ワカバノキモチ 朝暮日記 asakure.exblog.jp

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by wakabanokimochi
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初めての朝駆け <牧ノ戸登山口~久住山~稲星山>

「朝駆け」で久住山に行ってきました。
「朝駆け」っていうのは、ご来光を見るために夜中に出発すること。
前回の山登りのときに「朝駆け」という言葉を初めて聞いて、ネットで調べたらみんな普通にやってることだと知って、そしたら私も行きたくなってしまいました。
いつか行こうと思ってヘッドランプは買ってたし。

19日が中秋の名月なんだけど休みを取れなかった。
名月とご来光のセットがベストだったんだけど、そう都合よくはいかないか。
中秋の名月だったら他に人がいるだろうから、それはそれでなんかイヤだし、まぁ、いいか。
一人で山登りをするとき、山にたった一人はイヤだけど、人がたくさんいるのもイヤなのです。
なので「ほぼ満月」「ほぼ名月」の月を見ながら登りました。
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スマホカメラじゃきれいに写らんな。

駐車場にはすでに10台以上の車が停まってます。
みんな朝駆け?
車中泊で早朝出発?

5時50分くらいが日の出時刻で、その直前の空のグラデーションが美しいらしいので、5時過ぎには山頂に到着していたい。
暗くて歩きづらかったらいつもより時間がかかるかもしれないし、他のパーティーと同時になるのはイヤなので、少し早めの2:30に牧ノ戸登山口を出発。

月明かりがあるとはいえ、夜の山の中はちょっと怖い。
事故か病気で亡くなったのか、登山道や避難小屋で花が手向けられているのを見たこともあるので、そんなことを思い出したらちょっと怖い。
足音や話し声が聞こえるのに人の姿がなかったらどうしようとか、想像が膨らむ膨らむ(笑)。
どうしても怖かったら引き返そうと思って出発したけど、山頂での月や星や日の出がどんなか、好奇心の方が勝ちました。

暗い中での沓掛山の岩場越えが少し不安だったけどなんなくクリア。

1時間ほど歩いて、西千里浜を抜けた岩場の手前で10分ほどの小休憩。
ちょっとライトを消してみる。
風はなく、自分の息遣いしか聞こえない。
じっとしてたら、「しーん」っていう静寂の音が聞こえるほど。
空にはほぼまんまるの月。
月明かりに照らされた山々のシルエット。
昼間とはまた表情の違う、静かな自然。
すごい。
ちょっと感動。

後ろからくるライトが見えていたけど、星生山に分岐して登っているのが見える。
さぁ、ここからノンストップで久住山に向かおう。

久住分かれの避難小屋の手前のガレ場が歩きにくい。
明るいときに歩きにくいところは、暗いともっと歩きにくいのね、当たり前だけど。
あと、ライトの明かりじゃ黄色のペンキマークが見にくくて、どっちに行けばいいのか一瞬迷ったりする。
そういう新たな発見があるのも楽しい。

久住山手前のガレ場も同様で、歩ける幅が広い分、方向を見失いそうになる。

そして、4:42に久住山頂に到着。
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まだ真っ暗。
日の出まで1時間以上ある。
早過ぎた(笑)。
下のほうに歩いているライトが見えてるけど、みんな中岳に向かってるみたい。

山頂は風が強い。
時間が経つにつれて風が強まって寒い。
かなり寒いと聞いていたので、フリースとネックウォーマーとホッカイロを持参して寒さ対策は万全。
常に携帯しているレインウェアも着て、さらに岩場の影に身を潜めて日の出の時を待つ。

東の空が、濃い朱色からオレンジ、黄色とその色を変えていく。
久住山の山頂標と稲星山と中岳。
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次第に地上と空の境目がはっきり見え始める。
ああ、地球って丸いんだなってわかる。

そして、5:55、ご来光。
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まぶしくてあったかい。
太陽、スゴイ。
昔の人が神様だと思ったはずだ。
拝みたくなるもん。

