋がちゃんと成就したようで観ていて嬉しかったな。 - 帽子をポン、からの、牧のはにかむ顔、からの、追いかけっこの流れとか、キュンキュンするわ♪
- ラスト、いきなりカミングアウトした春田に手を掴まれて、動揺でよろめく牧。
すぐに動揺するし、すぐに傷つくし、我慢して感情を押し殺しちゃう、それが牧の本質なんだろうな。
冷静で仕事ができるクールさは、本心をさらけ出さないための牧の鎧なんだろうなって感じた。
【episode6 息子さんを僕にください!】
- 牧が倒れる直前の、さりげなく体調悪い感じが自然で、どこかアンニュイですごく好き♪
- 風邪で寝込んだ牧のために、料理とかしたことない春田がおかゆを作ってあげようとするなんて、春田、牧のことめっちゃ好きやね?
春田も牧も気づいてないかもしれないけど、めっちゃ好きやん。
で、春田が作った得体の知れないものを不味そうに食べる牧も、春田のことめっちゃ好きやん♪ - 春田に長文メールを送って悶々とする部長がかわいい。
- 「牧の代わりにお客様とモデルルームに行ってほしい」と春田に指示する部長が、嫉妬で“牧”という名前を口に出したくない感じもかわいい。
- 「人を好きになるのに歳も性別も関係ない」っていう麻呂の言葉はこのドラマの本質だよね。
- 風邪で休んだ牧のところにこっそりお見舞いに来る武川さん。
二人だけしかいないところでの会話や仕草で、この二人の付き合っていたときの関係が垣間見えちゃうね。
牧は「政宗」って呼び捨てにしてたんだね。
そのうち春田のことも「創一」になるのかな? - 自分の幸せより春田の幸せを考えている牧を目の当たりにして打ちのめされる武川さん。
牧もせつない。武川さんもせつない。 - 春田に猛烈アピールを開始した部長が健気でかわいい。
おもむろにリンゴをむき出す部長と、それを真顔でみる春田の、この二人の間とか空気感が面白い。
「相手が牧なんだもん。男なんだもん。そりゃ、火がついちゃうでしょ!」ってなんてかわいいセリフ♪ - 春田に告白してもいいかと牧に尋ねるちず。
付き合っている二人の邪魔をするつもりはないけど、自分がすっきりするためにただの自己満足で告白したいんだと。
ちずが告白なんかしたら春田はちずの方へ行ってしまうかもしれないから、本当は、告白なんてしないでください、僕たちをそっとしておいてくださいって言いたかったと思うんだよね。
だけど自分がそれを言う権利はないし、選ぶのは春田だからと思っているし、ちずを選ぶことが春田の幸せっていうのもいつも心のどこかにあるから、だから「俺は大丈夫ですよ」って言っちゃうんだよね。
だけどちずを見送る牧の顔は、やっぱり「告白なんかしないで!」って泣きそうじゃん。
こっちまで泣きたくなるわ。 - パジャマでベッドで本を読んでる牧の姿が、まぁ可愛らしい。
そのあとの「腹減ったんで俺も一緒に食べようかな」の仕草も、まぁ可愛らしい。
なのにそのあと春田に無理やりキスする豹変ぶりに、ズキュンとやられる…。
春田の首筋に添えられた手! - 無理やりキスされて動揺しまくっている春田を見て、また少し寂しくなっちゃう牧の顔がまた…。
このテーブルで向かい合って話すシーンは全部好きだなぁ。 - 「春田さんは本当に俺でいいんですか?相手が俺で」って訊いたときの春田の「いいよ、それは」って言い方がすごくいい!
牧を気遣って言ってるんじゃなくて春田の本音だって感じがちゃんと伝わってくるからいい!
