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【読書】 君の膵臓をたべたい / 住野よる

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★★★★<5段階評価>

CMでの作品紹介---------
「だから私は君の膵臓をたべたい。」
「もしかして、その君っていうのは僕のこと?」

他人には興味を持たず孤立している僕。
天真爛漫な性格で、人気者の彼女。
同じクラスだけど、それまで接点のなかった僕と彼女。
そんな二人があるきっかけから、
お互いがお互いを変えていく存在になっていく。
「愛してる」より素直な言葉を、僕らは知っている。

君の膵臓をたべたい------
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少し前の『ダ・ヴィンチ』で紹介されていて、このインパクトのあるタイトルが気になっていた作品。

タイトルだけ見るとグロテスクな猟奇的な印象を持つかもしれないけど、実は真反対の、装丁のままの淡くてせつない青春グラフィティ。
「恋愛モノ」とは一言では片付けられない、彼と彼女の絶妙な距離感がなんともせつない作品。

そんな彼らの動向を温かく見守ろうという心持ちで読み進めていると、胸の奥を殴られたような思いがけない展開に衝撃を受ける。
そこからは落涙必至なので、電車やカフェなど人前で読むことはお勧めできない。

「泣ける・泣けない」を作品の善し悪しの基準にするつもりはない。
が、彼らがお互いを求め合う強い思いや、彼らの辿る運命や、彼らが殻から抜け出そうともがく姿に、自然と泣かされてしまった。
とても悲しいけれど悲しいだけじゃない、強い作品。


<これまでの読書感想はこちら → 備忘録代わりの読書感想ブログ ワカバの本棚

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by wakabanokimochi | 2016-01-14 13:29 | 読書 | Trackback | Comments(0)