お日様が出きったところで朝ごはん。
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ランチパックとモーニングコーヒー。
あったかいコーヒーが飲みたいな。
ガスコンロみたいなの、欲しいな♪

そして地図の確認。
稲星山に行こうと思うんだけど、道がイマイチわかんないな。

6:36、久住山を出発。
稲星山へのルートを意識しながら歩いたはずなのに、中岳への分岐まで来てしまった。
久住山からまっすぐ行く道があるはずなんだけど見落としたみたい。
池ノ小屋に行ったことがなかったのでひとまず行ってみることに。
そこで稲星山へのルートを発見。
ちょっと遠回りになったけどその道を行くことにしました。

人が歩いた形跡と道筋はあるけど目印らしきものはないので、歩き出したはいいけど少し不安。
草がぼうぼうだし。
でも間違ってはなかったみたいで、無事、中岳からのルートと合流しました。
稲星山の手前のガレ場はけっこうな急勾配。
風は強いし、バランスを取りづらくて歩きにくい。
しかも、長い。
みーちゃんのお母さんが、「稲星山は、山頂は見えてるのになかなか辿り着かない」って言ってた意味がわかった。

しんどかったけど、7:41、稲星山頂に到着。
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なんか荒涼とした場所だった。

鳴子山に行こうと思うんだけど、どれ?
地図を見るけどよくわからん。
地図を見るの、苦手なんだよなぁ。
命取りになるな(笑)。

辺りを見回していたら、久住山方面と思われる登山道が見える。
たぶん、最初に歩きたいと思っていたルート。
久住山のどの辺りに出るのか知っていたいので、これを行くことにしました。
鳴子山はまた今度。

7:50、稲星山を出発。
こっち側の下りも急。
でもガレ場ではないのでそこまで歩きにくくはない。
しばらく歩くと南登山口からの道に合流。
ここから久住山方面に登る。
急登…。
赤川登山口からのルートを思い出す。
こっち側(熊本側)からの久住山は傾斜がキツイんだな。
登っても登ってもまだ登り。
どのくらいの距離なのか知らない分、余計にツライ。
でも、楽しい(笑)。
冒険してる!って気分になる(笑)。

8:39、よっしゃ、登りきった!と思ったら、久住山頂のほんの手前だった。
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久住山から稲星山に行ってまた久住山に戻るって、ちょっとアホっぽい(笑)?
でも道はわかったのでよしとしよう。

見落とすはずだわ。
急勾配すぎて、上から見たらただの崖だもん。
ペンキマークを見落としていたのはミスだけどね。

ほどよく疲れたので下山することにします。
花の写真でも取りながらのんびり帰ろうと思ったけど、あんまり咲いてなかった。

リンドウを一番見たかな。
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今が見頃みたい。

この黄色い花もたくさんあった。
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買った本で調べたけど名前はわからん。

アザミっぽいけど葉っぱが違うな。
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やっぱり名前がわからん…。
普通のアザミよりフワフワしている。

西千里浜から見た久住山と星生山。
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急激にお腹が空いてきたので、沓掛山のところの展望台でお昼ごはん。
食べ終わった頃に、中学生の遠足グループが休憩のためにわんさか集まってきました。
めんどくさっ!
きつーい!あつーい!とわいわいしてる。
先生も大声でなんか注意事項を叫んでるし、そそくさと退散しました。

ここからの下りは膝が笑い始めるので、ストックを使うことにします。
そして、11:02、牧ノ戸登山口に無事下山。
ご来光待ちが1時間以上あったけど、全行程約8時間半でした。

お昼を食べたばかりなのでソフトクリームは今日は食べずに直帰。
夕方まで爆睡しました。

初めての朝駆けはいい勉強になりました。
暗い山登り、寒さ対策。
稲星山にも行ったし、久住山の新ルートを経験できたのもよかった。
次は月明かりのない夜の満天の星空も見たいと思います012.gif
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by wakabanokimochi | 2013-09-19 00:55 | 登山 | Trackback | Comments(0)