牧もこれを訊くのってすごく勇気がいったと思うんだ。
嬉しくてニヤつくのを我慢している牧が可愛いね♪ - 「春田さんが初めてなわけじゃないし」のあとのちょっと嫉妬が浮かんだ春田のふてくされ顔もかわいいね♪
牧もあの顔を見たら嬉しくなっちゃうよね♪ - 牧の実家でのくだり、面白いね~w
お父さんが面白い!妹が春田のタイプのロリで巨乳なのも面白いw
牧が春田の太ももをテーブルの下でギューってするイチャイチャがいい♪ - 牧ママと妹が春田に、お風呂に行ったお父さんの背中を流しておいでって言ってるとき、牧はニヤニヤしながらその状況を楽しんでるのが面白い。
“春田さんの言うとおり、そんなタイミングじゃないな”って顔してるもんw - 牧の家からの帰り道、牧の家族ともっと仲良くなりたいという春田の言葉がものすごく嬉しいのに、嬉しいのを顔に出せない牧の不器用さが可愛くもありせつなくもあり。
妹が可愛かったなとデレる春田に「ほんっと、油断ならない!」と怒ることはできるのにね。 - 春田が家族に会ってくれたことで少しは安心できたと思ったのもほんの束の間、春田にちずから電話がかかってきて、春田はわんだほうへ。
一気にまた不安になってしまう牧。
牧の幸せな時間はほんとちょっとだったな…。 - 一人で家に帰った牧は、たまたま帰って来ていた春田のお母さんと遭遇。
何も知らないお母さんは「早くちずちゃんと一緒になって孫の顔を見せてくれたらいいのに」と普通のお母さんの願望を言っちゃう。
今の牧にとってその言葉は、春田と離れる決意を後押ししてしまうよね。 - 泣き顔を見られまいとして「じゃあね」と行こうとするちず、その手を掴んで引き止めて泣き顔を見てしまう春田、「いや、これは違うから」と強がるちず、思わず抱きしめる春田。
という一連の流れに、思わずこっちの胸がズキューンとしちゃったけど、その様子を牧が見てるから!
もう!牧とちゃんと付き合おうとしてたんじゃないの!ちずの泣き顔にほだされるのもわかるけど!
わかるからつらいな…。
でも、やっぱり春田はちょっと優柔不断すぎ!牧が可哀想! - つらすぎるラスト。
洗濯のこととか怒って言ってるようだけど、春田が一人になってもちゃんと生活できるように教えてあげてるんだよね。
悲しさをごまかすために怒ったふりをしてるんだよね。
怒った顔、怒った言い方は牧の鎧だからね。
「春田さんといても苦しいです」ってなんて辛い言葉。
泣きながら言う「春田さんなんて好きじゃないです」って言葉ほど説得力のある“好き”はないよね。
だけど鈍感春田は、牧の言葉をそのまま受け取って牧を出て行かせてしまうんでしょ!
もう!春田のバカ! - そして『1年後』のテロップのあと、台所に立つ部長とおちゃらける春田のショット!
展開がジェットコースター過ぎて心がぶっ壊れるわ!
【Final episode HAPPY HAPPY WEDDING!?】
- 最初から最後まで見どころだらけの最終回。ついに最終回…。
- 牧は、自分と別れてすぐダメダメになった春田が、部長と暮らし始めたらだんだんちゃんとした人になっていくその変化を、どんな気持ちで見ていたんだろ。
- モノローグで春田は「牧とは元の先輩後輩に戻った」って言ってるけど、牧の顔は全然春田を忘れてないよ。
まだせつない顔してるじゃん…。春田には見えてないかぁ…。 - ゴシップ好きの舞香さんが春田にズケズケと訊いてくれたおかげで、春田と部長は一緒に暮らしているけど付き合っているわけではなくてプラトニックな関係、というのが牧に伝わった!
