2018年 03月 10日
【読書】 鬼畜の家 / 深木 章子
★★<5段階中>
作品紹介(Amazonより)--------------------------
「おとうさんはおかあさんが殺しました。
おねえさんもおかあさんが殺しました。
おにいさんはおかあさんと死にました。
わたしはおかあさんに殺されるところでした……」
我が家の鬼畜は、母でした――。
保険金目当てに次々と家族を手にかけていく母親。
唯一の生き残りの末娘娘の口から明らかになっていく、母の異常犯罪とは!
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物語が進むにつれて明らかになっていく犯人の心理や手口の意外性(大どんでん返し感)は面白かったけど、犯人が鬼畜になっていく過程や動機があまり描かれていないので唐突すぎる感じが少しした。
狂気のエキスも少なめで若干物足りなかった。
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