牧の、すこーしだけ嬉しさエッセンスが混じった驚き顔が印象的。
舞香さん、ナイスです! - 部長と買い物に出かけている春田の私服が超絶ダサい!w
- フラッシュモブのシーンも超絶ダサくて見てるのが辛かったw
ちょっと前に話題になった“共感性羞恥”の傾向がある私は、あのシーンは直視できなかったw
だけど、部長のプロポーズを覚悟が固まっていないのに春田がOKするには、フラッシュモブが最適なんだよね。
あの状況では優しい春田は断れないもの。
部長の作戦勝ち、経済力のなせる技。 - 舞香さんが誰よりも早く、一番に恋愛成就♪
- 麻呂と蝶子さんもいい雰囲気♪大人っぽく見える髪型にしている麻呂は健気だね。
「好きすぎてヤバイから結婚するんですよね?」って麻呂の言葉に「まだ子供だね~」って笑う蝶子さんだけど、そういう純粋な麻呂と一緒にいて楽しそう。 - 上海転勤になる春田の仕事を引き継ぐために、春田と一緒にお客さんへの挨拶回りをしている牧は、完全仕事モードで一見普通に見えるけど。
「あとは電話で挨拶するわ」という春田に「できるだけ一緒に回りませんか。その方が俺も助かるんで」って、仕事に真面目なふりをして実は春田と少しでも一緒にいたいんじゃんね…。 - 自分の気持ちを抑え込んじゃう牧の背中を武川さんが押してくれる。
壁ドンや言葉は激しいけど、牧を想う気持ちはどこまでも優しい。
「相手の幸せのためなら自分は引いてもいいとか、どこかのラブソングかよ。そんな綺麗事じゃないだろ、恋愛って」って言うけど、自分も牧の幸せを一番に考えてるじゃん。
最高に素敵な元カレです。 - 結婚準備を楽しそうにしている部長とまだ腹が決まっていない春田。
春田の優柔不断は人を傷つける。その優しさが春田の愛すべきところでもあるんだけど。 - 居酒屋わんだほうでの春田と部長の結婚前祝い飲み会、途中でこっそり抜ける牧。そりゃ、辛くていられないよね。
追いかけてきてくれたちずに「見てるのが辛いんでしょ」と言われても「まさか」とごまかす牧だけど、「私は辛かったよ。だけどいつか春田なんか比べ物にならないくらいのイケメン執事と結婚するって決めてるから」と前向きなちずに慰められる牧。
同じ男を想っていた戦友の前で「つれ~!」とやっと弱音を吐くことができた牧に私は感涙。
弱音を吐けてよかった! - 牧は、ノンケの春田をこちらの世界に巻き込むのが怖くなって別れたのに、ちずと普通に結婚して普通に生きるのが春田のためと思って別れたのに、結局部長と結婚するとか、そんなん牧にとって残酷な展開だよね。
悲しすぎる。辛い。 - 牧の背中を押した武川さんが春田の背中も押してくれる。
本当に素敵な上司で、素敵な元カレ。 - 1年経ったら麻呂がお客さんにちゃんとお辞儀して挨拶とかできるようになってるw
そして、“はるた”を下の名前だと思っていたことが判明w
麻呂、面白すぎ!かわいいw - 牧から呼び出された春田が、スマホを会社に忘れて待ち合わせ場所に行こうとして、その途中で道に倒れた病人に出くわしてしまうとか、これ、絶対このあとせつない展開のやつじゃん…。絶対すれ違うやん…。
- 結婚前夜の部長から春田への手紙は別れの手紙みたいだね…。
- 結婚式で「誓いのキスを」と言われてから、牧とのキスや牧と過ごした日々が脳裏に蘇ってきてしまう春田は、やっと自分の気持ちに気づく。
遅いよ、春田!早く気づいてよ!部長も可哀想じゃん!
だけど、気づいてよかった! - 「神さまの前で嘘はつけないね」と言って春田を牧のところへ送り出そうとする部長は、披露宴をキャンセルしたとか自分は嘘をついて、なんてなんてかっこいいの!
この人も春田の幸せを一番に考えて自分は引いて、なんて深い愛なんでしょう。 - 披露宴会場で待つみんなの前で「振られちゃった」と笑って言う部長、素敵です!
- 道の“あちら側”から牧を見つけて道の“こちら側”に走ってきた春田に牧が言う「俺といたら幸せになれませんよ」という言葉は、今までの身を引くための言い訳ではなくて「それでも俺でいいんですか!?」という覚悟を突きつける強さを感じる。
牧も春田も、やっとちゃんとお互いに向き合えて自分の気持ちとも向き合えて、本当に良かった! - 牧の、今までの辛さを全部押し流すような声を出さない溜めた泣き方が、もう私の胸にガンガン響いて大号泣です。
「ただいま」ってずっとずっと言いたかったんだね。言えてよかった! - 部長はもう春田の手には触らないんだ。
でも、いい恋の終わり方だった。部長が大人だったからだね。
武川さんも素敵だった。 - 麻呂と蝶子さん、舞香さんと鉄平さん、ちずとイケメン執事、みんな新しい恋に踏み出してみんなが幸せそうで本当に素敵。
愛で満ち溢れたドラマだ。 - 最後のイチャコラ、マジやばーい!!
「聞けよ!」って命令口調の牧とか、投げられた服を全力で投げ返す牧とか、「もう我慢しないって決めたんで」からのキスとか、はねのけられて少し寂しい顔をする牧とか、「んなわけねーだろっつうの」からの春田からいく優しいキスとか、もうマジやばい!!息ができん!
悶々とするーー!